サンモリッツとツェルマットでスキー(2010年冬)

ゴルナーグラート鉄道の始発に乗って、ゴルナーグラートで日の出を見た。空が赤く染まり、マッターホルンやヴァイスホルンに光が当たり、夜が明けた。

3時30分にTADAが起床する。6時 たぬ、NAOMI、TAKUTAKUを起床する。快晴なので、ゴルナーグラートからの日の出を楽しもうと、6時50分に滞在する貸アパートHAUS ARBGRATを出発する。スキーを手に駅へ行くと、「一番列車にはスキーを持って乗ってはいけない。」と駅員に言われる。「ゴルナーグラートで景色を楽しんで、コースがオープンしてから滑る」と訴えたが、ダメと言われる。しかたがないのでスキーを駅に置いて、乗車する。乗っている人は観光客でなくホテルなどの従業員がほとんどだ。



7時10分のゴルナーグラート行きに乗り、7時50分にゴルナーグラートに到着する。私たち以外、誰もいない。まだ暗いが天気は快晴だ。日の出が楽しみだ。



駅からゴルナーグラート・クルムホテルへの坂を上る。こんなに美しい景色なのに誰も外にいないのが不思議だ。

宿泊客は食事中だろうか、眠っているのだろうか。外から見るとホテルは静まりかえっている。

7時55分、空が赤くなってきた。



まだ、マッターホルンも眠っているようだ。

空の赤みが増してきた。





風もなく暖かい朝なので、景色をゆったり楽しむことが出来る。



ツィナールロートホルン[Zinalrothorn/4221m]に日があたりだした。

ヴァイスホルン[Weisshorn/4505m]も頂上が赤くなる。



マッターホルン[Matterhorn/4478m]も。




8時10分、赤みが薄れてくる。





ホテルの宿泊客は部屋からこの景色を楽しんでいるのだろうか。



陽が強くなり、光が透明になり、朝のショーは終わってしまった。



日の出をたっぷり味わったので、スキーで滑りたいところだが、残念ながら駅に板を置いてきたので、電車で下る。8時43分のゴルナーグラード発のツェルマット行きでツェルマットに戻る。



下り列車に乗客する客は他にいないので、好きな場所に座ることが出来る。当然、一番前の席に座る。



一番前の席で前のガラスに張り付いて、景色を楽しむ。



ゴミ箱を乗せた列車とすれ違う。きっと空のゴミ箱を上に運んで、ごみがたまったゴミ箱と交換するのだろう。



マッターホルンは明るい陽の下の方がすてきだ。







すれちがう上り列車は満席だ。







お客が多いので、列車が3編成次々に上っていく。

どの列車の乗客もにこにこ笑っている。



まもなくツェルマットに到着する。スキー板が盗まれていませんように。スキー板は幸い残っていた。9時36分にツェルマット発のゴルナーグラード行きにスキー板を持って乗る。


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