ヴァイスホルン登山とツェルマット周辺ハイキング(2006年夏)
レンクフルーで氷河を間近に楽しんだ後で、シュピールボーデンで野生のマーモットに餌をあげる。
レンクフルーまでの中間駅のシュピールボーデン(2450m)にロープウェーで戻る。サースフェーの谷がよく見える。
さて、NAOMIのお待ちかねのマーモットの餌やり!ここでは野生のマーモットに餌をあげれると、パンフレットに書いてあった。
マーモットはいないかなー?マーモットがいそうな穴を探す。
あっいるかなー?
静かに近寄ってみるが、、
いないねー。
あちこち探して歩いてもぜんぜん姿を現さないので、これではいつまで経っても、買った餌がなくならない。しかたなく住んでいそうな穴に「後で食べてね!」といいながら、パンやニンジンを置いて歩く。
黒ウサギが飼われていた。
TAKUはNAOMIがマーモットを探す間、前半眠っていたが途中で目を覚ます。ご機嫌で景色を楽しんでいた。
たくさんの子供たちがマーモットを探してさまよっていた。
あきらめかけたときに、やっとマーモットが出てきた。時間が遅くなってきたのと天気が崩れかけてきたから出てきたのかしら?とにかくうれしい。
かわいいー。
NAOMIは、間近で見ることができる。
ニンジン食べようかなー
とても近くでよく見える。
NAOMIとの記念写真も撮ってくれた。
NAOMIは留守の巣に持っていた餌をほとんど配ってしまっていたので、自分で持っているパンの餌は無くなっていた。一緒に見ていた、ドイツの女性が餌を分けてくれた。マーモットは置いてあるニンジンは食べずにNAOMIの手からパンを食べてくれた。NAOMIは感激する。
このマーモットは子持ちだった。子持ちだからおなかが空くのかなー?
たっぷり楽しませてもらいました。マーモットありがとう。
さよならー。
さまよっていた女の子にマーモットがいる場所を教えてあげる。
彼女もずっとマーモットを探して走り回っていた。彼女も見れてよかった。彼女の父も母もきっと子供に見せることができてうれしかったことだろう。
そろそろ帰る時間になってきたので下りのゴンドラに乗る。ゴンドラに乗っている途中から雨が降り出す。
ゴンドラを降りて、なんとか走って(TADAは筋肉痛のため歩いて)、15時40分ぐらいにバス乗り場へ到着。先行したたぬとNAOMIが聞いたところ、予約なしで乗れるとのことだったので、バスの前に並んでバスに乗り込んだ。結構混んでいるが全員着席し、15時45分にサース・フェーを出発する。最後がばたばたになってしまったがいい村で「氷河村」というのにふさわしい村であった。
バスはサース・フェーからサース・グルンドに下りたが、そこではバス停の前に多数の人の列があった。
バスは超満員になり、立っている人も苦しそう。NAOMIとTAKUを抱えた我が一行がああならなくて良かったとほっとする。今度来るときもサース・グルントには行きに寄って、帰りは始発のサース・フェーにしよう。
サース・グルントでバスが超満員になったため、乗り降りに時間がかかり、シュタルデン[Stalden]に着いたのは定刻を5分くらい過ぎた16時25分であった。急いでバスを降りるとすぐにツェルマット行きのMGBがやってきて16時28分に乗車し、17時24分にツェルマットに到着した。
駅はたくさんの観光客でにぎわっていた。
楽しい一日だったねー。反対向き電車バイバーイ!
お花がきれいに飾ってある途中の駅。
ふー疲れたとアパートに戻りたいところだったが、たぬの再挑戦のためアルパインセンターにその足で行く。
登頂済みのTADAがリリーさんにたぬに前回のガイド登山のとき、頂上雪稜前から頂上まで3時間はかかるからといってガイドに下ろされたが、TADAのガイドによると3時間はとんでもなく、実際にTADAはガイドがルート工作(ピッケルで凍結した急斜面の雪稜に足場作りをすること)をしながら1時間20分しかかからなかったと訴えて、今回は翌日もガイド予約があるなどランダ[Randa]に帰らなくてもいいガイドを頼みたいと言う。
リリーさん(ガイド組合)としては登山活動中についてはすべてガイドに任せてあるということでクレームについてはとりあってくれなかった(結果的には配慮してくれたのかもしれない)。たぬと相談したがもう一度だけ挑戦してみることにしてガイドの手配を依頼した。
突然の手配依頼であったが、天気予報をみているとあさってにチャンスがあり、その後は予定や天候を考えると厳しそうなので明日にヴァイスホルンヒュッテ、あさってにアタックという日程でガイドを頼むことができた。ありがたい。たぬも吹っ切れたようで「とにかくがんばる」ことにする。
長い楽しい一日が終わり、シャレーに戻る。TAKUもハイハイで3階まで上った。
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