サンモリッツとツェルマットでスキー(2010年冬)
ブレガリアの谷のソーリオの村内を散策した。村は、夏とはうって変わった静けさでセガンティーニがマローヤから移り住んだころを想像させた。ホテルのレストランで栗のスープとパスタを食べたがとてもおいしかった。
11時37分。ポストバスの終点ソーリオ到着。
バスを下りたが、人の気配がない。
夏に土産を買った店も、インフォメーションもレストランも閉店している。
ガイドブックにのっていたレストランは10月31日から閉店している。
水場の水は空っぽだ。
ソーリオ村内の雪は少ないが、村外れには少し積もっている。
11時54分、ソーリオの村全体が見渡せるビュースポットへ行く。
滝が凍っている。
ソーリオ[Soglio]の村は、山の斜面にに張り付いたように建物が建っている。
イタリアでも雪が降っているだろう。
景色をみながら、空腹を訴える子供たちにパンとサラミを与える。こんな寒いところでも食べられるものだ。
夏に来たときにはソーリオの村の山の斜面を上り、村を眼下に眺めたが、今日はここから眺めるだけにする。
セガンティーニはマローヤの冬の寒さを避けて、ここソーリオのホテルに滞在したと本に書いてあったが、ソーリオも十分に寒い。マローヤの寒さはいかほどだろう。
見晴らしの良いところから、ソーリオの村内へ戻る。
上のほうでは雪が降っているだろう。
昼時なのに、煙突から煙が出ていない。留守なのだろうか?
小道を通る。
石畳の道がつづく。
石の階段。
ソーリオの村の家の屋根はどこも石のスレート葺きだ。
夏に訪れた時には、ここで、マロングラッセ、栗のパスタなどを買った。今回も栗のパスタが購入したかったのに、閉店している。がっかりだ。
とにかく寒いし、次のバスまで時間がある。レストランに入って栗の料理が食べたい。どこか営業している店はないものだろうか。このレストランも営業していない。
12時22分。TAKUTAKUはおなかがすいて、我慢が出来ないので、パンを食べ続けている。
バス停に戻る途中のレストランが営業してるのをTADAが発見する。スープを飲み、暖を取るために入る。
栗のスープ。オニオンとベーコンと栗の味がする。
絶品だ。
熱いにもかかわらず、夢中になって飲んでいる。
栗のバスタ。自家製栗のパスタに、丸ごとの栗、きのこが入ったパスタだ。はじめ食べる味だ。自家製栗のパスタはうどんのような太さで、こしがあってとても美味しい。しかし、大人向きの味だ。子供たちは食べられず、大人が二人分食べる。一人分でもパスタの量が十分な上、栗がたくさん入っているので、お腹がはちきれそうだ。
レストランのテラス。夏には、ここで食べるのもよいだろう。
ソーリオからプロモントーニュを経由してマローヤに戻る。ポストバスの中で、束の間の昼寝をする。
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