マッターホルン・ブライトホルン登山(2003年夏)

モンテローザヒュッテへ(たぬ)(2003年7月22日)

モンテローザヒュッテ

モンテローザヒュッテ

昨日、TADAはモンテローザへ登れなかったが、私は体調はいいけど、どうなるかな?
朝御飯はパン。午前中はゆっくりする。早めの昼食後、三人一緒に12時48分ツェルマットの電車でローデンボーデンへ、そこで二人に見送ってもらう。

ローテンボーデンからモンテローザまで

今日も快晴。

荷物の用意をしていると、NAOMIがヘッドランプを持ってうれしそうに練り歩く。ピーカッピカーッ・ピーカッピカーッ

いつもこの道を通って、駅の方へ行く。

ローテンボーデンRotenboden12時35分。NAOMIはごねるかと心配していたが握手でバイバイまたまた明日♪♪ と明るく分かれてくれる。ありがたい。(戻った日の夜、寝言で、NAOMIちゃんも一緒に登りたかった。と何度も言っていた。ごめんね)

見送ってもらってモンテローザヒュッテへ向かう。

前半は天気は良いし、少し下っているし歩き易く気分がいい。でも、帰りは登りだからいやだなー、と思いつつ進む
少し急な坂を下って、次は氷河上のハイキング

ゴルナー氷河の始まり。

はーしんどい。下って、氷河を歩いて、登る。氷河にはクレバスがいっぱい。これがハイキングコース??って感じ。途中、年配の夫婦とすれ違う、こっちの人は元気よね。こんなハードなハイキングを楽しむとは、、、

昨日、ガイド組合でクレヴァスは大丈夫?と聞いたら、ルートを通れば大丈夫といっていたが、クレヴァスは結構大きく、緊張した。

氷河が滝になって流れていて美しい。

氷河を二つ渡って、もう飽きたなーと思っていると崖がある。その上に今日の目的地、モンテローザヒュッテが見える。

登りはしんどいよー。息が切れる。

モンテローザヒュッテ

リスカムが美しい。
後でお友達になるヒューさんにヒュッテの直前にすごいペースで抜かされた。2時間で着いたそうだ。

16時25分到着。2時間50分もかかってしまう。明日大丈夫かしら??手続きをして(TADAに教えてもらっていたのでスムーズ)居場所もないので、外で岩に腰かけ景色を楽しむ。大学の山岳部みたいな団体がヒュッテに現れる。水が流れているところで、体を拭き始める。女性が二人いて、一人は文字通りパンツ一丁になり、体を拭き拭き、こっちのひとって、、、、あれだけ堂々とすると恥ずかしくな いかも。
周りの人も平然としている。 

アイルランドから来ているヒューさんとお話しする。夕食もヒューさんとケヴィンさんのお隣になる。彼らはガイドレスで明日モンテローザ・デュッフェルシュピッツェに登る予定。          

暗くて分かりにくいがヒュッテの食堂。

夕食はガイドのヘリと一緒に食べる。ヘリは今日マッターホルンのガイドをしたと言っている。

明日の天気はよくない。どうなるかしら??心配。ガイドのヘリは明日の天気はよくないが、朝とても早いので何とかなるかも、と言っている。そうなってくれるといいが、、、、
夕食はどんぶりいっぱいのスープとパスタ(お替りもしてしまった)とデザート、美味しかった。あまりの食欲にガイドが目を丸くしていた。食事後、ガイドによる持ち物チェック。ストックはどちらでもいいというので置いていく。食料も多すぎるので半分にしろ、アイゼンは靴に付けてチェック、持っていったもの。アイゼン、アーネス、帽子、防寒具、食料、水、手袋、アイスピック、ヘッドランプ。
消灯前の8時には眠ってしまう。ベッドは隅で隣を空けてくれたのでゆったり眠れた。ヒュッテでは子供もお手伝いをしていてとても気持ちがよかった。

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