ヴァイスホルン登山とツェルマット周辺ハイキング(2006年夏)

再びシュヴァルツゼーの展望台と湖(2006年7月27日)

シュヴァルツゼーに映るオーバーガーベルホルン

シュヴァルツゼーヘ

お留守番組は、6時ごろに起床。今朝2時30分ごろにTAKUMIが「パイパイ」と言って起き、たぬ不在のためもらえないので朝方5時ごろまで泣いて荒れ狂い、疲労困憊している。たぬが作りおいた焼鮭とブロッコリーとごはんなどで朝食をとる。
外を見ると快晴であり、疲れていても部屋にこもっているのはもったいないのでシュヴァルツゼーに行くことにする。

雲ひとつない快晴。今日のマッターホルンは赤く染まってきれい。

赤いのはほんのわずかの時間だけで20分後には赤みは消えてしまった。

しかし、朝食と準備に手間取り、NAOMIがサングラスの忘れ物をして村内バスに乗り遅れたりのアクシデントが重なり、結局、歩いてクライン・マッターホルン方面のゴンドラ乗り場までの1.5Kmを歩いていくことになった。
7時47分に部屋を出発し、朝のメインストリートを歩いていったが、人通りも少なく歩きやすくて楽しかった。

8時前なので店も開いておらず、昼間や夜はにぎわっているツェルマットのメインストリートも人通りが少なくて静かだ。

ホテル・モンテローザの壁面のエドワード・ウィンパーの記念プレートにあいさつして通る。

教会の前も人影がない。

マッター・フィスパを左に見ながら、ひたすら人影のない朝の道を歩く。朝の空気がひんやりとして気持ちよい。山岳リゾートで快晴でロープウェイ等も動いているのにまだみんな部屋の中にいるようだ。早起き(早出)は三文の得。

3年前に登ったがまた登りたくなってくる。

NAOMIは元気一杯。きのうの夜中のTAKUの大泣きも別の寝室でたっぷり気づかずに寝たので元気です。

ゴンドラ駅には8時7分ごろに到着し

、フーリでゴンドラを乗り継ぐ。

TAKUはゴンドラやロープウェイに乗ると「ブラーンブラーン」と機嫌がよい。でも午前中に上りのゴンドラに乗ると必ず寝てしまう。乗り物の気持ちが良いのか、高度が上がるので酸素不足で眠くなるのか、それとも、、、、

ゴンドラは、マッターホルンへ向かってまっすぐに急に登り、シュヴァルツゼーに近づいていく。

マッターホルンのヘルンリ尾根には、ヘルンリ小屋が見える。

シュヴァルツゼー展望台

8時30分ごろにシュヴァルツゼーに着く。ゴンドラを降りたところからマッターホルンを眺める。

24日にも来て素晴らしかったが、今日の快晴はそれにもまして素晴らしい。でもまたTAKUはゴンドラで寝てしまった。

まだゴンドラで上がってくる人は少ない。

シュヴァルツゼーからはオーバーガーベルホルンとヴェレンクッペがとてもきれいにみえる。

ヴァイスホルンは前衛峰の奥に山頂部分だけがみえている。たぬはもう見えているところを登っているのだろうか。

雲ひとつなく、マッター谷をはさんで、ドムやターシュホルンまでクリアに見える。

シュヴァルツゼーならではの迫力ある眺めは、オーバーガーベルホルンだけでなく、ダン・ブランシュについても見られる。写真では順光で写真としてはいまひとつだが、登ってみたくなる。

ゴルナー氷河の奥にモンテ・ローザもみえるが、距離が遠いのでかすんでしまっている。左側の岩山が、岩登りの練習によく使われるリッフェルホルンである。

まだ9時前なのでホテルレストラン・シュヴァルツゼーに人影はない。

マッターホルン頂上部。もう登頂している人もいるだろう。今日はすごい眺めだろう。

ゴンドラであがってくるハイカーたちは、みなヘルンリ小屋へのルートを歩いていく。子供2人を連れてあがる元気はTADAにはなし。

ツィナール・ロートホルンはゴルナーグラードのほうから見るのとは異なり、突き出た牙のような迫力ある山頂部の様子をみせてくれる。

ここシュヴァルツゼーからは、自転車(マウンテンバイク)で下ることのできるコースもあるようだ。NAOMIたちが大きくなったらやってみたい。

シュヴァルツゼーを1周して風景を楽しみながら写真撮影をする。
登山の条件としては最高と思える。ヴァイスホルンをみてたぬの登頂成功を祈る。
今日は、羊たちがまだ放牧されていないのでNAOMIの士気は低下気味。すぐに疲れたと言い出す。
しかし、シュヴァルツゼーのお魚をみて元気回復。楽しく1周する。

有名で小さなシュヴァルツゼーの教会

中にも入ってみました。

湖畔からゴンドラ乗り場まで坂を登る。ゴンドラ駅まで戻ると9時15分であった。ツェルマットに戻ることにするが、

帰る前に記念撮影。天気が良すぎてサングラスをはずすとまぶしい。TAKUはまだ、、、、寝ている。

たぬはもうそろそろヴァイスホルン頂上近く、、、、、のはず、、、、、、だといいな。

はるか下のツェルマット

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