ゴルナーグラードからリッフェルベルグまでハイキング(2006年7月23日)

リッフェルゼーに映る逆さマッターホルン

リッフェルゼーに映る逆さマッターホルン

ゴルナーグラードからリッフェルゼーまでハイキング

展望台からの展望を楽しんだあと、8時50分には展望台から下りてリッフェルゼーまでのハイキングを開始した。NAOMIは自分で歩き、TAKUはベビーキャリーに乗ってTADAの背中にのる。見晴らしの良い道をマッターホルンやリスカム、ブライトホルンの展望を楽しみながら50分くらいかけてゆっくりと下りた。

氷河の迫力がすごい。

ブライトホルンも素敵。

ハイキング道は整備されていて歩きやすい。

ドム

マッターホルンを眺めながら、歩きやすい道を下っていく。歩くのは楽なのに、景色は素晴しい。なんて楽しいハイキングだろう。

逆さマッターホルンの映る、リッフェルゼーが見えてきた。

電車が登ってきた。

リスカムも登ってみたい山だ。
でも、ちょっと大変そうだし、遠いからほかの山と一緒に縦走したい。

ブライトホルンはこちらから見ると迫力がある。

快晴で無風なのでリッフェルゼーにマッターホルンが美しく映る。

NAOMIはさっそく木の棒をみつけて魚釣り遊び(単に棒を水面の上に出して魚釣り気分を出すだけ)をしている。しかし、人の影や歩く音だけでお魚たちは逃げていってしまい、あまりうまくいかない。記念撮影をしようと呼び戻そうとしたら、どろどろを避けて岩伝いに水に近づいているがどうもあぶなっかしい。と思ったらどろどろに落っこちてしまった。くつはぐちょぐちょで泣きべそをかいている。あーあ。

リッフェルゼーまでのハイキング中には誰にも会わなかったが、ここはさすがに有名な逆さマッターホルンを撮影するために日本人の年配の方が三脚を構えていた。
家族で記念写真をとってもらった。ここには他に子連れの家族が見えたがその家族も日本人であった。

リッフェルベルグまでハイキング

9時50分にリッフェルゼーを出発し、リッフェルベルグへ向かって歩き出した。天気は晴れで気持ちが良いが、残念ながらマッターホルンには雲がかかってきてしまった。まあ仕方がない。NAOMIはてくてくと元気に歩いている。成長したものだ。

リッフェルゼーの隣(北側)の湖。

マッターホルンに雲がかかってきた。

歩きやすい道が続く。

リッフェルベルグの駅が見えてきた。

リッフェルベルグには10時50分ごろ到着した。ここにあるホテル・リッフェルベルグの食事はおいしいが、子供たちがアトピーちゃんであることだし、まだ時間も早いのでアパートに戻って食事にする。
NAOMIとTADAはパンを、TAKUには赤ちゃんせんべいを食べさせるが初めてなのであまり食べない。

リッフェルベルグ駅。

ツェルマットへ戻る

リッフェルベルグからは電車でツェルマットへ戻る。

TAKUはハイキングの途中から眠ってしまった。

昼食後は13時過ぎから、みんなでお昼寝する。ぐっすり寝て目が覚めると16時を過ぎていた。とりあえず食料品の買い物に行き、その後、TADAはライゼゲペックでチューリッヒ空港から昨日送ったスーツケース2個をMGBの駅に取りに行った。TADAによると駅からアパートまで近くて平らでこれまでで一番、楽だったとのこと。やはり近い宿は良い。

貸し別荘の外観。

TADAがツェルマット駅へ荷物を取りに行ってくれる。

駅前でアルプホルンを吹いていた。

18時前からバルコニーで楽しく夕食をとる。4階でマッターホルンだけでなく街並みも見え、MGB鉄道の列車がツェルマットに発着するのも見えるため大変眺めもよく面白い。特にTAKUは電車がお気に入り、「でんでん」「でんしゃー」といっている。

バルコニーから馬も見える。

TAKUの口に合うものはないがご機嫌だ。

ご馳走様でした。

夕食後、風呂に入れてから子供を寝かせつけて、TADAは翌日早朝のポルックス登山へ向けて準備にかかったがここでおもわぬことが発覚した。たぬとTADAは1つのアイゼンを共用しており、足のサイズが大分違うのでお互いが使うたびにサイズ変更で対処している。最後に使ったのは、2004年7月のアイガー登頂時のたぬであったが、その後の保管が悪かったのでアイゼンのねじがさび付いてしまってサイズ調節ができなくなっていたのだ。このままではたぬは使えるがTADAはアイゼンを使えない。

たぬもTADAも何度もいろいろ試してがんばったが、ついにサイズを変えることをあきらめざるを得なくなった。サイズ変更できないことがはっきりした時点でツェルマットの登山用品店の営業時間がとっくにおわっている。このため、翌日24日のポルックス登山は、当初はTADAがいく予定であったが、たぬが行くことにした。まあ性別が変わるだけだし、問題ないでしょう。

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