ヴァイスホルン登山とツェルマット周辺ハイキング(2006年夏)

雲の上のゴルナーグラード(2006年8月 2日)

雲海に浮かぶモンテローザとリスカム

雲海の上、モンテローザとリスカム

雲海をみるためにゴルナーグラードへ出発

起床して外を見ると雲が低く、山はまったく見えない。今日は展望台には出かけないつもりでいたがテレビを見ていたら、どうも雲はツェルマットとゴルナーグラードの間にあり、ゴルナーグラードは雲海の上のようだ。急いで出発する。

8時過ぎにゴルナーグラード・モンテ・ローザ鉄道のゴルナーグラード行きに乗り込む。始発には乗れなかった。この時間になると日本人がいっぱいいて、NAOMIは日本語でお話できて満足そう。

リッフェルベルグまで来ても雲の中である。まさか雲の高度が上がってしまったのでは?と不安になる。

終点のひとつ手前のローデンボーデンでも雲の中である。不安が募る。
しかし、ゴルナーグラードに着く寸前、太陽が差し込み、雲の上に出た。NAOMIとTAKUと3人で大喜びする。もちろんTAKUはなにを喜んでいるのかわかっていない。ゴルナーグラード駅から急いで展望台に上がる。

雲の上のゴルナーグラードの絶景

モンテローザ。今度の機会には是非挑戦したい。

リスカム。モンテローザと一緒に縦走したい。

カストゥール(左)とポルックス(右)。たぬとTADAが今回登った。

ブライトホルン

ブライトホルン。次回はハーフトラバースをトレーニングにしようか。

素晴らしい風景で何回も来ているが雲海の上であったのは初めてである。でも贅沢を言えば、少し雲の高度が高くて、写真的には絵になりにくい。

ヴァイスホルン。とても愛しく誇らしい。たぬは登れたかな?

ツィナールロートホルン

マッターホルンを背景に記念撮影しました。

この歳(6歳)で雲海を見た幸せNAOMI。モンテローザ連峰の全景

左からドム、ターシュホルン、アルプフーベルといったミシャベルの4000メートル峰たち。手前に少し顔を出しているのはオーバーロートホルン、ロープウェイでロートホルン(正確にはウンターロートホルン)まで上がってから2時間30分歩くとつく標高3400mの山である。根性なしのわれらは行ったことがない。

時刻は9時30分ごろ。たぬはすくなくとも右側の稜線を登っているはず。

「ママ登れてるといいね、ママがんばれー」とヴァイスホルンを背景に記念撮影。

シュトックホルンのロープウェイ駅が見えるが、ここ数年はいつも夏季は運休しており、行けない。ゴルナーグラードより400メートルも高いし、モンテローザにも近いのに残念だ。

展望台は日本人が多い。みんな喜んでいる。

展望台の少し先のケルンのある丘まで行ってみました。

撮影用と思われるが、シュトックホルン行きのロープウェイを動かしている。動かすなら乗せてほしい。雲の上をロープウェイで移動するという楽しい体験ができるのに。

なつかしのマッターホルンヘルンリ稜

雲の上ぎりぎりなので時たま雲に隠れる。雲上散歩はとても楽しい。

NAOMIも「雲の上、雲の上」と喜んでいる。TAKUは、、、、、TADAの背中で寝ている。

ドムとターシュホルンを背景にしたNAOMI

マッターホルンとゴルナーグラード・クルムホテル。次の機会にはこういう日に泊まってみたい。

NAOMIはケルンがお気に入り。モンテローザとリスカムを背景に。

日本人が多いのでブライトホルンを背景に撮っていただきました。でも日本人といってもほとんど若者子供はいなかった。少子高齢化かな。

雲の向こうにヴァイスホルンがそびえている。あそこに登れた(登らせてもらった)ことが誇らしい。たぬも登れているといいのだが、、、、

ケルンに石積みをはじめた。

ゆっくりと歩いていたら10時25分になっていた。雲はだんだん減ってきて、ドムの方を見たら、ロートホルンのロープウェイ駅が左下に見えた。

雲がなくなり、ゴルナー氷河がよく見えてきた。

ゴルナーグラード・クルム・ホテルを見学

そろそろ光も強くなり、紫外線をあまり浴びると子供の肌によくないので帰ることにした。帰る前に改装したゴルナーグラードクルムホテルを見学することにする。ホテルのテラスは展望も素晴らしいので晴れた日の日中は賑わっている。

氷河はほんとうにきれい。

3年前の夏にNAOMIと泊まったときに比べて、内装は新しくなっていたが、レイアウトはそんなに変わっていない。

残念ながら客室までは宿泊していないので入れない。

3年前はここで夕食と朝食を食べたがこんな感じだった気がする。

このエレベーターは新調されたものだが、別になくてもいいのに、、、
しかも、スイスだから国産のシンドラー製、、、大丈夫かしら。

地下に高そうなショッピングコーナーがいくつかできていたが、店構えをみただけでお金持ちでないわれらには縁がないのがわかる。

ゴルナーグラードを後にしてツェルマットへ

10時45分、たくさんの人をにせてゴルナーグラード鉄道(GGB)がゴルナーグラードに到着。十分よい天気だが、あと1時間早くこればもっときれいなのに、、、、

降りる人ばかりでがらがらの車内にのりこむ。来るときに一緒だった日本人の団体は、お約束のリッフェルベルグまでのハイキングに出発したようだ。

リッフェルベルグ付近まで下りてきた。このあたりから見るマッターホルンは、稜線上に東壁が迫力ある姿をみせており結構気に入っている。

リッフェルアルプ付近からみたマッターホルン。雲が出てきた。

がらがらの車内で眺めを楽しむNAOMI

時折、ゴルナーグラードへ向かう電車とすれ違う。

リッフェルアルプでは赤服のホテルリッフェルアルプの従業員とミニトラムが滞在客を待ち受けている。

このトラムに乗るためにはホテルに泊まらなければならないので、たぶんのることは今後もない。

朝寝からおきたTAKUもご機嫌。

フィンデルバッハFindelbachの駅

滝の写真はなかなかうまくとれない。

かっこよく撮れた。

ツェルマットに戻ってきました。

ゴルナーグラード・モンテローザ鉄道を降ります。ああ、楽しかった。

電車はツェルマットに到着し、雲海のゴルナーグラード展望台へのツアーはこれで終了した。アパートに戻ろうと考えたが、あまりに天気がよく、眺めもよく、もったないのでツェルマット村内を散策することにする。

スポンサー