地球の歩き方 スイス 2007~2008 (地球の歩き方 A 18)（2007年6月 1日）

A18 地球の歩き方 スイス 2007~2008 (地球の歩き方)

地球の歩き方編集室

ダイヤモンド社 2007-05-19

評価

目次

• ベルナーオーバーラント
• ツェルマットとヴァリス
• サンモリッツとグラウビュンデンの町
• シュネーヴとレマン湖
• ルツェルン周辺と中央スイス
• ベルン、バーゼルとジュラ地方
• チューリヒとその近郊

内容

海外旅行ガイドで有名な地球の歩き方のスイス版。

体裁・税抜き価格

A5変形・543ページ・1680円

感想

この本は、一般的な旅行ガイドブックでは一番のお気に入りであり、総合的に高く評価していたが、2007~2008では個人的には改悪と思えるような大幅な修正があった。ページ数をさほど変えずにアルプスのハイキングのコース案内を大幅に増加させた代わりに、日本人がそれほど多く行かないいわゆるマイナーな街の記事を大幅にカットしてしまったのだ。たとえばレマン湖畔のニヨンなどは2006年までは3ページで地図つきで扱われていたのがわずか半ページになってしまっている。たぶんハイキング記事の充実は読者の要望で、何でもこれ1冊ですませるようにしようという発想なのだろう。しかし、これでは観光ツアーで日本人がよくいく町だけを扱い、ハイキングの記事でもハイキング専門の本には劣るという中途半端な1冊になってしまう。2007年版を購入したが、2007年の旅行でも2006年版の方を主に使った。2008年以降は改善してもらわないと購入意欲が低下する。改善をのぞみたい。これが改善されれば★５つ。