フィンスターアールホルン登山とスイス中部観光(2008年夏)
7月18日、仕事を終えて、 大急ぎで子どもたちを保育園と放課後学級へ迎えに行き、家に帰る。洗濯機を回し風呂に入る。朝、作っておいた鰻おにぎり(豪華でしょ!)とおかずを持ち、TADAの帰りを待ち、中部国際空港へ向かう。今年は終業式の日の出発なので、昨年と違ってドバイ[Dubai]行きのフライトに乗るための人がたくさん搭乗を待っている。
空港で両替をしている間、子供たちは搭乗口横の滑り台コーナーで遊んでいる。今年も新しい機体を期待していたが、昨年よりも古い機体だった。名古屋便にはそんなによい飛行機は使わないよ!ということか、、、残念だ。エミレーツ航空様、名古屋発毎日運行を止めないでください。
中部国際空港をEK315便に乗り出発し、機内食を食べた後、一眠りして、もう一度食事をすると飛行機の外がとても明るい、深夜でもお構いなしに電気がついていて車が走っているドバイ[Dubai]の市街だ。ドバイ[Dubai]空港に到着する。
時差の関係で7月19日はとても長い一日になるため、4時間のトランジットの間にもう一眠りする。この一眠りが効いて時差ぼけがうまく調整できた。ドバイ[Dubai]からチューリヒ[Zurich]行きのEK087便に乗り込む。ドバイからチューリヒ[Zurich]までは食事が1回。こちらのほう飛行時間が少し短い。子供たちは昨年同様ぬいぐるみを乗務員から貰い喜んで遊んでいる。
7月19日午後チューリヒ空港に到着し、荷物を押して税関を通り抜けると、TADAがアイガー登山のときに一緒になったOさんが出迎えてくださる。出迎えなんて初めてのことなので感激する。その上、私はOさんと初対面。一度お会いしてお礼が言いたかったので、とてもうれしい。Oさんの今年の登山の話を伺う。お茶でも飲みながらOさんとゆっくり話がしたい。しかし、グリンデルワルト[Grindelwald]まで移動しなければならないため、その時間がなく我慢する。Oさんありがとうございました。
チューリヒ空港駅[Zurich Flughafen]14時39分発の列車にぎりぎり間に合う。乗車の前にミグロでパンとバナナと水を購入する。
チューリヒ空港駅[Zurich Flughafen]からチューリヒ中央駅[Zurich Hauptbahnhof]に着いて電車を乗り換える。大きな顔のスイスの電車が入ってくる。 2階建てインターシティだ。写真には映っていないが反対側はRe460型機関車である。鉄道ファンのAKUTAKUは大喜びだ。
2階建てなので子供たちは大喜び。車内は空いている。
ドアが大きく開いて乗り降りしやすい。
初めてファミリーカーに乗車する。
ファミリーカーとは、子供の遊び場が車両の2階に付いている列車だ。時刻表にはマークがついている。私はおもちゃが置いてあるくらいにしか想像していなかった。
乗車してびっくり!
車両の中に滑り台がある。その隣にはハンドルがあり、操縦(特に何かが動くわけではない)するのが楽しい。ピカピカ光るボタンもある。電車に乗りながらハンドル操作ができるなんて、、子供たちは夢中になって遊ぶ。
チューリヒ中央駅[Zurich Haupybahnhof]付近には、車庫があり、車窓からさまざまな列車を見ることができて楽しい。
左はちょっとわからないが 中央がRe450型電気機関車、右がRABe523型電車だと思う。
Re4/4Ⅱ型電気機関車だと思う。
スイス時間の15時だが日本時間ではすでに22時を過ぎている。グリンデルワルト[Grindelwald]に着くころには日本時間の夜中の1時を過ぎていて食欲はなくなってしまうだろうから、電車の中でパンやバナナを食べさせる。
スイスの列車にはテーブルとゴミ箱が各席に付いている。
トゥーン[Thun]が近づくと、ユングフラウ三山がみえてきた。4年振りでとても懐かしい。
16時25分にトゥーン[Thun]に停車した。4年前とは違って、小さな熱烈な鉄道ファンがいるので鉄道車両もしっかり撮影する。これはレッチュベルク鉄道(BLS)の電車である。
スイス連邦鉄道(SBB)のRe6/6機関車(だと思う)も味がある。
列車はトゥーン[Thun]湖畔を走り、シュピーツ[Spiez]を経由してインターラーケン[Interlaken]へ向かう。
窓にはりついて車窓を楽しむたく。
インターラーケン[Interlaken]でスイス連邦鉄道(SBB)からベルナーオーバーラント鉄道(BOB)への乗り継いたが、荷物が多いのでホーム間の移動に時間がかかり、スーツケースを押しながらグリンデルワルト[Grindelwald]行きの車両(前半分が行き・後ろがグリンデルワルト行き)に向かい走っていると、駅員さんが「早く乗れ!チィ、時間に遅れるじゃないか!」という感じで舌を鳴らしていた。少し遅れたが、何とか乗車した。
シーニゲ・プラッテ鉄道(SPB)のラックレール、ウィルダースヴィル[Wilderswil]駅にて
シーニゲ・プラッテ鉄道(SPB)のレトロな客車。今回はたくと楽しみたい。
狭軌で幅が狭くてかわいい。
シーニゲ・プラッテ[Schinige Platte/1967m]へ向かってレトロな電気機関車が押す登山列車が発車していった。
ウィルダースヴィル[Wilderswil]の古い教会
列車はツヴァイリッチーネン[Zweilutschinen]に進入した。ここで前半分のラウターブルンネン[Lauterbrunnen]行きと後ろ半分のグリンデルワルト[Grindelwald]行きが切り離される。
ツヴァイリッチーネン[Zweilutschinen]の駅舎
列車はグリンデルワルト[Grindelwald]を目指す。途中にはリクエストストップの小さな駅がいくつかある。
ゴムボートで川くだりの準備をしているグループがいた。
シュヴァルツ・リュチネン川[Schwarze Lutschine]にあるとても味のある水力発電所。スイスの電力は水力と原子力のみで作られているらしい。
単線なので、列車のすれ違いは駅で行われる。
ブライトラウエネンの駅。
、グリンデルワルト[Grindelwald]に17時39分に到着する。4年ぶりのグリンデルワルト[Grindelwald]。お久しぶりです。今年もよろしくお願いします。
グリンデルワルトバスにも再会した。
貸し別荘に到着した。駅から5分位でメインストリートから少し入ったところである。近くてアイガーの眺めもよさそう。
手続きや説明を聞いた後、18時15分にCOOPへ行くが、営業時間は18時までですでに閉店していた。明日の日曜日も休業すると表示されている。がっかりだ。これから貸し別荘に入って2日間も買い物が出来ないと思って荷物の用意をしなければならないのか。前回来たときは日曜日も営業していたと記憶している。日曜日に営業してはならないと規則が厳しくなったのかな?
貸し別荘の内部はきれいで、とても快適に過ごせそう。時差ぼけで胃が動いていないので、食事はとらずに、20時30分に就寝した。
寝室が2つあるので、ゆったりと寝れそう。朝起きれば目の前はアイガー[Eiger/3970m]北壁。
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