サンモリッツとツェルマットでスキー(2010年冬)

ポストバスでプロモントーニョ経由ソーリオへ(2010年12月26日)

サンモリッツからマローヤ峠を通って、プロモントーニョまでポストバスに乗った。冬のブレガリアの谷はとても静かだった。

サンモリッツ駅からマローヤへ

サン・モリッツ駅からポストバスに乗車する。一番前の座席に子供たちは座ることができたので、上機嫌だ。運転手のように景色がよく見える席だ。

雪が断続的に降っているので、どこもかしこも白い。

シルヴァプラーナ[Silvaplana]の郵便局前。

夏にはここで散歩して、昼食をとったこともある。

少し前を除雪車が通っていった。

10時32分、シルス・マリアのバス停

ニーチェ博物館の前を通る。

冬でもフェックス谷へ向かう馬車が営業している。馬が白い息を吐いて、客を待っている。

シルス湖[Silsersee/1797m]が見えてきたが、視界はよくない。

10時50分。雪道をバスは快調に走り続け、マローヤの村を過ぎ、マローヤ峠へ向かう。

マローヤ峠からヴァル・ブレガリアへ

マローヤ峠のホテルは冬の間、休業しているようだ。峠を越し、バスは下りはじめる。雪を跳ね飛ばしながら、面白いほど軽やかに走る。

つづら折りの下り道がつづく。自分が運転すると思うと怖ろしいが、バスに乗っているので気楽で楽しい。ところどころに、上れなくなり、チェーンを装着するために停車している車がある。

マローヤのベルヴェデーレ塔[Turm Belvedere]が見える。セガンティーニが住みたがっていたお城だ。

つづら折りの道を下り終わる。

気が付くと乗客は私たちだけだ。

ヴァル・ブレガリア(ブレガリア谷)[Val Bregaglia (Bergell )]に入ると観光地色がなくなり、冬の寒村の風景が広がる。

バスは液晶ディスプレイに3つ先までのバス停を表示してくれるので、観光客にはありがたい。

罪人がさらされた鉄輪が民家の壁にあった。

道は文化財の間を縫うようにして通っている。村の中では、古い建物の前などで対向通行不能な広さの場所もあり、街並みや文化遺産をとても大事にしていることがわかる。

岩の門だ。一番前に乗車すると面白いものがたくさん見える。

ローマ時代の砦や街道跡がある。とても素敵だ。

ローマ時代の切通、、、、だと思う。

11時25分。プロモントーニョ[Promontogno]でソーリオ[Soglio]行きのバスに乗り換える。バスは、夏は大型バスだったが、冬は小さい。客は私たちだけだけだから、それで十分だ。

谷から小さなポストバスはソーリオ[Soglio]の村に向けて山道をカーブしながら15分ほど上る。

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