鉄道・登山列車の本

ヨーロッパ駅舎放浪記(2008年1月19日)

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ヨーロッパ駅舎放浪記―各駅停車スケッチ紀行
栗 進介
成山堂書店 2005-06
評価

目次

目次は無い

内容

駅舎をこよなく愛する著者が、ヨーロッパ16か国を巡り、駅舎取材に奔走する。そうして取材した駅は約160にのぼり、鉄道と駅舎を軸にした、その地の文化や風土、歴史的背景、駅舎にまつわるエピソードや生い立ち、竣工年月日、設計者などの記録を、スケッチとエッセイで綴り紹介している。それぞれの駅舎は克明にスケッチされ、また、鉄道建築屋としての鋭い視点で、駅舎設計者の意図や、日本の鉄道建築のもつ課題にもせまる。鉄道・駅舎建築や駅舎の歴史・デザインに興味のある人、ヨーロッパ鉄道旅行ファンにもおすすめ。

体裁・税抜き価格

A5・199ページ・2730円

感想

魅力ある手書きスケッチと文章でヨーロッパの駅舎を紹介している。スイスの駅では22箇所が紹介されている。またフランスのシャモニ・モンブラン駅の紹介もあり、鉄道ファンだけでなく、スイス・ヨーロッパファンにも楽しめると思う。贅沢を言えばカラーだともっと良かった。

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