マッターホルン・ブライトホルン登山(2003年夏)

ゴルナーグラードそして再びヘルンリヒュッテへ(たぬ)(2003年8月 2日)

赤く染まる早朝のマッターホルン

赤く染まる早朝のマッターホルン

6時9分。今日もマッターホルンは赤くなった。

貸し別荘を出てゴルナーグラードへ

TADAは朝一番で財布を取りに行く。私はシャレーの片付けをして、シャレーとお別れ。ありがとうございました。電気自動車で荷物と一緒に駅へ送ってもらう。
親切な大家さんありがとうございました。
TADAは10時過ぎにシャレーに鍵を返す。大家さんは早すぎるといってびっくりしていたらしい。

ゴルナーグラードへNAOMIと2人で景色を見に行く。
ここでもNAOMI展望台まで歩く。よく歩くようになった。
ゴルナーグラードで宿泊した次の日も、ゴルナーグラードからリッフェルベルグまで、ツェルマットでの移動と全部自分で歩いたらしい。すばらしい。

写真用のワンワンたち

今日もリスカム(右)、モンテローザ(左)素敵。

雲が全く無い。

今日は珍しく日本人が少ない。飛行機の到着日の関係かしら?
日本人じゃないアジアの人の団体がいて、ほとんど全員が日焼け防止のためかサンバイザーを顔面に付けていて、ちょっと目を引いた。

今日の夜、TADAとNAOMIが泊まる、ゴルナーグラードクロムホテル。ちょっとうらやましい。
前日のキャンセル(1人分)だったがキャンセル料は取られなかった。次回は私も泊まりたい。
翌朝、NAOMIとTADAはシュタインボック(ハイジでは大角のだんな)とマーモットを見ることができた。

クルムホテルのレストラン

リッフェルベルグで昼食

11時にTADAと待ち合わせたのでツェルマットへ戻り、リッフェルベルグで昼ごはんを食べるため、もう一度電車に乗る。

一番前、運転手の横に陣取り運転手気分。

ポッポー

途中の駅

すれ違う

まっすぐの線路

リッフェルベルグに着く。レストランはハイカーでいっぱい。混雑していた。
初日に食べておいしかったから来たが、今回は頼んだものは出てこないし、その分は請求されるしで、わざわざ来るんじゃなかったと思う。

登れるかしら?ドキドキ。雪は解けている。

ハイキング道。

ホテルの横の遊具で遊ばせてもらう。
「お店屋さん。いらっしゃーい。いらっしゃーい」とご機嫌。

ブラーン・ブラーン。

前回は良かったが、今回はホテル・リッフェルベルグの昼食はいまいち。

滑り台。

リッフェルベルグからのマッターホルンもとても美しい。

再びヘルンリヒュッテへ

またツェルマットに戻り、シュヴァワルツゼーまでゴンドラで上がって、見送ってもらう。「フレーフレーママルン頑張れ頑張れママルン♪」と可愛い声で歌ってくれる。頑張ってくるね!3時55分に分かれる。

今日はヒュッテまで目標1時間40分。しかし、なんと2時間20分もかかってしまった。ショック。もうダメだ!これではきっと登れない。ショックのあまり、ヒュッテの手前でストックに寄りかかって、呆然としてしまった。小屋で受付をすると、待っていましたと言われる、、、。荷物を置くとすぐにガイドの紹介の時間。どんなガイドかしら??別にヘリが悪いわけじゃないけど、ヘリがいると決まって天気に恵まれないので私にとっては疫病神と思えてきたので、ヘリには会いたくなかった。望みがかなってヘリは居なかった。ヘリに会わなかったので何とかなるかも!と言う気持ちが沸いてきた。

アルパインセンターの明日のガイド登山は6人(日本人3人、スイス在住のカナダ人、スイス人、アメリカ人)。女性ガイドも一人いた。私が知っているガイドは一人もいなかった。みんな明るくていい感じ。私のガイドはウォフルガング。マッチョマン。私はマッチョマンはあまり好みではないがウォフルガングは格好いい。素敵だわ。頼もしい。あーうれしい。(引っ張りあげてくれないかしら?)

他にもガイド登山の人がいっぱいいた。どこの手配か分からないけど、、、日本人もたくさんいた。カナダ人スイス人アメリカ人とスイスは狭いけどアイロンを掛ければ広いなどとくだらない話を楽しむ、みんな明るくて楽しい。みんな私の名前を覚えてくれて、食事のときも登っている時も名前を呼んで話しかけてくれるんだけど、私は名前が覚えられない。残念。

食事はぜんぜん期待していなくて、前回と一緒だろうなーと思っていたら、違った、スープ、豚肉、ご飯、野菜炒め、デザート。悪くはなかった。よかった。アルファ米を持ってきたが必要なし。日本人の一人が食事のときに初めからいなかったが、持参のものを食べるのかなー。

食事後、部屋で恒例のガイドによる荷物チェック。アイゼン(付けて確認)、アーネス、ヘルメット、ヘッドランプ(ヘルメットにつけてくれる)、水、食料(多すぎる?と聞くと、いいとの答え)ズボンは薄いズボンでよい。着る服はTシャツに薄いシャツのみ、カバンに防寒具(翌日は温かくて結局使わなかった)、手袋(2つもっていたが軽いから2つとも持っていくようにと意外なお答え)チェック終了。荷物はとても軽い。うれしい。何か忘れているんじゃないだろうか?と思うくらい。明日よろしくお願いします。

同じ部屋のアメリカ人、カナダ人がいっぱい食べ物、スポーツ飲料を持っていて大量に用意をしていて面白かった。
夕焼けが見たくて、外へ見に行くがまだ始まっていない。明日に備えて眠ることを優先。8時50分頃眠る。12時半頃までぐっすり眠る。(TADAによると、この日の夕焼けはとてもきれいだったらしい。)
その後はチョコチョコ目を覚ましながらも眠ることができる。
トイレが部屋のフロアにある。屋内にあるのは便利なのだが一つしかない。廊下で順番を待つがちょっと少ないのではないだろうか??

部屋の中

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