ベルギー・世界遺産の古都と首都(2001年5月)

ベルギーに入りアントワープへ(2001年5月10日)

アントワープの大聖堂

ベルギー最大の港を持つアントワープ州の州都。「フランダースの犬」の舞台の町

大きな港とアントワープ大聖堂

スヘルデ川(フランス語でエスコー川)の河口にある世界第三位の港町。

ノートルダム大聖堂 Onze-Lieve-Vrouwe kathedraal 南鐘塔は資金不足のため未完のまま断念された。堂内には「キリスト降架」、「キリスト磔刑図」、「聖母被昇天」、「キリスト復活」など、ルーベンスの数々の傑作がある。名作「フランダースの犬」のネロ少年はこの絵が見たかった。

ルーベンスの家とネロの絵葉書

ルーベンスの家

マルクト広場  中心に1887年のジェフ・ランボー作のブラボー像の噴水がある。ブラボーBraboとは、古代ローマの兵士の名で、スヘルデ川で暴威をふるっていた巨人アンティゴーンの手(ant)を切り取って投げた(werpen)という伝説に登場する英雄。町の名のアントウェルペンの由来といわれている。

市街を歩く。他にも城館など由緒ある建物も多い。

ルーベンスの家 Rubenshuis 1600年から没する1640年まで住んでいた。バロック様式の柱廊は彼の設計。館内の部屋は当時のままに再現されている。ルーベンスの絵や美しい調度品が並んでいる。

ルーベンスの家の入口

おまけ ノートルダム大聖堂で売っていたネロとパトラッシュの絵葉書。あまりにたくさんの日本人がネロのことを尋ねるので、銅像が建てられたらしい。 「くだらないねー」と絵葉書を見て笑っていた。「こんなの買うかねー」と言っていたら、数ヵ月後、大聖堂を訪れた友人から、絵葉書が届いた、、、。

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