サンモリッツとツェルマットでスキー(2010年冬)

ラガルブのスキーとラーゴビアンコ(2010年12月31日)

ラガルブから見たラーゴビアンコ

ラガルブのゲレンデでは、ラーゴ・ビアンコやポスキアーヴォの谷を見下ろすことのできるコースを滑った。前回より天気が良いので遠くイタリアまで眺望しながら滑った。

ラーゴビアンコとポスキアーヴォを見下ろして滑走

スキーを一度はずして、道路を渡り、11時にラガルブのロープウェイ乗り場に到着する。

今日は、空いているようだ。大晦日だからかな。

駐車場の車が少ない。

11時15分、ラガルブの頂上までゴンドラで上がる。そこでおなかが空いたので、持参したパンを食べる。今日は暖かい日なので、外で食べても快適だ。

ポスキアーヴォ[Poschiavo]の谷まで見渡せる。景色がすばらしい。

ラーゴ・ビアンコ[Lago Bianco/2234m]では、多くの人がパラグライダーを付けて、湖上スキーを楽しんでいる。

さあ、今年のサンモリッツでの最後の滑りだ。楽しもう!

ベルニナ峠とオスピッツオ・ベルニナ駅がよく見える。駅から峠まで歩いて行けそうだ。

ラーゴ・ビアンコ、ベルニナ峠、ポスキアーヴォやポスキアーヴォ湖まで見える。

斜めのバーンが多いのが玉に瑕のスキー場だ。そんな瑕など、このスキー場の眺望の素晴らしさという長所に比べれば、取るに足らないほどだ。

どこに目を向けても、まばゆいほどの景色だ。

2893mから2107mまで子供たちはノンストップ特急で滑り降りる。速すぎる。あまりに気持ちがよいので2本滑って12時7分に滑走終了。TAKUは、カメラに向かって手を振るゆとりができた。

今回のサンモリッツでのスキーを終わりにする。

雄大な風景の中を自分のリズムで滑り降りることが出来るので、最高の気分だ。

最後にベルニナ・ラガルブ駅まで滑走する。駅のホームまで滑っていけるのが、とても楽しい。スキーをホームで外して、電車に乗れるなんて日本では考えられない。改札がないということは、こんなに自由なことなのだ。

12時26分、ベルニナ・ラガルブ駅。リクエストストップの駅なので、ボタンを押して列車が来るのを待つ。

白銀のラーゴ・ビアンコとオスピッツォ・ベルニナ駅

駅は除雪されている。毎日、この状態を保つための苦労がしのばれる。あまりに天気もよく、このままサン・モリッツへ戻るのはもったいない。ベルニナ線に乗ってアルプ・グリュムまで行ってみることにする。

どんな列車が来るか楽しく想像しながら、列車を待つ。

駅舎の中に、リクエストストップのボタンがある。このボタンを押しておかないと、列車が駅に停車せず通過してしまう。

列車を待つのも楽しい。

12時29分、きたー。

ベルニナ線にまたまた乗車できるとは、幸せだ。

ラーゴ・ビアンコ沿いを走る。

真っ白。

列車に乗っているだけで、ワクワクドキドキする。

平らな湖面が広がっている。

ラーゴ・ビアンコでパラスキーというのだろうか、パラグライダーに引っ張れてスキーを楽しんでいる。

楽しいのだろうか?たぶん楽しいのだろう、でも、あんなに楽しいゲレンデがあるのだから、わざわざ、面倒なことをしなくても、、、と思う。でも、きっと一度やるとやみつきになるのだろう。

オスピッツォ・ベルニナ駅[Ospitzio Bernina/2253m]駅。吹雪の時を思い出すと、とても同じ駅とは思えない。

鉄道関係の従業員の宿舎だろうか。

無音だ。

どこまでも白い。

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