ヴァイスホルン登山とツェルマット周辺ハイキング(2006年夏)

シュヴァルツゼー周遊ミニハイキング(2006年7月24日)

シュヴァルツゼーへ向けて出発

今日はTADAは子守とお留守番である。早朝にたぬが出発した後、NAOMIもすぐに起床した。二人とももうちょっと寝てくれていた方が楽なのだが贅沢はいえない。幸い外は雲ひとつない快晴なので、シュヴァルツゼーに行くことにする。

手がかかりすぐ泣くTAKUに悩まされながらも、なんとかTADAはたぬが作って行ってくれた朝食を子供たちに食べさせ、アパートを出た。2人を連れてクライン・マッターホルン(マッターホルングレイシャーパラダイスと改称されたらしいがわかりにくいので)方面のゴンドラ駅まで歩くのは大変そうなので村内バスに乗ろうとしたが乗り遅れてしまった。次のバスまで時間があったので近くのバス停が村内バスの始発なのでそちらまで歩いていってみた。そこには村のはずれまで来たという感じがして、ツェルマット村内には乗り入れ禁止のガソリン車の駐車場などもあり面白かった。

NAOMIとTAKUと楽しくバスに乗って7時30分頃にクライン・マッターホルン方面のゴンドラ駅に着いた。本日は快晴なり。

クライン・マッターホルン方面のゴンドラ駅からのマッターホルン

きっとシュヴァルツゼーはものすごくきれいだ。期待に胸を高鳴らせながら、フーリ行きのゴンドラに乗り込む。
しかし、トラブルが発生した。NAOMIがツェルマットピークパス(乗り放題の券)を忘れてしまった。事情を話して券を臨時発行してもらい事なきをえる。。

7時30分くらいであるため人影は少ない。

フーリでシュヴァルツゼー方面のゴンドラに乗り換える。TAKUはゴンドラに乗るとすぐに寝てしまった。

シュヴァルツゼーでミニハイキング

ゴンドラを降りると8時くらいであったが雲ひとつない青空が広がり風もなく美しい景色が広がっていた。ゴンドラ駅とオーバーガーベルホルンを背景にしたNAOMI。

ヴァイスホルンはシュヴァルツゼーから見ると頂上周辺が少し見えているだけだが、たぬの登頂成功を願いながらNAOMIと「ママ、がんばれー」と叫んでおいた。

目指すシュヴァルツゼー

ダン・ブランシュ

左がオーバーガーベルホルンで右がヴェレンクッペ

モンテローザとリスカムも見える。左の岩山はリッフェルホルン

ブライトホルンもゴルナーグラード近辺とは少し違った表情を見せている。

雲ひとつ無い青空とマッターホルン

雲ひとつ無い青空とマッターホルン

ここシュヴァルツゼーからは各方面にハイキングコースが延びている。人気があるのはヘルンリヒュッテとシュタッフェルアルプへ行くコースのようだ。

ハイキングコースとマッターホルンとNAOMI

まだ朝早いためか周囲にはほとんど人がおらず、たまにやってくる人もマッターホルン登山基地であるヘルンリ小屋へハイキングへ行く人ばかりであった。人気のない登山道には羊の群れがおり、NAOMIは大喜びである。TAKUにも見せたかったがすやすや寝ている。

シュヴァルツゼーと羊

シュヴァルツゼーとオーバーガーベルホルン

シュヴァルツゼーの畔に到着。
湖畔へ下りるとオーバーガーベルホルンが水面にきれいに写っている。NAOMIは「きれいだね」とは言ったものの景色にそれほどの関心は示さず、水に触ったりお魚探しに忙しそう。

湖畔の教会は素朴で絵になる。

湖を1周して教会の中を見てから、9時くらいにはゴンドラ駅に戻った。お魚もいて喜んだが、背中のTAKUが重い、、、、。

好奇心旺盛なNAOMIは教会内に入るも、暗くてつまらんといってすぐに出てきた。

教会の前から振り返るとブライトホルンとクラインマッターホルンが水面に投影されている。

お魚を眺めるNAOMI

羊とブライトホルン

羊とブライトホルン

夏で快晴ではあるが、標高2000mを越えているのでとても涼しい。眠っているTAKUがあまり冷えてはいけない。NAOMIもあまり紫外線が強いところで長居はさせたくない。

立派なICパスを忘れて、臨時券をもらって喜ぶNAOMI。
ICパスは味気なくて子供好みではないらしい。

ピッ

ツェルマットへ戻る

日差しが強烈なのでハイキングはこれくらいにしてツェルマットまでゴンドラで下りる。下りる途中でTAKUは目を覚ました。あーあ、もったいない。その後どうしようかと思ったが、昼食を食べねばいけないし、TADAも時差ぼけで疲れ気味で、たぬも午後早くに戻ってくる。とりあえずアパートに戻って休養することにした。村内バスでアパートまで戻ることにする。。

バス停付近で村内バスを待つ。こんな時間に戻る人は他にいない。

NAOMIはマッターフィスパのジャーをずっとあきずに見ている。本当に水が好き。

2003年に来たときに遊んだ砂山(我が家での呼称はちゅいちゅいマッターホルン)は小さくなっていた。(というより実は土砂採集業者のただの砂置き場)

小さくて残念ですが一応登ってから、うれしそうにバンザーイ。

村内バスはすいていた。

アパートに戻ると10時30分くらいだったのでNAOMIとTAKUを遊ばせておいて、11時くらいに早めの昼食をとり、食事後にはお昼寝をさせる。TAKUはおっぱいなしの睡眠に強烈な抵抗を示したが、なんとか寝かせつけることができた。時差のせいか疲れが出ているのか2時間近く寝てしまった。

昼寝から目覚めてしばらくして15時すぎにたぬがポルックス登山から戻ってきた。バテバテでひどい状態だったようだ。

トレーニング不足+時差ぼけも残っているTADAも不安である。

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