タイ・バンコクと古都アユタヤ1日観光
ボートと鉄道を利用しタイ料理のレストランへ行って、夕食を食べる。ボートからライトアップされた王宮などの眺めは幻想的だったし、食事は美味しかった。しかし、一番印象 に残っているのは、野犬だ。
18時5分、チャオプラヤー川の西側にあるトンブリー駅(現在、駅周辺は再開発中なので、西に500mほど移動した場所に作られた新駅)を見 る。スイスと同様に改札がない。 トンブリー駅には、ローカル線のみが発着する。
駅には野良犬がいくつもの群れを作ってたむろしている。まるで、自分たちが主だ、という様子である。 その上、あちこちで交尾をしている。 この調子ではどんどん数が増えるだろう。関係当局は、いったいどのように対応しているのだろう。
駅のホームでは犬ではなく、人が列車を待っている。
犬公方、徳川幕府5代将軍徳川綱吉の時代を想像させる。
工事のために作られた新駅なので、どこもかしこも新しい。
駅の隣に生鮮マーケットがある。 夕方なのでほとんどの店が閉店している。
営業中の店もあるが、中に入れる雰囲気ではない。
列車の明かりが見えてきた。
列車が通り過ぎるところを見るつもりで待っていたが、線路の上にいた犬の群れがこちらに向かって走り出したので、恐ろしくなり、列車を見るの をあきらめて、逃げた。怖すぎる。
市場の中。
市場の横を通り、チャオプラヤー・エクスプレス・ボートの船着き場を目指す。
ウィハーン(礼拝堂)だ。
あちこちに犬の群れがいるので、かなり緊張を強いられる。
WOさんが、「この病院に国王が入院している」と言っていた。
ファミリーマートを発見する。 たくさんの人がいるが、何をしているのだろう。屋台で買ったものを食べているのだろうか。
仕事帰りの人で歩道も道路もいっぱいだ。
オレンジ色の旗の船に乗りたいが、船着き場の場所がよく分からない。船着き場を見つけて、チケットを買おうとすると、「ここではない」と言われ続 け、3度目の正直で、目的の船着き場を見つける。(18時45分)
きれいな船着き場だ。のどが渇いたので、ミネラルウォーターを買う。
船の上は涼しくて気持ちが良さそうだ。
船は通勤客と観光客で満員だ。
時間が足りなかったので、バンコク観光が出来なかった。 その代わり、船窓から観光をする。
王宮に近づく。
僧侶も船で通勤しているのだろうか。袈裟を着た僧侶が乗船する。
ワット・アルンの大仏塔が荘厳に輝いている。
大仏塔の周りを4基の小塔がとりまいている。 装飾もきっと見事だろう、次回バンコクに来たときには、是非訪れたい。
次から次へとライトアップされた素敵な建物を見ることができる。
船着き場。
船着き場に着くたび、人が減り、立っている人は少なくなった。
何重の塔なのだろう。
船の電飾もきれいだ。
すっかり日が暮れた。
19時17分、サートーンの船着き場に到着する。約30分の楽しい船の旅が終わってしまった。
17時20分、BTSのサバーン・タークシン駅に着く。サートーンの船着き場とサバーン・タークシン駅近い。
窓口に人が並んでいるので、真似して並んだ後、窓口で駅名を伝えて、お札を出した。すると、おつりをたっぷりくれ、チケットをくれない。どう したことかと不思議に思う。
窓口では、両替をしてくれただけだったのだ。チケットは自動販売機で購入する。
TAKUTAKUもチケットを購入したい。
きれいなチケットが機械から出てきた。
チケットを通すとゲートが開くが、すぐに勢いよく閉まるので、挟まれないように急いで通る。
BTS(スカイトレイン)は1999年12月5日、現国王の誕生日に開通した高架式の鉄道だ。車両はエアコンが効き快適な上、とてもきれいだ。
通勤客と観光客が大勢乗り込む。
座席は空いていなかったが、子供の姿を見ると、その瞬間に若い男性が立ち上がり席を譲ってくださる。
老人や、赤ちゃん連れの子供には譲った方がよいが、小学5年生のNAOMIには不要だろう、と思うが、せっかくだから、譲ってもらった席にありが たく座る。
19時39分、サラデーン駅で下車する。
駅に銀行の両替所が併設されている。
サラデーンの駅を出ると、ネオンの明かりがまぶしい。
歩道には屋台が並んでおり、とても歩きにくい。
どっちに向かって歩いているのか、分からなくなる。
17時50分、ガイドブックに載っていたマンゴー・ツリーMango Treeというレストランに到着する。 満席のようだったが、数分後に席に案内される。
タイの楽器の生演奏が行われている。
店内はきれいだ。
客は欧米人が多い。
昼間に飲みたかったが飲めなかったココナッツジュース。意外に子供たちには不評だった。おかげで私がたくさん飲めて良かった。ほのかな甘さが 美味しかった。
私用のトムヤンクン、その他のメニューは辛くないものを注文する。
料理はどれもこれも上品な味で美味しい。トムヤンクンの辛さも控えめだ。 時差ぼけのためか、子供たちの食欲が少ない。
楽器の生演奏の後は歌だ。心地よい歌声が店内に響く。
20時50分、食事を終えて店を出る。
白色の建物に緑の木の葉がマッチした店だ。店名のとおりマンゴーの木なのだろうか。
BTSサラデーン駅へ戻る。屋台がでていない道は歩きやすいが、屋台がでている道は、鞄で品物を引っかけそうで怖い。
路線バスを撮影したいが、動いていてうまく撮れない
セブン・イレブンで水を買う。
セブン・イレブンのレジ。暑い季節なのに肉まんなどを売っている。
屋台でサンリオのハローキティのグッズが売られている。ライセンスはどうなっているのだろう。 歩道は屋台で埋め尽くされ、歩くのが困難だ。
21時12分駅、BTSサーデーン駅の改札を通る。2度目なので慣れた。
ホームも列車も新しくきれいだ。
子供たちはタイ観光もできたし、電車にも乗れてご機嫌だ。
夜の9時を過ぎているが、乗客はまだ多い。
21時30分バヤータイ駅でBTSの電車を下車する。
BTS(スカイトレイン)にはシーロム線とスクムウィット線がある。
タイの言葉は分からないが、英語が併記されているので分かりやすい。
エアポートレイルリンク(空港連絡鉄道)の駅に向かう。
エアポートレイルリンクは2010年8月23日に開業した高架鉄道。
エアポートレイルリンクの施設はBTS以上に新しくぴかぴかだ。
チケットはコイン形、集めたくなる形だ。
21時38分改札を通過する。
エアポートレイルリンクにはエクスプレスとシティーライン(各駅停車)がある。 私たちはシティーラインに乗車する。
30分弱シティーラインに乗車して、スワンナブーム国際空港駅に到着する。
22時10分、コインを通して改札を出る、
エアポートレイルリンクの駅は空港の中にあるので、便利だ。
設備はピカピカに輝いている。まるで磨いたようだ。
飛行機の時間までゆとりがあると思って行動していたが、ぎりぎりの時間になってしまった。
タイ観光はとても充実していた。一日たっぷり楽しめて大満足だ。いろいろなものが美味しかったので、もっといろいろなものが食べたかった。
昨夜は飛行機に乗っていたので、少ししか眠れなかった。今日は、アユタヤへの移動時とアユタヤからバンコクへ戻るときに少し昼寝をしただけなの で、飛行機の中で眠るのが楽しみだ。
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