サンモリッツとツェルマットでスキー(2010年冬)

再びディアヴォレッツアからスキー(2010年12月31日)

冬のディアヴォレッツアからのピッツベルニナ

いよいよサンモリッツ滞在最終日である。再びベルニナ線とロープウェイでディアヴォレッツア展望台へ行き、ピッツ・ベルニナなどの美しいエンガディンの山々を眺めてからラガルブまで滑った。

ベルニナ線でディアヴォレッツアへ

3時40分にTADA起床。早く寝たとはいえ、また時差ボケが取れないようだ。5時にたぬが起床するが、5時半頃からTADAはまた寝ていた。時10分、NAOMIとTAKUTAKが起床し、7時18分にTADAが昼食用のパンを買いに行く。7時40分にTADAが戻り、すぐに全員で出発する。8時1分にゾンネからエンガディンバスに乗車する。TADAのみは途中で降り、COOPでPETボトルを廃棄しその後、学校広場でサンモリッツ駅行きのバスに乗り継いだたぬたちと合流する。

いよいよサンモリッツで行動するのは今日が最後だ。コルヴァッチに行くかディアヴォレッツアに行くか迷ったが、シルスには2度行ったし、ベルニナ線にもう一度乗りたいということでディアヴォレッツアに行くことにする。8時36分、サンモリッツ駅に停車中のABe 8/12。

8時45分、ベルニナ線に乗車する。今回は前を見るのではなくて、横の車窓を楽しむ。

何度見てもABe 8/12の列車は格好いい。

さらさらの雪なので、踏み跡は夜のうちに消されてしまう。

8時56分、ポントレジーナ[Pontresina]駅にて。先日も撮影したと思いつつ、撮影せずにはいられない。

ポントレジーナ[Pontresina]は、付け替え作業のために停車時間が長く取られている。この電車ABe 8/12には必要ないが、列車に使う車両ごとにダイヤを変えるわけにもいかないので同様に停車するのだろう。反対側にもABe 8/12が停車している。電気機関車と客車も良いが、この電車が格好が良い。

TAKUTAKUの影響で、車庫を見ると中にどんな車両が入っているかどきどきする。

モルテラッチュのカーブ付近でモルテラッチュ氷河を見る。

次から次へと素晴らしい景色が目に飛び込んでくる。

9時25分、ベルニナ・ディアヴォレッツア駅で下車する。ここからロープウェイに乗る。逆方向のポントレジーナ[Pontresina]方面に行く列車が弧を描きながら近づく。

ロープウェイがディアヴォレッツア展望台から下りてきた。

ディアヴォレッツア展望台

9時58分、ディアヴォレッツァ[Diavolezza/2978m]展望台に着く。ここからの景色は雄大だ。今日は前回より気温が高いので、落ち着いて景色を眺めることが出来る。

朝、一番のループウエイで上ってきた人たちは、早々に滑り降りるので、ゆっくり景色を眺めていると、誰もいなくなる。

美しい景色を、静寂の中で堪能する。

ディアボレッツァのロープウェイ一本分を滑り降りる。標高2978mから2109mまでのコースだ。とても気持ちがよい。

ディアヴォレッツアからラガルブへ滑走

毎日朝は、スキーを滑るのが不安でいっぱいのTAKUTAKUだった。しかし、サンモリッツでの最終日の今日は朝から余裕だ。積極的に滑っていく。ほとんどノンストップで下る。上達したものだ。

ラーゴ・ビアンコとその向こうにレーティッシュ鉄道(RhB)ベルニナ線のオスピッツオ・ベルニナ駅が見える。

ベルニナ急行が走行している!。

真っ白な雪景色の中を走る赤い列車を見て、感激する。

列車が走り去るまで、4人で立ち止まり、眺め続ける。

オフピステも楽しい。たぬは少しだけやってみた。

3日前は、ディアボレッツァのゲレンデからラガルブLagalbへの連絡Tバーは運転されていなかったが、今日は運転されている。

きれいに雪面が圧雪されている。こんなに滑る人が少ないのに、毎日圧雪されている。ありがとうございます。

ディアヴォレッツアのループウエイ乗り場には向かわず、南側にあるラガルブのスキー場へつながるコースを滑り降りる。

ベルニナ線の下を通る。NAOMIとTAKUTAKUはディアヴォレッツアのロープウエイ乗り場の横にある子供ゲレンデへ行きたがっている。ここで、「線路の下を通れるよ」と言われ、ラガルブのスキー場へ向かう気になる。

途中一箇所とても急な斜面があったが、子供たち二人は難なく滑り降りる。驚きだ。

下った後は、緩やかな上り勾配になる。

連絡リフトはTバーに似たもので、ワイヤーにプラスチックのバーが付いている。それを尻の下に入れて、体を前に進めるしくみだ。このTバー乗り場に係員はいない。NAOMIは一度途中でリフトから外れてしまい、失敗。しかし、その場所から再びバーをつかみ、上りきる。

TAKUTAKUは、尻の後ろにバーを入れることが出来ないので、手でバーをつかんで進むが、途中で、手を離してしまった。やむを得ず、残りの半分はたぬと合体して進ませる。

失敗を何度も繰り返し、何とか上りきる。

NAOMIはTAKUTAKUを待つ間に、何度も滑って上ってを繰り返す。

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