スイスの田舎町―"スイス発祥の地"から山間の小さな村まで (旅名人ブックス 90)（2007年2月26日）

スイスの田舎町―"スイス発祥の地"から山間の小さな村まで (旅名人ブックス)

旅名人編集室

日経BP企画 2007-02

評価

目次

• 第1章　ルツェルンと中央スイス
• 第2章　サンクトガレンと東部・北部スイス
• 第3章　ベルンとミッテルラント・ジュラ・フリブール
• 第4章　グリンデルワルトとベルナーオーバーラント
• 第5章　シオンとローヌの谷
• 第6章　クールとグラウビュンデン
• 第7章　ベリンツォーナとティチーノ
• 第8章　旅の便利帳

内容

スイス各地の著名な、あるいは知られざる美しい町や村を50強厳選して紹介。ロマンチックな景色を堪能できる町、あるいはウィリアム・テル伝説にも登場するスイス史に欠かせない町や村も登場。スイス旅行の入門書。

体裁・税抜き価格

A5・244ページ・1800円

感想

スイスの田舎町といっても、実際は同じ旅名人シリーズの「ジュネーブとレマン湖地方」で扱われている地域以外でチューリヒ以外の町は、すべて対象になっており、スイスの町歩きガイドといえる。多数の町を取り扱っているので1つの町に割いているページ数は少なく、有名な町については物足りない。しかし、この本でしか紹介されていない町も多く、すべての町について中心部の地図が付されているので利用価値はかなり高い。行き先を決めるのにも、旅行先で見所をまわるのにも使える。販売上難しいかもしれないが、「ジュネーブとレマン湖地方」の町も加えた上で、有名なベルン、ルツェルン、グリンデルワルト、ツェルマットなどは除外し、より充実させてくれると究極のスイス田舎町ガイドといえると思う。