フィンスターアールホルン登山とスイス中部観光(2008年夏)

アイガーグレッチャーのハイキングとメンリッヒェン展望台(2008年7月24日)

アイガーグレッチャーのお花畑

たぬは子供たちとアイガークレッチャーからクライネ・シャイデックまでハイキングをした。ハイキング後、クライネ・シャイデックからグルントまで鉄道で下り、メンリッヒェン展望台までゴンドラで往復した。

ユングフラウヨッホからアイガーグレッチャーヘ

TADAが登山に出発した後、たぬは子供たちとユングフラウヨッホ観光を始める。NAOMIは高山病の症状は全くない。TAKUTAKUは機嫌が悪い。きっと酸素不足なのだろう。なるべく抱っこで移動する。しかし、登山の後での抱っこはしんどい。
氷の宮殿へ行く。NAOMIは喜んでいるがTAKUTAKUは寒いと言って機嫌が悪い。

雪原でNAOMIに雪を楽しませる。TAKUTAKUは「中にいる」と言って外へ出ない。ユングフラウが美しい。

次にスフィンクステラスへ行く。ここでもNAOMIは外へ出るがTAKUTAKUは建物の中から景色を眺める。氷河上でTADAを発見する。豆粒が二つ歩いている。がんばってねー
今日はとても景色が良いのでTADAも気持ちよく氷河歩きができるだろう。
プラトーでハスキー犬の犬ぞりを楽しみたいところだが今のTAKUTAKUの状態では無理だ。次回の楽しみとする。

TAKUTAKUの調子が悪いので、12時の下りの電車に乗り、早々に下る。
TADAが持ってきたザックを交換して持っているが、荷物が重すぎる。時刻表、ガイドブック、水1.5リットル、おにぎり、パン、防寒具、、、と気持ちはありがたいが、この疲れた体には重過ぎる。
電車でTADAが作ってくれたポロポロおにぎりを食べる。初めて食べたTADAのおにぎりは食べにくいがおいしい。4日間、こどもたちの世話を頑張ったことを想像させる。
こどもたちにも好評でみんなでパクパク食べる。TAKUTAKUの不機嫌はひょとっしてお腹が空いていただけだった?

アイガーグレッチャーからクライネ・シャイデックへハイキング

12時55分にアイガーグレッチャー[Eigergletscher]駅で下車し、クライネシャイデックまでハイキングをすることにする。アイガーグレッチャー駅から見たアイガー氷河は迫力がある。道標によるとコースタイムは1時間だが、果たしてどれだけかかるか心配だ。

天気が良くてとても気持ちが良い。アイガーグレッチャー駅にはユングフラウヨッホで犬ぞりをするハスキー犬が飼われている。近くで見ると大きくて迫力があり、後ずさりしてしまう。

今年は寒かったのか、黄色、紫、ピンク色の花が咲き乱れていて、とても美しい。

子供たちはクライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]までしっかり歩いてくれるだろうか?

日本人の団体客が何組もハイキングに来ている。抜かされるときに、すごいねーと褒めてくれる。その度にTAKUTAKUは元気が充電される。褒められたい一心で歩く。NAOMIは大きくなったので、あまり褒めてもらえないので充電できず面白くなさそうだ。
以前、歩いたときとコースが変わっていた。

ハイキングコースを線路に見立ててシュッシュ!と歩く。

このあたりは整備中でテープで囲んであり、その先にはショベルカーが働いている。冬のスキーシーズンに向けて整備せいているのだろう。

クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]からウェンゲン[Wengen]行きの列車が出発した。

自転車で楽しんでいる人もいる。

1時間20分ほどかかって14時20分にクライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]に到着する。ソーセージとレシュティを食べる。とてもおいしい。

あまりの美味しさに、もう一皿追加する。後で分かったが、このテーブルはレストラン用だった。屋台の近くのテーブルで食べるべきだったようだ。

メンリッヒェン展望台

腹ごしらえが終わった後で、グリンデルワルト[Grindelwald]行きの列車に乗る。子供たちはご機嫌だ。
グルント駅でメンリッヒェンバーンのゴンドラに乗り換える。赤のゴンドラに混じって少しだけ黄色のゴンドラがある。子供たちは希望の黄色のゴンドラに乗れて大満足。大声を出して真似っこの運転手さんになって乗っている。
グルント[Grund]駅で下車したときに、昨日フィンスターアールホルンに登った時に一緒だった人たちを見た。フィンスターアールホルン小屋[Finsteraarhornhutte/3048m]を今朝出発すると、きった、帰るのはこの時間になるのだろう。

メンリッヒェン[Mannlichen/2343m]の遊具は4年前と比べると増えていた。以前はブランコと滑り台だけだったが、豪華になった。

NAOMIが乗ってTAKUTAKUが回して遊んでいる。

メンリッヒェン[Mannlichen/2343m]から見たヴェッターホルン[Wetterhorn/3701m]はいつ見ても格好がいい。今年は花がたくさん咲いていて一段と素敵だ。

子供たちはたっぷり楽しむ。私は疲れている。5時ごろまで遊んで、下りのゴンドラ(黄色)に乗る。グルント[Grund]駅まで歩くのがしんどいと思っていたら、丁度、グリンデルワルト行きのバスが来たので乗って帰る。疲れているので、とてもうれしかった。
途中でコープで買い物をして、18時15分に帰宅する。夜ご飯では簡単にキウイ、レタス、トマト、にんじん、パン、ハム、とうもろこしを食べる。天気が良いのでテラスで食べたので、一段とおいしかった。
21時就寝。TAKUTAKUは昼寝をしていないし、ハイキングなどで疲れきったのだろう、入浴中に突然機嫌が悪くなり、何を言っても通じなくなり、パニックを起こした。もっと早く寝せるべきだった。

スポンサー