サンモリッツとツェルマットでスキー(2010年冬)
プラトー・ローザでスイスとイタリアの国境を越え、イタリアのチェルヴィニアまで滑走し、チェルヴィニアでスパゲティを食べた。その後、ゴンドラ等を乗り継いでスイスに戻り、氷河ゲレンデを滑走した。
スイスとイタリア国境にあるプラトー・ローザで記念撮影。さあ、イタリアのチェルヴィニアまで滑り降りるぞ!
最初に滑り始めたクラインマッターホルン[Klein Matterhorn/3883m]からイタリアのチェルヴィニア[2050m]までの標高差1833m。
13時11分、チェルヴィニアのスキー場を滑る。滑る人が多いからか、気温が高いからか、雪が柔らかく、雪面が凸凹している。
雲海の向こうにもイタリアアルプスの山が連なっている。
TAKUTAKUも慣れてきて、がんがん滑り降りる。
中級コースを気持ちよく滑る。イタリア側も空いている。
マッターホルンの形がまた変わってきた。
森林限界より下の方へ下ってきたので、木が茂っている。
チェルヴィニアのホテルや貸別荘が見える。
まもなく、チェルヴィニアに到着する。
13時52分にチェルヴィニア到着
せっかく、イタリアに来たのだから、スパゲッティが食べたい。
TADAがおいしそうなレストランを探してくれた。ゴンドラ駅近くのホテルアストリアのレストランだ。
おなかがぺこぺこだ。TAKUTAKUはパンにかぶりつく。
スープ2杯とスパゲッティを3皿注文する。
さすがイタリア、どれもこれも美味しかった。中でも、このトマトソースが飛びきりだ。
もうすぐ。15時なので、昼にしては時間が遅く、お客はほとんどいない。
会計を頼むと、クレジットカードの機械がこれれているので、現金で支払ってくれと言われる。たまたま、ユーロを持参していたので、なんとか払えた。イタリアなので、スイスフランが使えないということを失念していた。これからは気をつけよう。
レストランの入り口。
昼食をとったホテルアストリア。外見はごく普通で今ひとつ。
マッターホルンの形がまた変わっている。モンテ・チェルビーノだ。
ホテルの建物がたくさん建っている。
ロープウエイやゴンドラを乗り継いでスイスへ戻る。
ダム湖が見える。
ロープウエイは満員だった。15時を過ぎていたので、スイスに戻る人がたくさん乗車していのだろう。
15時39分、国境に到着する。さあ、ツェルマットへ戻ろう。
ツェルマットの氷河ゲレンデを滑り降りる。とてもなだらかな斜面だ。
気持ちがよい。
朝から滑り続けているので、子供たちは疲れているだろうが、快調に滑り続ける。
マッターホルンが近い。
雄大な山々を眺めながら滑るのが楽しい。
まもなく16時なので、日がかげってきた。スイスの昼は短い。
氷河ゲレンデは幅が広くなだらかである。直滑降でないと止まってしまうところもある。
まもなく、トロッケナーシュテーク[Trockener Steg/2939m]。ここからクラインマッターホルン[Klein Matterhorn/3883m]へのロープウェイが出ている。
ツィナールロートホルン[Zinalrothorn/4221m]
ヴァイスホルン[Weisshorn/4505m]。
リムプフィッシュホルンとシュタールホルン(たぶん)
モンテ・ローザ[Monte Rosa/4634m]の最高峰デュフールスピッツェ。
モンテローザが一段と大きく見える。
山々の形がゴルナーグラートから見るのと違って、これもまた、楽しい。
マッターホルンに向かって滑る。
フルグ[Furgg/2432m]まで、滑り降りる。ここからシュヴァルツゼー[Schwarzsee/2582m]に上らないと、ツェルマットに戻れない。フルグ[Furgg/2432m]から直接ツェルマットへ戻るコースは上級コースだ。
マッターホルンを回り込むようにコースが続く。先ほどまではマッターホルンの東面を見ながら滑っていたが、今は北面の下を滑っている。立ち止まって山を眺めたい気持ちが強くなるが、時刻は16時30分を過ぎている。帰りを急がなくてはならない。
フーリ[Furi/1867m]を通過する。フーリから先は林間コースだ。林間コースなので人が少なくなり、日が陰ってきたので、心細くなる。
心細くなってきたときに、上り斜面が現れた。コースの表示はしばらく見ていない。この先にもコース表示はない。しかし、道が分かれているところを、通った記憶もない。
引き返してみるが、展望が開けない。困っていると、後ろから、ツェルマットはこっちだよと。自信を持って言い切るスキーヤーが通過していった。よし、上り坂でも前へ進もう。何度も、上ったり下ったりを繰り返しツェルマットへ向かう。自分が上るだけなら、大した斜面ではないが、子供を背中から押しながら進まなければならないので大変だ。
17時25分に滑走終了。クライン・マッターホルン方面のゴンドラ駅の下に着くが、あてにしていた村内バスは17時6分で終了していた。
村内バスの営業時間が終わっていたので、タクシーに乗車するか自分の足で進むかに迷う。結局、自分たちの足で帰ることに決める。後で分かったことだが、他の路線のバスはまだ走っていたので、違うバス停へ行けばよかった。
路上に雪がたっぷり積もっているので、スキーを履いたまま宿へ向かう。TAKUTAKUを押しながら進むがTAKUTAKUは足が痛いと言って、なかなか進まない。一日滑り続けたので疲れたのだろう。NAOMIは黙々と進む。18時25分、HAUS ARBGRATの部屋に疲れきって到着。もう、一歩も前には進めない。20時30分に全員就寝する。
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