アイガー・メンヒ・ユングフラウ登山(2004年夏)

アイガー・ミッテルレギ小屋へ(たぬ)(2004年7月28日)

ヴェッターホルン残照~ミッテルレギより

グリンデルワルトを出発

快晴。TADA!アイガー登山がんばってね。
NAOMIと一緒にユングフラウヨッホで北極犬の犬ぞりに乗るため早めに出掛ける。

今日もシルバーホルンは美しい。
ユングフラウ頂上からのシルバーホルンはこんなにきれいではなかった。当然だね。

11時30分、ユングフラウヨッホ着

しばらく慣れてから犬ぞりをするつもりだが、NAOMIはアイスパレスで、「寒ーい!」と言い出す。

プラトーで雪をいっぱい見せ、触らせても喜びはしたが元気がない。

コーヒーショップのところに戻って休ませると、眠いと言い出す。いすを譲ってもらっていすの上で眠らすが体調が悪そう。高山病っぽい。
犬ぞりは残念だが諦めよう。早く下ろしてあげたいけど、待ち合わせまでは我慢してね。
13時30分頃、戻ってきたTADAを発見。おめでとう。TADAとガイドはお昼を食べに行く。NAOMI、もう少しの辛抱よ。
着替えて荷物の交換、クランポンの調整をする。

アイスメーア経由でミッテルレギ・ヒュッテへ

TADAとNAOMIと分かれて、15時の下り電車に乗りこむが混んでいてなかなか出発しない。ずいぶん待たされてやっと発車する。乗車券は持っていない。検札がきたのでビクビク!でもウールスが話をして大丈夫だった。ほっ。
15時30分、アイスメーア着。 駅から外へ出るときに通路が凍っていてめちゃめちゃ恐ろしかった。ここでもアイゼンは付けない。NAOMIと鉄道で登ってくる時のアイスメーア駅での5分の休憩のとき、窓から雪の上に足跡があるのを見つけ、あれは一体、誰のだろう?と思っていた足跡の上ををアンザイレンして歩き始める。

画面中央少し上の岩のところにアイスメーアの駅の窓(ユングフラウヨッホへ電車で登るときに2回目の休憩で外を見る窓)が見える。
この写真はミッテル レギ小屋から見たアイスメーア駅

氷河上をしばらくを歩いた後、岩場になる。いきなり岩が大きい!。これが噂の!。でも、昨年練習したツェルマットのリッフェルホルンの岩と似ていたので何とかクリア。大きい岩場はそれだけだったのでよかった。17時に最後にナイフリッジ(細い岩場)を少しあるいてヒュッテに到着した。

18時30分夕食。お豆の入ったおいしいスープ、サラダ、カレーライス、デザートとてもおいしい。ウールスに笑われるほどいっぱい食べる。FUJIさんという64歳の日本人(彼もおととしモンブラン・昨年マッターホルンを登ったらしい。)がいて楽しい。
宿帳に記入。先週の木曜日にやっとアイガー登山が始まったばかりなので、今年登った人の人数は少なかった。
ウールスや他のスイス人にスイスドイツ語を教えてもらって練習する。
21時ごろまでウールスやFUjiさん達と楽しい時を過ごしていると山が赤くなってきたので、急いで外に出て、素晴らしい景色を見て9時30分就寝。2時過ぎまで熟睡。

木の香りがする。こじんまりとしたとても素敵なヒュッテ。うれしくって写真をとる。トイレもきれい。
到着するとすぐにジュースをサービスしてくれる。美味しかったので一気に飲む。 

ベッド。木の香りがしてとても快適。

荷物置き場、ベッドの向かいにあるので使いやすい。

トイレがきれいで、とってもうれしくって、何枚も写真を撮ってしまう。

ね、きれいでしょ!

ヴェッターホルンに雲がかかっている。
とても景色がいいので、外で楽しむ。

小屋はナイフリッジに建っている。小屋のすぐ下のがけを撮っている。落ちれば一気にグリンデルワルトまで行けるだろう。

上から崖を見下ろしている
しかし、この写真では上手く伝わらない。

トイレへ行く通路の下。金網の下は崖。
よくこんなところに小屋を建てたよなー

真下に、グリンデルワルトの村の家が見える。

小屋の前。

メンヒが見える。

フィッシャーホルン

ここのベンチに座って景色を楽しんだ。

ミッテルレギ・ヒュッテを背景に記念撮影

ハイジじゃないけどおじいさん、山が燃えている!

とにかくきれいだった。

もう日が沈む。

おやすみなさい。

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