登山の本
ヨーロッパアルプスやヒマラヤ、アンデスなど、氷河を抱いた山々に登るためのテクニックとルートガイド集。編者はカンチェンジュンガやエベレストに無酸素登頂を果たすなど数多くの実績を残し、現在はアルパインガイドとして活躍する鈴木昇己氏。世界の高山ベストルート集として、モン・ブラン、チョ・オユー、マッキンリー、マウント・クックなど24の山々を収録。
B5・124ページ・1900円
海外登山テクニック教室も良いが、ヨーロッパアルプスからは、モンブラン[Mont Blanc/4807m]、モンテ・ローザ[Monte Rosa/4634m]、メンヒ[Monch/4099m]、ユングフラウ[Jungfrau/4158m]、ブライトホルン[Breithorn/4164m]、アラリンホルン[Allalinhorn/4027m]、ツール・ロンド[la Tour Ronde/3792m]、グランド・ジョラス[les Grand Jorasses/4208m]、モンブラン・デュ・タキュル[Mont Blanc du Tacul/4248m]の9山が世界の高山ベストルート集に含まれており、カラー写真もついており、ヨーロッパアルプスの山を目指すうえで参考になる。ただ、難易度については温暖化の影響や氷河の状態などにより年ごとに変動するので注意が必要である。
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