バレンベルグ国立野外博物館-午前(2004年8月 4日)

バレンベルグのスイスの村の風景

バレンベルグのスイスの村の風景<

今日はブリエンツからポストバスで15分のところにある、バレンベルグ国立野外博物館へ行く。

ここは失われつつあるスイスの文化を残そうと広大な敷地に1978年に作られた野外博物館である。

ここには、15から19世紀のスイス全土から集められた民家がある。一日かけても全部見ることが出来ないほど、充実している。 また、実際に農作物や家内工業で物資が生産され、家畜も飼われており、決して建物があるだけではない。また、毎年、新しい建物が復元され、拡張を続けている。日本の野外博物館とは規模といい内容といい、比べ物にならなかった。
営業期間は4月15日から10月31日までの毎日10時から17時.

ブリエンツからバスでバレンベルグ国立野外博物館へ

9時前にブリエンツの駅に着いたので、ブリエンツの散歩をする。
先日乗った、蒸気機関車のアプト式線路を触って喜ぶNAOMI。「今日は乗らないよ」

ブリエンツの町並み

可愛い看板。

木彫りの町なので、素敵な木工芸品店があるのでのぞく。しかし、良いものはそれなりのお値段であり、見るだけ。

ブリエンツ駅前からポストバスに乗ってバレンベルグ野外博物館へ。車窓からブリエンツ湖と草原が美しい。
バスには家族連れがたくさん乗ってた。

10時10西口エントランスに到着。
入場料を払うときに日本語の公式マップ&ガイドをもらうのを忘れないように(有料)、それが無いと何がなんだか分からなくなり楽しさは半減すると思う。 ありがたい日本語マップだが、製作が2001年と3年前のため、新しい家は載っていなかった。

バスで眠くなってしまった。NAOMIはねんね。
入り口を入ったところでしばらく朝のお昼寝。

幸せそうな家族が次々やってくる。

ベルン地方平原部・平原部中部・ジュラ地方

361:ブルクドルフの家(ベルン州 1872年)・ベルン地方平原部

管理オフィスになっている。番号は公式ガイドブックによる。
記憶違いにより間違っているところもあるかもしれません。ご容赦願います。

311:ラッパースヴィルのレストラン「アルター・ベーレン」(ベルン州 19世紀)・ベルン地方平原部

今でもレストランが営業している。(11時00)

山と野外博物館がマッチしていてとてもきれい。

222:ブルックの豚小屋(アールガウ州 19世紀)・平原部中部

お気に入りのぶーちゃんを食い入るように見るNAOMI

ぶー

321:マッディスヴィルの農家(ベルン州 1709年)・ベルン地方平原部

豪農としか思えない立派な家

中では、燻製ソーセージやベーコンを作っていて煙が充満していた。

バレンベルグ野外博物館の敷地内にはスイスで唯一、蜂、鶏、ウサギ、羊、豚、ヤギ、牛、馬など、スイスの農家で飼育されている全ての家畜が集められていて、その数は全部で250頭以上にも上る。とガイドブックに書いてある。

鶏小屋

NAOMIは動物がたくさんいるので大喜び

322:キーセンの倉庫(ベルン州 1685年)と323:ヴィンミスの井戸(ベルン州 19世紀)・ベルン地方平原部

奥が倉庫で手前が井戸

井戸から水をくみ出してみることが出来る。

381:ヘルツォンブックゼーの布地職人の家(ベルン州 1778年)・ベルン地方平原部

ヒストリカル・ドラッグストア古い歴史を誇る薬局らしい。
(11時20)

販売もしている。

302:薬草ハーブガーデン・ベルン地方平原部

いいにおいがするとNAOMI

ハーブのいい匂いが立ちこめている。

383:グヴァットの蜂小屋(ベルン州 1900年頃)・ベルン地方平原部

本当に蜂を飼っているので気をつけないと。バレンベルグの建物は保存してあるだけでなくちゃんと運用して文化を保存している。

蜂に注意!

382:ケーニッツの農家(ベルン州 1820年)・ベルン地方平原部

おしゃれでかわいい。

231:ロイトヴィルの農家(アールガウ州 18世紀)・平原部中部

立派な屋根が印象的

移動式のウサギ小屋を覗き込む。

網の中の草がなくなると動かせるようになっている

221:オーバーエントフェンデルンの農家(アーウガウ州 1609年)・平原部中部

木工細工ができるようになっていた。

のこぎりを使って遊ぶ。ぎーこ、ぎーこ、たのしいな。
(11時30)

穴あけの機械。ゴロゴロ

刺繍をしていまーす。一生懸命のぞくNAOMI、かわいい。

室内。食器棚と食卓

室内。ベビーベッドとおもちゃによろこぶNAOMI

動物小屋。

211:ヴィルナヒェルンの農家(アーウガウ州 1630年)・平原部中部

手工業が行われているらしく、ギッコンとかギーという音が聞こえてくる。(11時50)

籠編み職人。

家の中

231:ロイトヴィルの農家(アールガウ州 18世紀)と221:オーバーエントフェンデルンの農家(アールガウ州 1609年)・平原部中部

左がロイトヴィルの農家で右がオーバーエントフェンデルンの農家

平原部中部
手前の白い建物211 ヴィルナヒェルンの農家(アーウガウ州 1630年)
中231 ロイトヴィルの農家(アールガウ州 18世紀)
右221 オーバーエントフェンデンの農家(アールガウ州 1609年)

131:テルヴィルの農家(バーゼル・ラント州 18世紀)・ジュラ地方

ここもなにやら音がする。

建物の中に入るとガチャンガチャンととても大きな音がしている。何だろうと??
二階へ行くとててリボン作りの機械が動いていた。そこで織った黒と黄色のリボンを少し貰ってNAOMIは喜ぶ。
ほとんどすべての建物が生きている。しかもみやげ物を売りつけようともせず、純粋に文化を保存している。 (12時05)

がちゃんがちゃん動いてすごい迫力。

少し遠くから見た

アヒルさん。のどかだ。

111:ラ・ショード・フォンの農家(ヌーシャテル州 1617年)・ジュラ地方

フランスに近い地方のためか、おしゃれ。野暮ったくない。(12時15)

112:ラ・ショード・フォンの貯水池(ヌーシャテル州 18世紀)・ジュラ地方

木の下の盛り土の下に貯水池がある。

122:モントセヴェリエの倉庫(ジュラ州 19世紀)・ジュラ地方

さすがに倉庫まではおしゃれではない。

301:穀物畑・ベルン地方平原部

いろいろな種類の麦が植えられている。

移動式の鳥小屋。

352:ヴァーセンの倉庫(ベルン州 18世紀)・ベルン地方平原部

ここに木のおもちゃがたくさんあった。
(12時35)

ビー玉ころころ、竹馬、、、、、木のおもちゃがたくさん。すべて試すNAOMI

竹馬は難しかった、、、

パッカパッカ、ヒッヒーン。これくらいがお似合い。

351:エッギヴィルの農家(ベルン州 17世紀)・ベルン地方平原部

全部中まではとても見れない。

まだまだバレンベルグの4分の1しか見ていないです。

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