ヴァイスホルン登山とツェルマット周辺ハイキング(2006年夏)
今日はたぬがヴァイスホルンへ出発する日である。当初の予定では、みんなでどこかの展望台へ遊びに行き、早目の昼食を一緒に食べてたぬが出発する予定であったが、時間的問題とTADAの調理能力の低さのため、留守中の食事に懸念がある。そのため、たぬはTAKUとともに残留し、おかずの作り置きなど準備に専念することになり、NAOMIとTADAだけロートホルン展望台に出かけることにした。
NAOMIは日本から持参した本をお利口に読んでいる。NAOMIは今回の旅行ではTAKUが起きているときはよく遊んでやり、TAKUが寝ていてたぬやTADAが相手をできないときには日本から持ってきた地図帳や本を読んだり、おもちゃのピアノを弾いたりしてお利口にすごしている。手がかからなくなってきた。
天気は快晴ではないが、まあまあ良い。マッターホルンもよく見えている。
バルコニーからの眺め
たぬが山に行っている間の食事を作りおきをしている。
2003年に滞在したAlouette。今回も滞在したかったが、前回滞在したよい部屋がうまっていたので断念した。
マッターフィスパ沿いを歩いて、スネガ行き地下ケーブル駅に向かう。
8時4分にスネガ行きの地下ケーブル駅に到着。8時に運転開始のスネガ行きケーブルカーに乗ろうとしたが残念ながら乗り遅れ始発の1本後のケーブルカーに乗る。
ひんやりとする地下を歩いて、乗り場に向かう。
改札を通過するNAOMI。親のおまけに無料でもらえた子供用乗り放題パスがあるので一人前のつもり。
地下ケーブルには階段を登って乗車する。
スネガでゴンドラに乗り換える。
マッターホルンの頂上には少し雲がかかっているがきれい。
犬と一緒に山小屋で運ばれる食材や山小屋の従業員が上がっていく。
NAOMIも乗り込む。NAOMIは乗り物が大好きなので喜んでいる
ブラウヘルトからは大型のロープウェイにさらに乗り換える。
先ほどの犬がのっていて、NAOMIはなでさせてもらえた。とても利口そうな犬だ。
8時45分頃にウンターロートホルンに到着する。早速、ヴァイスホルンを眺める。右側の東稜が登頂予定コースである。
やはり周りの山に比べてヴァイスホルンは存在感がある。
お約束のマッターホルン。以下、4000メートル峰のオンパレード。
ツィナールロートホルン
オーバーガーベルホルン。右側が双耳峰のヴェレンクッペ。
山小屋の窓ガラスに映る山を撮ろうとしたが、、、失敗。
シーソーがあるので当然、NAOMIは乗ってみます。この後は「パパものって」
シュトックホルン越しにモンテローザも望むことができる。
お金を入れないと見えませんが、、、、
カストール
ポルックス
ブライトホルンなども見えます。
立派なウンターロートホルンのロープウェイ
ここ、ウンターロートホルン展望台には、周囲を散歩しながら見ることのできる山名のプレートがある。たとえば右はカストールとポルックス。上には写真と標高のプレートがあり、真ん中のプレート(右)に初登頂の年月日と初登頂者。
下にもその山についての一言プレートがあり、ご丁寧に日本語まで併記してある。カストールは「頂上での休憩は至福の時」
天気は晴れで山もおおむね見えているが雲は多い。NAOMIは風景にはそれほど興味がないので遊具で遊んだり、石をひろったり、見えない有料望遠鏡をのぞいたりしている。
まだ9時で早いためか、客はいない。
左側に立っているのが山のプレート。シュタインボックを見つけたがすばやく岩陰に入ってしまい、撮影できず。
ロープウェイとツェルマットの村が見える。谷の深さと高度差がすごい。
そろそろ帰ろうか。え?最後にもうひと遊び?
豪華な背景のシーソーと滑り台
ロープウェイがやってきた。
いくよー。まってー。
たぬとTADAはあの立派なヴァイスホルンの山頂に立てるだろうか?
退屈しだしていたNAOMIをつれて、再び下りのロープウェイに乗り込んだ。
ツェルマットの村の駅付近をズームで撮影。われらの貸し別荘も見えている。
ブラウヘルトに向かってどんどん下りる。
フィンデルンの村も見える。
この時間に下る人はほとんどいないのでロープウェイはがらがらであった。
スネガからブラウヘルトのゴンドラが架け替えられていたので乗り継ぎ方法も2003年と2006年では変わっていた。
ゴンドラやロープウェイはICカードによる非接触改札である。NAOMIは背中のリュックにICカードを入れているので背中を押し付けて「ピッ」といってから通る。楽しそう。
スネガのレストラン。まだ午前10時で早いのでお客はあまりいませんが、晴れた日のお昼ごろには大混雑。
スネガで少しお散歩する。
NAOMIがとても楽しそうなのでつれてきたかいがあった。きれいな山とお花、乗り物に乗れて、動物もいると喜んでいる。
ツェルマット行き地下ケーブルに乗り込む。
ふう、ついたついた。
10時30分ごろアパートに戻ると4階の部屋からたぬとTAKUが手を振って迎えてくれた。
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