サンモリッツとツェルマットでスキー(2010年冬)

シルス湖ウィンターハイキング(2010年12月26日)

p>凍結したシルス湖上の夕方

マローヤからサン・モリッツまでシルス湖沿いをウィンターハイキングをした。シルス湖は凍結しており湖上を歩いた。ゆっくり景色や夕焼けを楽しみながら歩いたので、シルスについたら暗くなっていた。

マローヤから出発

14次16分。マローヤ[Maloja]でバスを降りるとソーリオ[Soglio]に増して寒い。

セガンティーニが住んでいた家。

14時15分、マローヤから、シルスマリア[Sils-Maria]へのハイキングをスタートする。

コースは約8km。さてシルス・マリアまで、どれくらい時間がかかるだろう。

明るくなってきた。

雪がやみ、ところどころ青空が見えるようになる。

気温はとても低いが、風がないため、歩いていれば耐えられないほどではない。

日が射すと、雪景色ぱっと明るくなり、雪が輝く。空は青く、色彩が豊かになるので、ハイキングが一段と楽しくなる。

道は、夏より雪が積もって、なだらかになっており、歩きやすい。

クロスカントリーを楽しむ人が多い。

TAKUTAKUはクロスカントリーのコースを線路に見立ててご機嫌だ。

子供たちもハイキングを楽しんでいる。

シルス湖沿いを歩く

シルス湖が見えてくると同時に空に青空が拡がる。

山容に立体感が増す。

楽しそうだ。

シルス湖と山々のコントラストが美しい。

ハイキングを始めて1時間以上経過しているが、歩き始めより天気がよくなり、歩く速度が上がる。

山にかかる雲まで美しい。

船着き場だ。夏にはたくさんの人が乗降していた。

ノルディックスキーを楽しむ人が多い。線路のようなので、TAKUTAKUが気分を出して歩くのでありがたい。モンスター(蒸気で走るベルニナ線の除雪車)になりきって進む。

イゾラの集落

イゾラの集落の近くでは数人のハイカーとすれ違う。

新雪に人型をつけて遊ぶ。これはNAOMI。

こちらの人型はTAKUTAKUだ。

このような美しい景色を見ながらハイキングできて幸せだ。

イゾラの集落。

イゾラの村のレストランは営業中だ、ハイキングをしている人は当然のように店の中に入っていく。

私たちもスープを飲んで温まりたいが、スープを飲んでいると遅くなり、帰れなくなるので諦める。

凍結したシルス湖上の夕焼け

イゾラで、凍結した湖上にコースを示すポールがあることを発見した。湖上を歩きたいので寄り道をする。

風が吹くと、雪が舞いとても美しいが、恐ろしく寒い。マイナス何度だろうか、きっとマイナス20度以上だろう。

寒さにより、一段と美しいのだろうか。

寒さを忘れるほど美しい。

風が吹くと、空気が体に突き刺さるように感じる。

太陽が下のほうにあるので、太陽が射しても温かくない。

凍った湖の上を歩くのは初めてのことなので、興奮する。

こんなにも美しいが、人は少なく、静かに景色を楽しめる。

影がどんどん長くなる。

気温も低く、風も強いが、子供たちは元気に雪と遊ぶ。

道に迷ってから戻る

16時20分。景色が美しいので、もっと眺めていたいが、日が陰ってきたので、家路を急ぐ。しかし、だんだん踏み跡があやふやになり、道を失う。結果的には、そのまま進み、テープで止められている道を歩けばシルスへの道に合流できたが、子連れのため、安全を選んだ。気が急くが、一旦イゾラへ戻る。

夏に、イゾラでこのロバや羊たちに会ったことを思い出す。

イゾラからは山道を歩く。

日が暮れるまでに、シルスマリア[Sils-Maria]に着きたい。

NAOMIもTAKUTAKUもよく歩くが、日が暮れると困るので、TADAが時々TAKUTAKUを背負って、スピードアップを図る。

シルスマリアに近づき、山道が終わる。シルス湖[Silsersee/1797m]を見ると湖が凍結していて、湖の上を歩くことが出来る。時間が遅いので、気がせくが、少し湖上で遊ぶ。

ザックに入れていたペットボトルの水が凍っている!信じられない。飲むと、氷の粒が水と一緒にのどを通り楽しい。

17時30分。シルスマリアの村内に入る。すっかり暗くなっているがほっとする。シルスマリアの村はとても洒落ている。素敵だ。17時35分にバス停に着くと、ちょうど、エンガディンバスが到着したところだ。急いで乗車する。ゾンネのバス停を通るバスだったのでちょうどよかった。18時30分に帰宅した。

うどん、サラダ、スープの夕食を食べる。20時20分。疲れ切ったTAKUTAKUはママが風呂から出るのを待っている間に、不覚にも眠ってしまった。TADAが抱っこしてベッドに運び、そのまま寝る。

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