フィンスターアールホルン登山とスイス中部観光(2008年夏)

ベルンのバラ園とクマ園(2008年7月21日)

世界遺産のベルン旧市街

留守番組は、世界遺産になっている首都ベルンへ行った。バラ園とクマ園をみてから旧市街を歩いた。バラ園からのベルン旧市街の眺めは素晴らしかった。

ベルンへ

今日は、山の天気は今ひとつ。世界遺産でもある首都ベルン[Bern]観光に行くことにする。ベルナーオーバーラント鉄道(BOB)のグリンデルワルト[Grindelwald]から乗車し、アイガー北壁を眺める子供たち。

ツヴァイリッチーネン[Zweilutschinen]駅にグリンデルワルト[Grindelwald]を出発した列車が先着し、ラウターブルンネン[Lauterburunnnen]からの列車が入線して、連結する。

まもなくガッチャン。

いつも下車して、子供と連結作業を見学する。すぐ出発するから急いで乗る。

インターラーケン[Interlaken]でスイス国鉄(SBB)に乗り換えてベルン[Bern]へ8時55分に到着。乗車したインターシティはバーゼル[Basel]経由でドイツのベルリンまで直行するドイツの新幹線ICEであった。

ベルン[Bern]駅は半地下なので列車がきれいに撮れない。

さすがスイスの首都だけあって、駅付近の留置線も多い。

駅前の屋根がガラスでできたターミナルから市電とバスを乗り継いで、まずはバラ園[Rosengarten]に向かう。歩くと2km以上歩いて坂道もあり、大変だが、今回はスイスパスを使ってのり放題。トロリーバスがやってきてTAKUが乗りたがったが、「市電にのせてあげるから」となだめる。TAKUは「トロリーバスにものりたい」としつこくいっている。

ベルン[Bern]の駅はガラス張りで近代的でスイスらしくない。

次々に市電(トラム)がやってくるが目的の系統の電車はなかなかこない。

子供たちは、トラムがめずらしいので熱心に観察している。連結部分や車輪に関心が強い。

広告つきの車両もよくある。

駅前にある聖霊教会[Hl.Geistkirche]。

目的の9番系統のトラムがやってきた。もちろん先頭の運転席後ろにかぶりつきます。

コルンハウス橋[Kornhausbr?cke]でアーレ川[Aare]を渡り、しばらくしてヴィクトリア広場[Viktoriaplatz‎]で下車。そこから10番のバスに乗り換える。バスは残念ながらトロリーバスではなく普通の連結バスだった。でも基本的に立たせずになるべく着席乗車させるために連結バスにしているのはすばらしい。

ありがとう。さようなら。

ベルン一の展望台・バラ園

バラ園[Rosengarten]のバス停には9時36分についた。

バラ園に入る。でもそんなにバラには興味は無く、目当てはバラ園の端からのベルン[Bern]旧市街を一望にする絶景である。

ベルン[Bern]のバラ園[Rosengarten]からは、とてもきれいに世界遺産でもあるベルン[Bern]旧市街を見下ろせる。ベルン一の展望台だといえると聞いてきた。見えてきた。でもちょっと曇っているので肉眼ではすばらしいが、写真ではいまひとつ。

スイスでは展望台にはよくある子供向け遊具がここにもあり、景色より遊具で子供は早速遊びだす。

こういうときは、姉弟で遊んでくれるのでたいへんありがたい。2人は「ミテー、キテー」とよくいうけど。

大変ご機嫌なうちに記念撮影。

空に晴れ間が広がってきた。旧市街に光が当たり、屋根がとてもきれいな色になる。

坂道で高低差があるのがよくわかる。

日光があたり、バラの花も鮮やかさを増した。

先ほど渡ったコルンハウス橋[Kornhausbrücke]。川の水面との高度さはとても高い。

遠くにケーブルカー[Gurtenbahn Bern]がみえる。たくが「のりたーい」という。基本的には鉄道、ケーブルカー、ロープウェイの類はなんでものってみたいたくである。

日が当たり、花壇も華やかに。

大聖堂にも後でのぼってみよう。

バラ園は広くてとても静か。

子供たちは今度は木の実を拾ってあそんでいる。

アーレ川とベルンの熊

バラ園[Rosengarten]からクマ園[Bärengraben]へ急な坂道を下っていくと、旧市街を見下ろしていたのが、同じ高さへそして見上げる高さになる。

アーレ川[Aare]を渡るキルヒェンフェルト橋[Kirchenfeldbrücke]。橋の上にトラムがいるが、とても橋の高さが高いことがわかる。

見上げる形のベルン大聖堂[Berner Münster]と旧市街。道がまがっているのが建物の屋根からわかる。

クマ園[Bärengraben]についた。ベルン[Bern]の象徴の割にはあまりいい住まいではない。これでも1996年に改善されたようだが、さらなる改善で自然な暮らしや冬眠ができるようにする計画があるとのことである。ぜひそうしてあげてほしい。

アーレ川[Aare]の水はエメラルドブルー。

ベルン[Bern]の旧市街を川から見ると断崖の上に立っているようにみえる。

ニーデック橋[Nydeggbr?cke]のたもとにあるおしゃれな小さなカフェ。

10時40分、クマ園[Bärengraben]を後にして、ニーデック橋[Nydeggbr?cke]を渡って旧市街に入ろうとしたが、右側にウンタートーア橋[Untertorbr?cke]や昔の川の関所であるレンデ門が見え、そちらの古い橋のほうが昔ながらの味わいがあるかと思い、ウンタートーア橋[Untertorbr?cke]から旧市街に入る。

より水面に近くて気持ちよい。さあいよいよ旧市街だ。

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