サン・モリッツとツェルマットの貸アパートに子連れ家族が滞在し、スキーやウィンターハイキング、冬のレーティッシュ鉄道ベルニナ線や氷河急行乗車を楽しんだ旅行記。記事数:51本
2010年12月23日
チューリヒ空港について、ホテルに荷物を置いてからチューリヒ中央駅で開かれているクリスマスマーケットを見に行った。スイス最大といわれるだけあってとても大きなクリスマスマーケットだった。
2010年12月24日
チューリヒを早朝に出発して、チューリヒ市電、スイス連邦鉄道(SBB)、レーティッシュ鉄道(RhB)を乗り継いでサン・モリッツへ向かった。はじめて工事中でないランドヴァッサー橋を通過したが、あいにくの雪で視界は乏しかった。
2010年12月24日
サン・モリッツには午前中につき、貸アパートの手続きや買い物をしてもまだ時間があった。そこでレーティッシュ鉄道(RhB)でアルブラ線のプレダまで戻り、世界遺産の鉄道沿いをそりで滑った。
2010年12月25日
時差ぼけで早く目が覚めたので、早朝にベルニナ線に早速乗車した。とても寒く雪の多い日であったが、新型の電車で眺めも快適であった。途中、一時立ち往生するトラブルもあり、ポスキーヴォで、乗車した列車は運休になった。
2010年12月25日
ポスキアーヴォで運休になった列車の後続列車でブルージオのオープンループを通り、イタリアのティラノまで行った。ティラノではマドンナ教会へ行った。また、イタリア国鉄のティラノ駅にも行った。
2010年12月25日
ティラノからサン・モリッツへもどる途中、アルプ・グリュム駅で下車し、オメガループを通る列車を丘に登って見た。次にオスピッツォ・ベルニナ駅でも下車し、豪雪酷寒の中で雪遊びをした。
2010年12月26日
朝、出発が遅れてソーリオへ向かうバスに乗り遅れてしまったので時間調整をかねてサンモリッツ湖とシュタッツ湖のウィンターハイキングをした、天気は曇だったが、静かなハイキングを楽しんだ。
2010年12月26日
ブレガリアの谷のソーリオの村内を散策した。村は、夏とはうって変わった静けさでセガンティーニがマローヤから移り住んだころを想像させた。ホテルのレストランで栗のスープとパスタを食べたがとてもおいしかった。
2010年12月26日
マローヤからサン・モリッツまでシルス湖沿いをウィンターハイキングをした。シルス湖は凍結しており湖上を歩いた。ゆっくり景色や夕焼けを楽しみながら歩いたので、シルスについたら暗くなっていた。
2010年12月28日
早朝、サン・モリッツからレーティシュ鉄道ベルニナ線に乗り、ディアヴォレッツアまで行き、スキーをした。天気は曇であったが、ディアヴォレッツア展望台からの標高差1000m以上のダウンヒルをした。
2010年12月28日
ディアヴォレッツアの谷を挟んで向かい側のラガルブのゲレンデで滑ってから、ムオタス・ムライユに移動し、そり滑りをした。プレダからベルギューンのそりとは違って傾斜が急でそりのスピードが早くなり迫力があった。
2010年12月29日
チャンプフェー湖とシルヴァプラーナ湖の間にあるスールレイから、ロープウェイを乗り継いでコルヴァッチ展望台に上がり、スキーで滑り下りた。天気は快晴でヴァリスの山々まで見えた。
2010年12月30日
サンモリッツ周辺の主なゲレンデはひととおり滑ることができたので、今日はもう一度コルヴィリアのゲレンデを滑った。初日には滑らなかったチェレリーナへ滑り下りる。山から見下ろした冬のチェレリーナは美しかった。
2010年12月30日
引き続きコルヴィリアのゲレンデを滑り、マルガンスからサンモリッツまで滑り下りた。サンモリッツ湖はほぼ完全に凍結し、湖と雪に覆われた村がとても美しかった。
2010年12月30日
スキーを終えてから凍結したサンモリッツ湖の氷上をハイキングした。大きな湖が凍り、上を歩くことができる機会はなかなか無いので、湖を横断して駅まで歩き、家族で周囲の景色や雪と氷を十分楽しんだ。
2010年12月31日
いよいよサンモリッツ滞在最終日である。再びベルニナ線とロープウェイでディアヴォレッツア展望台へ行き、ピッツ・ベルニナなどの美しいエンガディンの山々を眺めてからラガルブまで滑った。
2010年12月31日
ラガルブのゲレンデでは、ラーゴ・ビアンコやポスキアーヴォの谷を見下ろすことのできるコースを滑った。前回より天気が良いので遠くイタリアまで眺望しながら滑った。
2011年01月01日
氷河急行でクールからディゼンティスに向かった。初めて列車内でケータリングサービスでスープ、メイン、デザートの昼食をとり、子供たちは大喜び。車窓から見たディゼンティスの修道院はとても大きかった。
2011年01月01日
氷河急行の旅を続け、ディゼンティスからツェルマットに向かった。最高地点のオーバーアルプ峠を越え、アンデルマットに停車した。そしてローヌの谷を経由して、マッター谷をさかのぼり、ツェルマットに到着した。
2011年01月02日
ロートホルン・スネガエリアでスキーの初滑りをした。このエリアはツェルマットから手軽に上がれ、マッターホルンがとてもきれいに見える。景色は美しくゲレンデは空いており、とても滑りやすかった。
2011年01月02日
クルムホテル・ゴルナーグラートでスープを飲んでから、ゴルナーグラート鉄道に沿ってスキーを滑った。山を下っていく登山鉄道と競争するのが子供にとても好評だった。
2011年01月03日
スキー用具を取りにツェルマットまで戻ってから、もう一度ゴルナーグラートに上がり、スキーをした。ゴルナーグラート鉄道(GGB)の登山電車と競争しながら、フーリまで滑走した。
2011年01月03日
>ヨーロッパで最も標高の高いクライン・マッターホルン展望台へ行った。天候がとても良く、モンブランなどフランスやイタリアの山々まで見渡せた。その後、イタリア国境まで滑走した。
2011年01月03日
プラトー・ローザでスイスとイタリアの国境を越え、イタリアのチェルヴィニアまで滑走し、チェルヴィニアでスパゲティを食べた。その後、ゴンドラ等を乗り継いでスイスに戻り、氷河ゲレンデを滑走した。
2011年01月04日
氷河村として知られているサースフェーまでスキーをしに行った。天候は薄曇りで寒かったが、ツェルマットとは違う角度から、ミシャベル[Mischabel]の山々を見ることができた。
2011年01月04日
天気が良くなったのでサースフェーで最も高い展望台ミッテルアラリンまで再度上がってみた。雲海と山がとてもきれいであった。その後、氷河上のゲレンデを滑走した。広くて緩やかで子供に好評だった。
2011年01月05日
天気予報からツェルマットでの快晴最後の日になると思ったので、再びクライン・マッターホルンからイタリアのチェルヴィニアまで国境越えスキーをした。
2011年01月05日
チェルヴィニアから戻り、氷河ゲレンデを滑った後、ゴルナーグラートからリッフェルアルプまで滑走してスキーを終え、夕方ツェルマットを散策し、夜景を眺めた。
2011年01月06日
天気は曇りだが、スキーが楽しくなったので今日もスキーを続ける。トロッケナーシュテークを滑ってから、ゴルナーグラート方面へ移動した。途中リッフェルベルグで除雪機関車を見ることができた。
2011年01月06日
ゴルナーグラートからガントへ下り、ロートホルンからツェルマットまで滑り降りた。途中圧雪車の後をついて滑った。夜のツェルマットを歩き雪に包まれライトアップされている景色を楽しんだ。
2011年01月07日
ツェルマットで滑る最後の日。クライン・マッターホルンは悪天候で行けなかったのでフルグ氷河を滑った。フルグ氷河は、そのとき雲の中にあり、子供たちは雲の中を滑るという体験を喜んだ。
2011年01月07日
ゴルナーグラート方面に移動し、ゴルナーグラート鉄道(GGB)の横を楽しく滑り、最後はロートホルンからツェルマットまで滑り、スイスでのスキーは終わった。
2011年01月07日
荷物を送り出してから、村内を散歩し、マッターホルン博物館を見た。展示内容はとても充実しており、初めてエドワード・ウィンパーのマッターホルン初登頂時の切れたザイルを見た。
2011年01月08日
帰国前にチューリヒに泊る予定だが、その前に2009年にユネスコの世界遺産に指定されたラ・ショー・ドゥ・フォン[La Chaux-de-Fonds]へ向かった。ツェルマットからは乗り継ぎ3回で約4時間の鉄道の旅である。
2011年01月08日
世界遺産のラ・ショー・ドゥ・フォンに到着し、国際時計博物館を見学した。古今東西の珍しい時計が展示されていた。見学後、「時計製造業の都市計画」にふさわしい高層の展望台から時計の街を眺めた。
2011年01月08日
世界遺産にラ・ショー・ドゥ・フォンとともに指定されているル・ロックルへ行った。駅から少し離れたモン城にあるル・ロックル時計博物館を見学し、芸術的な時計の数々を見た。
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