タイ・バンコクと古都アユタヤ1日観光

アユタヤ2~ワット・マハータートと象乗り体験(2011年7月22日)

13時50分、昼食後にワット・マハータートWat Maha Thatを訪れる。入場料は50Bだ。 マハータートは仏舎利という意味で、ワット・プラシーサンペットと並び重要とされている寺院だ。

高さ44mの仏像があったといわれるが、ミャンマー軍に破壊された。戦いの悲惨さを感じさせる寺院だ。

24金の仏像があったが、ミャンマー持ち帰ったといわれている。

破壊される前の状態。

仏像の頭部が木の根に取り込まれている。

木は成長していくので、少しずつ仏像の頭部は上に上がっていく。

1956年に地下から仏像や宝飾品が見つかった。それらは、 現在シャオ・サン・プラヤー国立博物館に展示されている。

破壊されてはいるが、広大な寺院だ。

タイもミャンマーも仏教徒だろうに、、、、

14時20分、象に乗るため象乗り場に並ぶ。料金は800Bだ。

ヒンドゥー教の象の神様ガネーシャが祀られている。ガネーシャはとても可愛いので大好きだ。

3人で一頭の象に乗れた。

のっし、のっしと足を運ぶときの振動が心地よい。象の背中はとても高く、高度感がある。

象の皮膚は見た目よりも柔らかい。

象使いは、足と手で象を操る。

落としたお札を象に拾わせている。なぜお札が落ちている?

折り返し地点に来た。そこで、他の象に乗っている象使いにカメラを渡し、写真撮影してもらっている。

客の写真を撮って、象使いがお金を稼いでいるのだ。象乗り場に「象使いにお金を直接渡さないでください」と書いてあったことと、お札を象が 拾っていたことの意味が理解できた。

5分ほど歩いたところで折り返し、象乗り場へ戻る。

もっと乗っていたいが、まもなく終了だ。

14時50分、象乗り場に戻る。10分間の象乗り体験だった。

ばいばーい。象が挨拶してくれる。というか、象使いが象に挨拶させている。

子供象がチケット売り場に来てくれた。

子象が曲芸を仕込まれているのだろうか。 象に乗った後、再び車に乗り、ウィハーン・プラ・モンコン・ボピットとワット・プラシーサンペットに向かう。

15時にウィハーン・プラ・モンコン・ボピット(Wiharn Phra Mongkhon Bopit)に到着する。

大勢の人がお参りに来ている。ここは入場料が無料だ。

この寺院もミャンマー軍に破壊されたが、ラーマ5世が再建し、1956年にはミャンマーからの寄付も受けて礼拝堂ウィハーンが復元された。 白さがまぶしい。

本尊の高さ17mのプラ・モンコン・ボピット仏。

大きすぎて一枚の写真に収まらない。

ミャンマーに破壊される前の写真だろうか。

15時15分 ウィハーン・プラ・モンコン・ボピットに隣接しているワット・プラシーサンペットに行く。

ワット・プラシーサンペットはアユタヤ王宮の寺院。

アユタヤの王の遺骨を納めた3本の仏塔がある寺。 ワット(寺)と名前が付いているが、実際は寺院ではない。 アユタヤの王を仏のようにあがめたため寺と呼ばれるのだろう。

ひどく破壊された他の仏塔遺跡と比べると、漆喰などが残っているため、アユタヤ建築をそのまま見ることが出来る。

木陰は涼しい。

16mの24金の仏があったが、ミャンマーに持って行かれたとWOさんが言っていた。

頭のない仏像の優美な体の曲線が戦争の悲惨さを訴えているようだ。

この角度からの眺めが一番きれいに見える。

15時35分、アユタヤ観光終了。ありがとうございました。

アユタヤを後にし、バンコクへ車で戻る。 ワット・プラシーサンペットの土産物屋で売っていた、ココナッツアイスというか、かき氷にココナッツシロップをかけたものを、WOさんが分けてく ださる。 とても美味しい。こんなに美味しいなら私たちも買いたかった。

( 美味しいお菓子屋があるからとWOさんがお店に立ち寄る。

お菓子を車に持ち帰って、私たちに食べさせてくださる。 お菓子の名前はローティーサイマイとフォーイ・トーンだ。

ローティーサイマイは、水で溶いた米粉を丸い形に焼いたクレープみたいなお菓子。それに、フォーイ・トーンという甘い金糸卵のようなヌードル を巻いて食べる。 フォーイ・トーン(中に入れるヌードル)は強烈な甘さだ。ローティーサイマイは美味しいので、ローティーサイマイで少しだけフォーイ・トーンを包 むと美味しだろう。

子供たちはタイのお菓子が気に入った様子だ。お菓子を食べた後はお昼寝をする。

アユタヤからバンコクへ戻る道は渋滞しており、1時間半ほどかかった。車の中で、ツアー代3700B、入場料等2780B+チップを支払った。 バンコクに17時30分頃到着したが、運転手がトンブリー駅の場所を知らないようで、あちこち彷徨っていた。さんざん迷った後で、駅を見つけたと 思ったら、ガソリンスタンドへ行くとい言い出したので、不思議に思った。 忘れていたが、ガソリン代は私たちの負担だったのだ。

ガソリンスタンドのトイレもタイ式トイレだ。使用後の水は自分で汲んで流す。 ガソリン代は1150Bだった。

トンブリー駅前でWOさんと分かれる。 WOさんはとても親切で、子供好きの方だったので、一日楽しく過ごせた。 WOさん、ありがとうございました。 最後に市場で買ったモンキーバナナをくださる。

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