グリンデルワルトハイキングとレマン湖地方観光(2011年夏)

レザンとレ・ディアブルレ(2011年8月 5日)

登山列車にもなるし、路面電車にもなるなんて、なんて多彩な列車なのだろう。

10時に再び、エーグル・レザン線に乗車する。

葡萄畑の間を進むのが楽しい。

急勾配を上るので、エーグル城が下に見えるようになってきた。

列車は急勾配をラックレールをきしませながら、ブドウ畑の中を上る。最大勾配は230パーミルだ。

レザンは寄宿学校の村として知られ、人口は4千人に満たない村だが、寄宿学校の生徒数はほぼ千人いるという。日本の公文スクールもある。レザン[Leysin=Feydey]駅に停車したときに、同じ車両に乗車していた婦人が「この駅だよ」と、ご親切に教えてくださる。私たちはレザン駅を越して終点まで乗るつもりなのだが、子連れなので、寄宿学校の下見に来たと勘違いされたのだろう。残念ながらお金持ちではないので、入学させる ことはできません。

終点のレザングランドホテル[Leysin-Grand-Hôtel]駅へは、トンネルの中を進む。

レザングランドホテル[Leysin-Grand-Hôtel]駅まで乗って前線乗りつぶしは達成したので、ハイキング道を通ってレザン[Leysin=Feydey]駅に戻ることにする。

森を抜けるのが楽しい。

森を抜けると立派な建物が建っている。

10時35分、レザン[Leysin=Feydey]駅前に着く。

学校だろうか。

こんな、田舎とは思えない、大きく豪華なホテルがたくさん建っている。きっと、寄宿学校の生徒の保護者の金持ちが滞在するからだろう。

駅前からポストバスに乗車しル・セペ[Le Sépey]へ向かう。シャブレー公共交通Transports Publics du Chablaisエーグル・セペ・ディアプルレ線に乗るためにエーグル[Aigle]まで戻ると時間の無駄なのでバスでショートカットするのだ。

冬はスキーが楽しめるのだろう。

11時00分、ル・セペ[Le Sépey]駅に到着する。

駅前を散策し、パンを買う。

ル・セペ[Le Sépey]駅から シャブレー公共交通Transports Publics du Chablaisエーグル・セペ・ディアプルレ線Aigle-Sepey-DiableretsLeysin(ASD)に乗車する。

ローカル線だが乗り心地はよい。

終点レ・ディアブルレ(Les Diablerets)駅で下車する。

グランドーの谷が見え、景観が素晴らしい。この山の上に レ・ディアブルレの村がある。村名の意味は小悪魔たち。氷河の村で村の上方の大きな岩塊の上に氷河が乗っているらしい。

ディアブルレ氷河へ行くには、ここから6Kmほどバスに乗車し、ピヨン峠Col du Pillonからロープウエイに乗る。標高は3000mに少し満たない。行ってみたいが、前に世界遺産のアレッチ氷河をたっぷり見たのでよしとし、駅から眺めるだけにする。

貸別荘のような建物が並んでいる。

11時55分、エーグル[Aigle]行きの列車に乗る。

座席に路線図のテーブルがあるので便利だ。

子供達は元気いっぱい。

エーグル城が見えてきた。

12時35分下車する。

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