サンモリッツとツェルマットでスキー(2010年冬)

チューリヒのクリスマスマーケットと夜景(2010年12月23日)

夜のチューリヒ中央駅

チューリヒ空港について、ホテルに荷物を置いてからチューリヒ中央駅で開かれているクリスマスマーケットを見に行った。スイス最大と いわれるだけあってとても大きなクリスマスマーケットだった。

チューリヒ空港からホテル経由で中央駅へ

直行便はよい。飛行機を降りると、もうスイスだ。空港を移動する列車に乗ると、スピーカーからアルプホルンの音と牛の鳴き声が流れる。またスイスに来れた!と嬉しくなる。(前回スイスに来たときはこの声が怖かったとTAKUTAKUが告白) 荷物受け取り所へ行くと、既に私たちの荷物が回っている。とても早い。
帰国便の子供たちの食事が子供食になっているので、チェンジミールをするように乗務員に言われたので、スイス航空のチェックインカウンター まで足を運ぶ。

電飾が美しい。クリスマスバージョンかしら。

いつも感心するが、チューリヒ空港も鉄道駅もとてもわかりやすい。異邦人の私たちでも迷うことが少ない。

両替をした後、鉄道駅へ行き、スイスパスのバリデーション(スイスパスを有効にしたので、鉄道乗り放題になった)を行い、ミグロで明日の朝食用のハム、生野菜、水を買う。
パンは隣のパン屋でバケットなどを4つ買う。

買い物の後で、トラム乗り場へ向かう。
トラム乗り場はチューリッヒ空港の建物の前にある。

チューリッヒ空港からトラムに乗るのは初めてだ。
空港のターミナル前から10番のトラムに乗車する。日本の市電はどちらかと言うと、ひなびた感じの町で昔を懐かしむような車両が可愛らしく走行している。しかし、やってきたトラムは新型車両で、風を切るように走っている。その上、5両編成と長い。

車両の一番前に乗り、ガラスにくっついて前を眺める。加速がよく、びゅーんと走る。
5分ほどで、Lindberghplatz駅に到着。駅のすぐ前にNOVOTEL HOTELがある。とても便利なので、ホテルトラムみたいだね。と話す。5時20分にホテル着。5時30分に部屋に入る。

トラムの駅はとても立派だ。

お値段はスイスにしてはリーズナブルだが、とても素敵なホテルだった。これからも利用したいと思う。

フロントの前に、子供用のブロックと積木がある。
隣には、パソコンのフリースペースがあり、無線LANが無料で利用できる。

荷物を置いて、機内でもらったおにぎりをTAKUTAKUに食べさせ、チューリヒ中央駅[Zürich Hauptbahnhof]のクリスマスマーケットへ向かう。

今日は、1日24時間に加え時差8時間、合計なんと32時間。長い1日だ。さあ、子供たち体が持つか?
17時50分にトラムでチューリヒ中央駅へ向かう。

ホテル前のLindberghplatz駅からチューリッヒ中央駅までは30分もかかる。SBBでは空港駅から中央駅まではあっという間に着くので、近いと思っていたが意外に遠かった。
スイス連邦鉄道(SBB)の列車はとっても早いのだ、と改めて思う。
TAKUTAKUはトラムの中で眠ってしまった。私も眠い。NAOMIは目をらんらんと輝かせている。なんという強さだ。

チューリヒ中央駅のクリスマスマーケット

18時28分、チューリヒ中央駅[Zürich Hauptbahnhof]に着く。TAKUTAKUを起こすが体の力が抜けてふにゃふにゃになっていて、なかなか歩けず、見ていて楽しい。しかし、ここで眠られては時差ぼけが直らないし、クリスマスマーケットが楽しめない。

マーケットの会場はチューリヒ中央駅[Zürich Hauptbahnhof]の構内。停車している車両を見せて、目を覚まさせる。
見ているうちに、目がパッチリと開いて体に力が入ってきた。よしよし。

今日はクリスマスイヴ、たくさんの人で賑わっている。

クリスマスマーケットはスイスで最大と言われているだけあって、面白かった。木工細工の店、サラミ・ソーセージの店、チーズの店、アクセサリー店、スカーフ 店、食べ物屋、ろうそく屋、石鹸屋などなどたくさん出展していて、見ているだけで楽しい。ワインを温めたにおいと、チーズのにおいが、鼻を刺激する。
TAKUTAKUは臭いといっている。NAOMIは店を見るのに夢中だ。とても楽しい。

セーターのお店。駅の構内なので、あまり寒くなく快適だ。

ゴム印のお店。

サンド・ピクチャー。絵を逆さにすると、砂時計のように少しずつ砂が下におちて、絵が変わる。

サラミのお店で、試食後サラミを買う。明日食べるのが楽しみだ。

宝石屋の巨大クリスマスツリーには、ジュエリーが飾られており、高そうな光を放っている。

鉄砲や剣のおもちゃがあり、TAKUTAKUが欲しがる。

ソーセージのこんがり焼きあげられた香りに鼻腔が刺激され、引き寄せられてしまった。
日本時間の夜中の3時を過ぎている。今食べるものを買うつもりはなかったが、美味しそうで売り場から離れることができなくなった。

白いソーセージと茶色のソーセージを一本ずつ買う。

大きなパンも付いている。

何も食べられないと言っていたNAOMIも、ホテルでおにぎりを食べたTAKUTAKUも、パクパク頬張る。
見た目通り、とても美味しかった。

アクセサリーのお店。

19時30分、木で作られた機関車のおもちゃと、木工細工の笛と、サラミのおみやげを購入しクリスマスマーケットを後にする。

チューリヒ中心街の夜の散歩

駅の外へ出ると寒い。凍てつくようだ。今、ヨーロッパには寒波が来ているのだ。

子供たちは帰りたかっただろうが、チューリッヒ湖まで足を伸ばす。NAOMIはクリスマスマーケットから離れるとすぐ、寒い、寒いと文句を言い出す。防寒対策が不足していた。失敗だ。TAKUTAKUは寒がりながらも黙々と歩く。

チューリヒ中央駅前では様々なトラムが行き交っている。クリスマスのイルミネーションが落ち着いていて好感が持てる。トラムに乗って、チューリッヒ湖畔まで行く。

パラデ広場でトラムを下車する。目の前にクレディ・スイス銀行本店がある。近くにUBS銀行の本店もある。

もう一度トラムに乗って、ケー橋を越えてベルビュー広場で下車する。

ケー橋。チューリヒ湖[Zürichsee/406m]が広がっている。とても寒いがきれいだ。

トラムの線路が何本も走っている。ポイントがたくさんありワクワクする。様々な方向から、市電が行き交っているが、ポイントの切替はどうしているのだろうか。ケー橋からミュンスター橋[Münsterbrücke]まで歩く。

左に聖ペーター教会。ミュンスター橋[Münsterbrücke]を挟んでヴァッサー教会と大聖堂が見える。

左の塔が聖母教会、中央が聖ペーター教会。聖母教会のステンドグラスが遠くからでも美しく見えた。

ミュンスター橋[Münsterbrücke]を渡る。

大聖堂[Kathedrale]。

レストランの看板。今は何も食べられない。

もう、寒くて寒くて、、、、早くホテルに帰りたい。

トラムでチューリヒ中央駅前に戻り、再びトラムに乗ってホテルへ戻る。
20時35分、まだまだ元気だ。日本時間では、朝の4時35分。子供たちはよく頑張っているものだ。

トラムののり心地はとてもよい。それに、暖かい。
TAKUTAKUを抱っこして、運転席の後ろから前方の景色を見せていたが、途中でうとうと眠り始める。最後の力を振り絞って車窓を楽しんでいたが、とうとう尽きてしまったようだ。
NAOMIは最後尾で座りながら景色を楽しんでいる。パノラマ席と喜んでいる。 私も知らないうちに眠っている。 TADAに起こされ、慌てて下車する。

TAKUTAKUを抱っこしたまま部屋に入り、そのまま寝せるつもりが、トイレと言って、目を覚ます。どうせ、起きるのなら、トラムから部屋まで自分で歩かせればよかった。重かったのに、、、
21時30分、TAKUTAKUと私は風呂に入ってから就寝。TADAとNAOMIは、21時10分にすでに力尽きて就寝している。

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