ドバイ・真夏の中東1日体験(2007年8月)
バスタキア地区[Bastakiya]で車を降りて歩き始めたとたん、汗腺がバッと開いて汗が噴出してくる感じがした。サウナより凄くてびっくりした。 バスタキア地区は歴史的建造物(19世紀)を市が保護・運営している遺産地区だ。
このような壁が繰り返されていて、違いが分からず迷路のようだ。 窓は小さい。 建物から突き出している棒状のものは雨水が流れる排水施設。
暑い。
この壁は木でできていた。
ガイドブックに書いてあるジュースのお店バスタ・アート・カフェを探す。あまりの暑さにジュース以外のことは考えられない。
ウィンドタワーが見える。暑いアラブの国で考え出された風を利用した天然のエアコンだ。ベンチがある。夜になったら誰かが座るのだろうか?
レストラン。 中はきっとおしゃれなんだろう。
ベージュの壁に木の葉の緑が映えて美しい、バスタ・アート・カフェ発見。暑いから一刻も早くジュースが飲みたい。 外は暑すぎるため誰も座らないのだろう。椅子が座れなくしてある。きっと冬のシーズンにここは使うのだろう。
お店の中。多分冷房は入ってなかったと思うが涼しかった。
ジュースを待つNAOMI。 素敵なアートがたくさん展示してあり、ジュースが出てくるまでの間もアートを見て楽しむことができる。
アボガドとミントのジュース。 めちゃくちゃ美味しかった。 道を歩いているときにすれ違った欧米人のカップルもこのジュースを注文していた。バスタキア地区では彼らのほかに誰も見なかった。
美味しく飲むNAOMIと順番を待つTAKUTAKU。表情が真剣だ。
子供には少し苦い気がするが、夢中飲んでいる。
次はイチゴとマンゴとバナナのジュース。
めちゃくちゃ美味しくて一気に飲んでしまいそうだが、子供たちの目がそれを許さない。
店内。とても美味しいので追加注文をしようと思ったが、外は大変暑いので少し歩いてからまた飲んだ方がよいと判断し、追加注文はしなかった。空港へ行く前にもう一度ここへ戻って同じジュースを飲むつもりだ。(残念ながら戻ったら閉店していてがっかりした。)
椅子がきちんとセットされていればもっと素敵なお庭なのに残念だ。
ジュースが手についたので手を洗う。暑いので水が気持ちよい。
庭側から見たバスタ・アート・カフェ。
店を出て歩き始める。すぐに店に戻ってジュースが飲みたくなるのをぐっと堪える。
バスタキア地区を後にする。
ルーラーズ・コート[Ruler's Court]、首長の政庁。
昨晩宿泊したのホテル・アラビアンコートヤード[Arabian Couryard]の前に戻る。
ホテルの前の博物館の船が素敵なので見たいが、博物館に入って見るだけの時間ができない。遠くから見るだけにした。
アルファヒーディ砦[Al Fahidi Fort](博物館の砦) はドバイで最も古い建物。 外敵から町を守る砦として1793年に建設されて以降、宮殿、兵舎、刑務所とさまざまな役割を担ってきて1971年からは博物館としてオープンした。その後1995年には美術館が増設された。
博物館の前には大砲が飾ってある。
ドバイ博物館の入口。 実物大の模型やジオラマでドバイがわずか30年でどんなに発展したが展示されている。 今回訪れてドバイに興味がわいたので次回は是非訪れたい。
ホテル・アラビアンコートヤード[Arabian Couryard]の全景。
ドバイ・オールド・スークに着く。この地区は布の地区だ。 店がびっしりと並んでいる。
みんな好きな布を買って服を作るのだろう。きっとこの布で作った服は涼しいのだろう。 商店の建物はドバイの伝統的な建物だ。ウィンドウタワーがあるので中は涼しいだろう。
延々と布の店が続く。高級店なので店には冷房がきいていて、冷気が外へ流れている。前を歩いていると少し涼しかった。
まだオールドスークの布の店が続いているが、クリーク沿いに出る。
クリークに着くとちょうど夕焼けが始まっていた。きれいに赤くなっていて嬉しい。思わず声を上げる。
もう一度スークの中に入る。布の店ではなくなっている。このあたりの店は冷房が入っていないので通りも暑い。
いろいろな店がある。夕方になって人々が元気になってきたように思う。しかし、スイスから来た私たちにとっては十分暑い。
店の呼び込みなどはない。子供と歩いていても安全だ。
雑貨屋で我が家が愛用している、蚊を取るラケットが売られていた。
夕陽とクリークが絵になる。
アブラAbraと呼ばれる水上タクシーがたくさん泊まっている。対岸に渡る料金はDh1かDh2だが、日本人なので1時間Dh100の貸切に乗せようとして迫ってくるので無視して歩く。 乗り場がよく分からなかったので、他の人の動きを見た。 乗り場は数ヶ所あって発車する順番は決まっておらずアブラが満員になると発車する。アブラが到着するとあっという間に満員になってすぐに対岸へ向かって進みだす。ということは分かったが、お金の払い方はよく分からなかった。 私たちもわくわくして乗船する。動き始めて落ち着くと船長(運転手)さんがみんなからお金を集めた。
お日様が沈んでいく。とても赤い夕陽だった。
対岸の船着場。
お日様、さようならー。
たくさんのアブラが泊まっている。船着場の数より船の数の方が多く 船着場の前で渋滞していた。船着場へ付けるテクニックで船長さんの稼ぎが違ってくるだろう。
グランド・モスク(Grand Mosque)の尖塔が見える。グランド・モスクは1998年に造られた新しいモスク。尖塔の高さは70mで市内で最高なのでどこからでも見える。
大きな船も泊まっている。これはクルーズ用だろう。 下流にたくさんのホテルが見える。
アブラにはこのように外側を向いて座る。波はほとんどないので揺れない。バール・ドバイ地区からアブラでディラ(アル・ラス)地区へ渡る。
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