パリで1週間(1999年5月)
セーヌ川の上流、パリから東南に約65Km。中世より王族の狩猟の場として親しまれた広大な森とカペー王朝末裔からナポレオン3世までの君主たちの痕跡を残す城がある。フォンテーヌブローの森をはさんで10kmのところにミレー、ルソーらが愛したバルビゾンの村がある。
宮殿 Palais 12世紀には狩猟用の小屋。16世紀にルネッサンス様式で建てられた。その後も歴代国王が改装を重ねた。中世から近代までの各時代の建築様式を見ることが出来る。 正面の馬蹄形の階段は、1814年帝位を追われたナポレオン皇帝が、エルバ島へ流刑される朝、このテラスから広場に集まった近衛兵に向かって別れを告げる演説を行なった場所。
無情のストライキの看板 楽しみにしていたフォンテーヌブロー城。 しかし、ストライキ。9時30オープンと思って出かけて10時30になっても開かないーおかしいなー?門の前に各国の観光客があふれ始める。近くのアメリカ人にストライキと教えてもらう。大ショックせっかく電車に乗ってここまでやってきたのに・・・(このときはまだパリ市内どこもかしこもストライキとは思ってもみなかった) 門の外から、未練がましく写真を撮る。
フォンテーヌブロー・アヴォン駅 Fontainebleau-Avon
Powered by
Movable Type 7.9.7