サンモリッツとツェルマットでスキー(2010年冬)
ヨーロッパで最も標高の高いクライン・マッターホルン展望台へ行った。天候がとても良く、モンブランなどフランスやイタリアの山々まで見渡せた。その後、イタリア国境まで滑走した。
トロッケナー・シュテークで目的の展望台クライン・マッターホルン[Klein Matterhorn/3883m]行きのロープウエイに乗るために列に並ぶ。このロープウエイでは、NAOMIが小さいときに、高山病になるからと、乗車を断られたことがある。TAKUTAKUが断られると、国境越えスキーを滑ってイタリアへ行くことが出来ない。どうか、見とがめられませんように。と祈りながらロープウエイを待つ。
12時20分、無事乗車できクラインマッターホルンに到着する。
高山病にならないように、TAKUTAKUに決して走るな。大声を出すなと注意する。
TAKUTAKUは気持ちが悪くなりそうと言うので、ベンチで待たせ、その間に急いでクラインマッターホルンの展望台へ上る。ロープウエイを降りた場所から、通路を30mほどすすみ、エレベータに乗る。その後、この階段を上ると展望台がある。息が切れるので、速くは上れない。
3883m!なんて高い展望台だろう。NAOMIは階段を上って息を切らせてしまったが、ご機嫌だ。
イタリア側に雲海が広がっている 。
ブライトホルン[Breithorn/4164m]の雪帽子がすぐ近くにある。手を伸ばせば触れそうだ。
どの方角を見ても、素晴らしい光景が広がっている。
あなたは誰? 私は、マッターホルン[Matterhorn/4478m]です。
どの山も格好いい。冬は空気がとても澄んでいる。
アルプス最高峰のモン・ブラン[Mont Blanc/4807m]もよく見える。
イタリア側のチェルヴィニアのスキー場。
北へ伸びるマッター谷[Mattertal]。
さらに高所へ向かう、Tバーリフトがあるが、運行していない。
天気が良く、気温が高いので、時の経つのを忘れて景色を楽しみたくなるが、TAKUTAKUが待っているので、急いで下る。
展望台から階段を降りる。
快晴なので、アルプスの雄大な景色を楽しむ人が多い。
土産物屋をのぞいた後、外へ出る。かつてブライトホルン[Breithorn/4164m]やポリュックス、カストールへ登ったときはここから歩き始めて、ここへ戻ってきた。
TAKUTAKUは元気いっぱいとは言えないが、何とか滑れそうだ。
Go!
ほとんど平らなので、進まないと、TAKUTAKUは不満げだ。後ろから押さないと進まない。
イタリア側へ行くために左に進む。
さっきまでいた、クラインマッターホルンの展望台がよく見える。
マッターホルンに向かって滑る。
もう少し、先まで滑ると左にコースが分かれている。氷河ゲレンデはなだらかだ。
コース案内に国旗が描かれている。いよいよ国境を越えてイタリアのスキー場を滑りまーす。
スイスイタリア国境を越えてわくわくしてくる。
イタリア側に雲海が広がっている。南の地中海から湿った空気が流れ込むのだろうか。
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