サンモリッツとツェルマットでスキー(2010年冬)
スキーを終えてから、ベルニナ線でアルプ・グリュムまで往復した。天候の悪い時とは違って、迫力は少ないがとても美しい景色だった。
夏にハイキングをしたときにお世話になった道標。柱が雪で隠れている。2メートルほど積もっているのだろうか。
アルプ・グリュムまで鉄道の旅は、前回は吹雪いていたので、不毛の雪原という感じだった。今日は快晴なのですばらしい雪景色だ。天気が違うと、こうも違うのか、まるで天国と地獄のようだ。
青空と雪をかぶった山々の姿のコントラストが美しい。一段とレーティッシュ鉄道(RhB)ベルニナ線が好きになる。
オスピッツォ・ベルニナ駅[Ospitzio Bernina/2253m]も、前回は雪に閉ざされていると思ったが、今日は、下車すれば、ウインターハイキングも可能だと思われる。
ハイキング道があり、ラーゴ・ビアンコ[Lago Bianco/2234m]ではたくさんの人が、スキーやスノーボードを履いて、パラグライダーの小ぶりのものに引っ張ってもらって楽しんでいる。見ていると楽しそうだ、私も挑戦してみたくなってきた。
パリュ氷河。しかし、冬には雪と氷河の見分けが付かない。
アルプ・グリュム駅で下車。
線路脇からオメガループを通過する列車を見て楽しむ。
アルプ・グリュム駅のレストランは人で賑わっている。一度何かを食べないと思いつつ、機会がない。今日も見るだけだ。
アルプ・グリュム駅を発車した列車がオメガループにさしかかった。
列車はゆっくりと美しい弧を描いて、走り去っていった。
静寂が戻ってきた。
日本では線路のうえをなかなか歩けないが、スイスではたっぷり歩ける。TAKUTAKUは思う存分、列車になりきる。
帰りの列車も新型列車だ。
折り返し、サンモリッツ行きに乗車し、サン・モリッツ[St. Moritz]へ戻る。
何度乗車しても楽しい。
線路脇に車庫発見。
一面まっ白な雪原の中を赤の列車が進む姿が、美しい。
モルテラッチのカーブを通る。残念ながら逆光だ。
レストランで食事をしている。満席だ。楽しそうだ。ゆっくり、昼ご飯を食べるのもいいなーと思いつつ、毎日毎日、忙しく動き回ってしまった。
14時11分。まもなくサン・モリッツ[St. Moritz]に到着する。
雪に覆われたサン・モリッツ[St. Moritz]駅の構内。
駅からサンモリッツ湖を見ると、多くの人が湖の氷上ハイキングを楽しんでいる。早く私たちも湖上へ行きたい。スキーを置いて
バス停でバスを待つ間、子供たちは雪遊びを楽しむ。
バスを待つ間に見たパワフル母さん。左手でベビーカーに一人を押して、右手で二人を引いている。信じられない。
ドルフからケーブルカーで上に上がり、シグナルバーンをスキーで滑走してレンタルスキーを返すことを検討するが、日の高いうちにサンモリッツ湖のハイキングをするために、バスで一度宿に戻って、靴を取ってきてから、シグナルバーンに向かう。しかし、バスのダイヤがめちゃくちゃになっていて時間だけが過ぎていく。
こんなことなら、朝シグナルバーンのロープウエイ乗り場のロッカーに靴を預けておけば良かった。
スキーの板とリフト券を返してデポジットの30CHF(一人10CHF) を返してもらい、サンモリッツ湖に着いたときには、既に日は傾いていた。湖の氷上ハイキングを楽しむ人が昨日より増えている。
夏によく利用したドルフへ登るエスカレータの横に、斜めに上るエレベータがあることを昨日バスに乗っているときに発見した。斜めのエレベータは珍しいので乗ってみたい。乗るために湖上をエレベータ乗り場のほうへ進む。
セガンティーニ美術館。
昨日と比べると、踏み跡が増えているし、昨日たっぷり遊んだので、子供たちも、テクテク前に進む。エレベータはガラス張りで前後が見えて、とても楽しい。
ドルフへ上るエスカレータの横にあるエレベータの乗り口。エスカレータには何度も乗ったことがあるが、エレベータには気がつかなかった。私としたことが、、、、、エレベータ乗り場へやってきた。
斜めに上り下りするエレベーターだった。ガラス張りになっているので、前がよく見えて楽しい。
爆竹や花火を学校前広場やコープの前で売っていた。どちらの売り場にも列が出来ていた。今日の夜打ち上げるのだろう。
ドルフに到着。インフォメーションセンターへ行った後、学校前広場で焼き栗を購入する。TAKUTAKUはバスに乗りたいと言っているが、歩いて戻る。コープが17時で閉店したと思っていたら、まだ営業しているので、ベーコン、トマト、ソーセージ、炭酸水を購入する。おかげで、夕ご飯が豪華になる。
ベーコンとブロッコリーのパスタ、ベーコンとトマトのパスタを作る。子供たちには大好評だ。チーズ、パン、サラダ、ワインの夕食だ。今日は大晦日、2010年最後の食事はとても美味しく、楽しくいただけた。
アパートのスキー室。大量にスキーが置いてあるが、こんなに泊まっているのかしら、それとも、置きっぱなしなのかしら。
宿のロビー。まだクリスマスツリーが飾ってある。
Powered by
Movable Type 7.9.7