トゥーン湖のクルーズ(2006年7月22日)

ニーセンとトゥーン湖畔の街並み

ニーセンとトゥーン湖畔の街並み

チューリッヒからトゥーンまで

睡眠時間は短いが時差ぼけのため問題なく起床し、シャワーを浴び、5時40分発のホテルバスでウェルカムインを出発する。TAKUはいったんは起きたがまたすぐに寝てしまう。

愛用しているウェルカムイン

ウェルカムインからチューリッヒ空港までは10分もかからずに着いた。

空港に着いたらすぐにチューリッヒ空港駅に向かい、6時に窓口が開くのをまって、ライゼゲペックでスーツケースをツェルマットに送った。ライゼゲペックには、2通りの料金があり、高い急行料金だと2倍(10CHF→20CHF)するので、けちるんとしては、今夜つかなくてもなんとかなるようにして通常料金で送付を依頼した。

今日はツェルマットまでの長距離移動となる。
駅の窓口でスイスカード(スイストランスファーチケットにハーフパスの機能がついたもの)の利用開始の手続きをした。駅の改修工事はすっかり終了していたので、美しくて快適だった。

TADAが持参した円をスイスフランに換えている間にたぬとNAOMI、TAKUは駅のミグロをのぞいて、バナナやジュースを購入した。日本ではアレルギー対策のため果物も食べずに我慢しているので喜ぶNAOMIとあまたぬー。
チーズ、ハム、パンも買いたいが我慢する。

まだ、オープンしていないがここの中華料理は安いしおいしい。

TAKUは眠ってしまった。

6時39分発のインターシティでチューリッヒ空港駅を出発する。本日の予定は空をみて決めることにしているが、どうも晴れてはいるものの、雲ひとつない快晴とはいえない。カンデルシュテークからエッシネンゼーへのハイキングやアレッチ氷河の見物なども考えたが、子供の好みや滞在中、ツェルマットでは山ばかりであることを考慮して本日はトゥーン湖の遊覧船に乗ることにする。

スイスの列車は長い。

2等車でも十分座席のすわり心地は良い。

チューリッヒ駅ではたくさんの人が乗降した。

NAOMIはうれしくてすっかり気分はハイになり、楽しんでいるが体力の消耗が懸念される。NAOMIがはしゃいでにぎやかなのでTAKUも目を覚まし、楽しく車窓から外を眺めている。

はしゃぐ子供たち

トゥーンからインターラーケンまでのクルーズ

8時25分にトゥーンに着き、駅のすぐ近くの船着場に行く。ここからはチューリッヒ空港~トゥーンの最短距離ではないのでスイスカードを見せて半額で船の乗船券を購入した。

TAKUはトゥーンに着く前にまた寝てしまった。これからがいいところなのに、、、。NAOMIも時差ぼけ寝不足でいつまでもつか心配である。

蒸気船も停泊していた。

船は残念ながら蒸気船ではなく通常の遊覧船「BEATUS号」である。「BEATUS」はきっとトゥーン湖畔の有名なベアトゥス鍾乳洞からとった船名だろう。

8時38分にトゥーンを船は出港した。水路を抜けてトゥーン湖に入ると美しい湖と少しかすんではいるものの懐かしのアイガー、メンヒ、ユングフラウのユングフラウ三山まで望めるとても美しい風景が広がった。

懐かしのアイガー、メンヒ、ユングフラウのユングフラウ三山が見える。アイガーが崩れたとのニュースを聞いたがどうなっているのだろう。

お城が美しい。お城へ行ってみたいなー。入れるのだろうか?

船着場に近づくと

乗務員がロープを船から投げて船着場に固定しその後で橋を渡す。

TAKUはまだ寝ていたが、NAOMIをつれて何度か船内散歩をし、湖畔の美しい街並みをたのしんでいるとあっという間にシュピーツが近づいてきた。シュピーツで下船すると鉄道路線としては無駄なくブリークそしてツェルマットへ向かえるが、シュピーツの船着場から駅までは急な坂道を15から20分近く登らなければならず、TAKUを抱いて登るのは結構、大変そうである。

時差ぼけ、睡眠不足でもあることもあり、シュピーツで下船せずに、鉄道で戻る必要があるが駅と船着場が近いインターラーケンまでそのまま乗っていくことにする。9時26分シュピーツについて、2004年の訪問時に下りた船着場や港、お城をながめる。ここの港や城を湖の上から眺めるとニーセンを背景にしてみると絵になる風景だ。

湖沿いのホテルに泊まってゆったりヨットで遊んだりするのもいいなー

船着場に近づく。

船中を探検中のNAOMI。

三角形のニーセンもとてもきれい。今回この旅行のために購入したニコンのデジタル一眼レフ「D200」でパチパチととりまくる。いままでのカメラと比べ物にならないほど快適にシャッターが切れる。腕がかなりいまいちなので傑作はとれないけど、、、、

まもなくインターラーケン。

湖の幅が狭くなってきた。もう川って言うのかな。

シュピーツを出発した船は、トゥーン湖畔の船着場に立ち寄りながらインターラーケンに向かった。懐かしいベアトゥス鍾乳洞の下の船着場などにも立ち寄り、最後には、トゥーン湖からインターラーケンの市街に通じるアーレ川の水路に入る。TAKUはぜんぜん起きる気配がないのでせっかくの機会に船に乗ったことを覚えさせようとして起こしたが、寝ぼけておりあまりよくわからなかったようだ。船は10時51分にインターラーケンウェストに到着した。

船着場からは、インターラーケンウェストの鉄道駅が隣接しており、すぐに乗換えができる。せっかくだからインターラーケンの散策でもして、ヘーエマッテ公園に隣接するカフェ「シュー」でホットチョコレートを飲んだりケーキを食べたりしたかったが、子供のアレルギーやツェルマットへの旅程を考慮して我慢してすぐにシュピーツ方面へ戻る列車に乗り込んだ。

電車を待つ間、大好きな水で遊ぶNAOMI

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