サンモリッツとツェルマットでスキー(2010年冬)

はじめてのスイス航空直行便(2010年12月23日)

ムーンライトながらで東京へ

冬のスイスへ 今年はTADAの仕事の関係で、夏に休みが取れず、冬のスイスへ行くこととなった。 NAOMIはスキーが滑れるが、TAKUTAKUはまだ一度もスキーをしたことがない。彼が滑れないと、スキーチーム、ハイキングチームと分かれなければならなくなり、楽しさが半減してしまうので、12月にスキーの特訓をした。
一回目は私のスキー板はまったく不要。レンタルしなければよかった。でも、TAKUTAKUはやる気は十分で、緩斜面は滑られるようになった。何度、TAKUTAKUのスキーを持って坂を歩いたことか。
二回目は、私が坂道を登ることに飽きてしまい。ゴンドラに乗せる。ワンワンのようにTAKUTAKUをつないで、滑る。雪がふかふかで、転んでも痛くない のが幸いだ。右にも左にも曲がれないし、ブレーキの利き具合もいまいちだが、怖がらずに滑るから、偉いものだ。大丈夫か!と思うほど早く滑る。意外に多く3回もゴンドラに乗り、少しだけだが曲がれるようになり、2回目終了。
三回目は、左右に曲がれるようになり、ブレーキも利いてきた。なんと、最後にはゴンドラ一本分、上から下まで最後まで、ワンワンの紐を繋がずに、滑り 通すことが出来た。途中、怖いところがあったが、「僕がんばる!」と言って滑り、とても格好よかった。怖がりTAKUTAKUが成長したものだ。 よし、これで、安心してスイスへ行くことが出来る。

12月23日の11時のフライトなので、前日、仕事の後に東京まで行くのは忙しすぎる。当日行くのはぎりぎりすぎて、リスクがありすぎる。 よって、 23時20分名古屋の夜行列車ムーンライトながらで行くことにする。仕事を終わらせ、保育園へ迎えに行って、風呂に入り、お雑煮と焼餅の食事をし、荷物の用意をして (スーツケース一つは用意していたが、もう一つは用意していなかった)、22時に出発だ。 冬の出発は重いスーツケースを持っていても汗をかかず快適だ。 子供たちが大きくなったので、用意が楽になった。NAOMIは冬休みの宿題を、終業式から帰ってきてから、ほとんど終わらせたし、TAKUTAKUは私た ちが用意している間、1年1組シリーズの本を読んで、静かにしていてくれた。いつもとは違って、ゆとりのある出発となった。

名古屋駅でトイレを済ませ、ムーンライトながらを待つ。寒いな。
3番線には、大きなかばんを持って東京まで行くと思われる人が続々と集まってくる。

名古屋駅に仕事帰りの男女がたくさんいることに驚く、幸せなことに、私はこんな時間まで仕事をしたのは、一度だけだ。皆様、お疲れ様 です。TADAは0時20分名古屋発の列車で帰宅したことが何度もあるといっている。そのとき私は夢の中なので、存じません。

23時18分ムーンライトながらが3番線に入線する。L特急の車両だ。おーまだ、現役だったのだ。昼間にはすっかり見ることのなくなった、ずしりと質感のある車体 がぐんぐん近づく。旅情をかきたてられる。ホームページで車両の写真はチェックしていたが、実際に目にすると感激だ。

通過が大好きなTAKUTAKUは、名古屋から豊橋まで一度も止まらないということに、強く興奮を覚えてい る。とうに0時を過ぎているが、金山通過、大府通過、刈谷通過!とご機嫌だ。そろそろ、疲れが見えてきたので、眠らせる。 -8時間の時差ぼけ対策としてはまあまあな滑り出しだ。2,3日前からほっぺは真っ赤で、微熱が出ており、今日は口角が切れている。寝不足で、病気に なられては困る。
TAKUTAKUは抱っこで眠ればよいと思って、席は取らなかったが、いつの間にか大きくなっていて、抱っこをして眠っていると、ずり落ちる。古新聞でも 持ってきて、足元に転がせばよかったかも、と思う。TAKUTAKUを何度も抱きなおしながら、眠るので、なかなかぐっすり眠れない。 隣でNAOMIはぐっすり眠っている。 モハ車両だったので、車両の一番前に座ったTADAはギアの音がうるさくて眠りにくかったと文句を言っていた。

5時10分、東京駅到着。ムーンライトながら、ありがとう。

またお会いしたいですね。

彼は回送して行ってしまった。

向かいのホームに新型特急車両を使用した静岡駅普通の車両が停車している。時間つぶしに品川まで乗車する。 まだ5時なのに列車に乗車している人の多さに驚く。この時間、名古屋ではまだ、始発列車が動き始めたかどうかで、人はほとんど駅にいないのに、東京では人 人人。東京では遠くまで仕事に行く人が多いのか、それとも早くから仕事が始まるとことが多いのか、、、どうなのだろう。

成田空港から出国

品川から東京駅に戻る。

6時を過ぎたので、一段と人が増える。

快速エアポート成田に乗車する。今日は青春18切符を使っているので、得した気分だ。 この列車の座席もほぼ満席なので驚く。 子供たちは眠らせる。

7時40分、成田空港駅に到着する。

成田エクスプレスが停車している。素敵だ。

乗車していないが記念撮影。

チェックインを先に済ませたかったが、チェックインは8時40分からなので、30分も待たなければならない。先にレストランで朝ごはんをいただく。どの店もうどんやそばが約900円からという価格帯だ。和食の店は何件もあるが、どこも似たような店だ。 TADAと私は牡蠣フライ定食、NAOMIは生姜焼き定食、TAKUTAKUはきつねうどんだ。どれもおいしかった。 私が作る生姜焼きはすりおろした生姜と肉を一緒に焼くものだが、この店のものは、焼いた肉の上に生姜の千切りが乗せてある。これが東京流?どうでもいいことだ。

9時10分、さあ、チェックインだ。窓際の席がよかったが、中央の席しか残っておらず、残念だ。子供たちに離着陸のとき、景色を見せたかった。
32kg以上の荷物は貨物扱いになり、別料金になると言われて、荷物の移し替えをする。

11時10分、定刻に飛行機は動き出す。初めて、スイスエアーでスイスへ向かう。直行便だ。
一度、破綻しただけはある、と思わせるサービス だった。十分なサービスだか、食事メニューが配られなかったり、余分なものは省いていると感じられる。 子供たちは、おもちゃをもらってご機嫌だ、しかし、前回、前々回のトルコ航空、エミレーツ航空と比べると、質素だったため、TAKUTAKUは「ぬいぐる みがないね、次はイスタンブールに行ってから、スイスに行きたい」と言っている。

NAOMIにはパズルと字を何度も書けるおもちゃ。TAKUTAKUには塗り絵2種類と、色鉛筆だ。NAOMIは喜んでいるようだ。
NAOMIは算数の勉強をしたり、ビデオを見たり、もらったパズルで時間を過ごす。TAKUTAKUはトムとジェリーを何度も何度も見ている、それでも怖いところでは目を閉じ たり、足をばたばたさせたりと、興奮していて、面白い。NAOMIはトムとジェリーを見て、ビック!と体をさせたり、爆笑している。トムと ジェリーを見るより、見ている子供たちを見ているほうが面白い。

一度目の食事は、メインメニューはチキンカレーとクリームパスタから選択したものと、そばとサラダとデザート。私たちはチキンカレーを選ぶ。温野菜とカレーライス が美味しかった。他の会社との違いは、フルーツがなく、デザートが袋菓子のチョコパイであることだ。 フルーツもデザートも特に食べたいわけではないので、これでよい。 さっぱりしているのは、破綻したことがあるからなのか、それとも前回飛行機に乗ったのは約1年半前なので、どこの会社も切り詰めているのか、どっちなのだろう?

飲み物にポカリスエットがあることがよい事だ。飛行機の中は乾燥するから、いつもは飲ませないが子供たちにも飲ませる。私は炭酸水があったのがうれしく て、いつも炭酸水をいただく。 途中で、おにぎりとアイスクリームが配られる。 順調に飛行機は飛び続け、着陸約2時間前にもう一度食事だ。
焼きそばがとっても美味しい。感激だ。NAOMIもTAKUTAKUも夢中で食べていた。この 焼きそばは私が今ままで食べた機内食の中で、5本の指に入ると思う。

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