ヴァイスホルン登山とツェルマット周辺ハイキング(2006年夏)

ツェルマットからラウフェン城まで(2006年8月 5日)

ツェルマットを早朝に出発

2週間たっぷり楽しんだツェルマットを出発する日が来た。ラインの滝を楽しみ、シャフハウゼンを通りライン川をクルーズして今日の宿泊地、ラインの宝石とも呼ばれているシュタイン・アム・ラインへ行く予定である。
たぬとTADAは4時に起床。

2週間の滞在も今日で終了。とっても素敵な宿で快適だった。次回も利用できたら滞在したいと思う。
昨日の夕方、NAOMIが一回だけ食べていいけどイチゴの入ったヨーグルトと、アイスクリームとどっちにする?と聞きかれて選んだヨーグルトをTAKUが起床する前においしくいただく。
5時15分、眠っているTAKUを抱っこして貸しアパートを去る。

サース・フェーの日の電車乗り遅れの教訓を生かして、5時30分ツェルマット発のMGBのブリーク行きに乗り込んだ。

マッターホルン・ゴッタルド鉄道とスイス鉄道を乗り継ぎラインの滝へ

駅にいる人はまだ少ない。

車内に人は少なく、テッシュで人が降りたあとは車両内にはうちの家族以外に人はいなくなった。これでTAKUが大騒ぎしても大丈夫になった。安心安心。

途中でNAOMIはねんねしたが、TAKUは「でんでん」と言いながら外を見たり、抱きついたりして元気である。同時に寝てくれれば親も寝れるのに、、、。でもお疲れTADAもねんね。

5時52分にブリークに到着し、7時18分発のロマンショーン[Romanshorn]行きのSBBのインターシティに乗り換えた。車内はがらがらで安心して2コンパートメントを占拠する。1等車に乗車していた日本人の方は、今日のチューリッヒ・クローテン国際空港発の直行便で日本に帰国すると言っておられた。うちも今日の便でも間に合うのだが、3年前にツェルマットに行くときには鉄道の故障で2、3時間到着が遅れており、出発当日の朝1番の列車でないと間に合わないと言うのは少し怖い。でも、今回は、ツェルマットに比べるとチューリッヒ・クローテン国際空港に大分近いとはいえ、シュタインアムラインでぎりぎりまで遊ぶつもりなので空港近くのホテルに泊まらないという点では同じく危ないのかもしれない。

ブリークを出発すると雨とはいえ、ローヌの谷を見下ろす絶景の中を列車は徐々に高度を上げていく。来たときにはTADA以外は全員寝ていたが、帰りはみんなで谷を見下ろして楽しんだ。TAKUは「でんでん」「じゃー」「どうしゃ」「おはー」と相変わらずにぎやかである。ローヌの谷から離れてトンネルに入ると暗くなるとTAKUは不満の声をあげる。シュピーツ、トゥーンと駅を経るごとに乗客が増えてきたので1コンパートメントに固まる。乗客には夏期休暇に入るらしい軍人が多い。ベルンからは列車はほぼ満席になった。

列車はチューリッヒ、チューリッヒ空港を経由して3時間以上の旅を経て10時33分にウィンタートゥーアへ。ここで乗り換えて33番のSバーン(都市近郊の列車)に乗り換える。この列車はスイスの鉄道にしてはあまり清潔ではなかった。10時42分の定刻の数分遅れで発車した列車は、田園地帯を走っていく。

ラインの滝についたら観光をがんばらねばいけないし、雨もぱらついていたので列車の中で持参のおにぎりや残り物食料で腹ごしらえをした。

4分遅れの11時11分にシュロスラウフェンアムラインフォール[Schloss Laufen am Rheinfall]駅に到着した。たぬ一行以外に1人を降ろすと列車はトンネルの中に消えていった。トンネルの上には山があり、そこにラウフェン城らしき建物がある。横にはライン川が見えるが、滝は見えない。たぬ一行は道標にしたがって山道を登っていった。5分くらい登るとラウフェン城の門の前に出た。あいにく天候は雨だが、かなりの観光客が来ており、結構な観光地である。

駅からは滝は見えない。階段を上ってラウフェン城へむかう。

鉄道の上にお城が見える。

この駅には4月中旬から10月下旬の7時45分から18時15分のみ列車が停車する。

城から線路がよく見える。

木や草が生い茂っている。

ラウフェン城

橋を渡って城に入る。

橋の上で記念撮影。小雨が降ってきた。

ラウフェン城。城の中にはレストランとホステルがある。

記念撮影をして恒例のNAOMIの噴水おさわりが終わってからラウフェン城の中へ入る。

城に入りまーす。

城を通って滝に向かう。

城ののぞき穴からラインの滝が見える。

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