エンガディンとグラウビュンデン周辺鉄道旅行(2009年夏)

ベルニナ線紀行3イタリアのティラノへ(2009年7月20日)

レーティッシュ鉄道(RhB)ティラノ駅

ブルージオから再びベルニナ線に乗車し、国境を越えてイタリアの町ティラノを訪れた。ティラノでは本場のパスタを食べて、今度はベルニナ急行に乘り、サンモリッツに戻った。

ティラノに到着

ブルージオ[Brusio]を発車すると、先ほど見学したオープンループを列車に乗って通過する!ドキドキ、ワクワク!
あっという間に終わってしまった。

列車は国境の駅カンポコローニョもすぎ、イタリアに入った。ティラノの町に入ると路面列車のように道路上の軌道を走る。

13時15分、イタリアのティラノに到着する。

レーティッシュ鉄道(RhB)のティラノ駅。

駅前にはレストランが並んでいる。

こちらはイタリア国鉄のティラノ駅。もう13時30分。おにぎりは食べたがまたおなかがすいたのでイタリアのパスタを食べてみることにする。

イタリアのパスタ

イタリアのパスタなのでどれほど美味しいか、楽しみだ。

ミネストローネ。

バジルのスパゲッティ

トマトソースのスパゲッティ

オリーブの入ったスパゲッティ

子供たちは大喜びでスパゲッティを食べる。「イタリアのスパゲッティ」と思うとおいしく感じる。

ベルニナ急行でスイスに戻る

ティラノ[Tirano]観光をしたいが、スパゲッティを食べただけで時間が無くなってしまった。残念だが帰路に着く。

列車の入れ替えをしている。

帰りは、ベルニナ急行[Bernina Express]に乗車する。

全席指定だと思って、指定券を購入したが、自由席の客車も連結されている。

ピッカピッカの列車に乗り込む。

窓は開かないがとても良い座席で、子供たちは大喜び。

国境を越えてブルージオ[Brusio]駅の手前のオープンループにさしかかる。

あっという間にオープンループをぐるりと回ってしまった。

ブルージオの教会が見える。

オープンループを振り返る。

列車は路面区間を通過する。ここでは、トイレ使用禁止。

ベルニナ線の列車にはそれぞれ違ったマークが付いていて、楽しい。この列車はアイベックスだ。

ポスキアーヴォ[Poschiavo]を過ぎる。

立派な車庫だなー。どんな列車が入っているのだろう。TAKUTAKUの大好きな、蒸気機関の除雪車、モンスターが保管されているのだろうか?

ポスキアーヴォの町とポスキアーヴォ湖[Lago di Poschiavo/962m]を振り返る。列車はこんなに高度を上げたのだ。お疲れ様です。ポスキアーヴォとアルプ・グリュム駅[Alp Grum/2091m]間は約1000mの標高差がある。

小さな駅でハイキング客が乗降する。

オメガループをぐるりと廻る。アルプ・グリュムで下車して、オメガループを列車が通る様子が見たかったが、時間がないので、通過する。

列車はラーゴ・ビアンコ湖畔を走る。

オスピッツォ・ベルニナ駅[Ospitzio Bernina/2253m]ではたくさんの客が乗降した。

ラーゴ・ビアンコの色は朝の方が美しかった。

レイ・ネイル(Lej Nair黒い湖)に山は映っていない。風が出ているからだろうか。

ベルニナ・ディアヴォレッツァのロープウェイ駅

くるり、くるりと回りながら列車は進む。回っていると、突然前方が開け、ピッツベルニナの姿が現われて、感動的だ。

直射日光がさんさんと降り注ぐので、車内は温室状態だ。

ピッツ・ベルニナ[Piz Bernina/4049m]とモルテラッチュ氷河が美しい。

列車とピッツ・ベルニナとモルテラッチュ氷河がとてもきれいに見える場所なので、たくさんの人が車を止めて写真を撮っている。モルテラッチのカーブと呼ばれている名所だ。

列車がぐるりと回ると

大量の雪解け水が流れている。

TAKUTAKUは赤ちゃんモードでNAOMIに遊んでもらっている。

楽しいベルニナ線の旅を終えて、サンモリッツへ戻る。バスでアパートへ戻る。

野菜たっぷりの夕ご飯。

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