フィンスターアールホルン登山とスイス中部観光(2008年夏)
TADAはベルナーアルプスの最高峰フィンスターアールホルンに登頂することができた。
フィンスターアールホルン小屋[Finsteraarhornhuette/3048m]で朝食をとり、暗いうちに出発した。いつでもパンとシリアルとお茶というのは山小屋のお約束である。いったん、北側に大きく回り込んでフィンスターアールホルンの山頂を目指す。6時頃、太陽が姿を表し、雪や氷河が赤く染まる。
7時頃には輝きは消えてしまった。登頂ルートは日陰なのでまだ暗い。
7時2分、ついに頂上の肩にまで到達した。 あと少しにおがここからまだ1時間近くかかった。
7時23分、登ってきた稜線を振り返る。
7時55分、フィンスターアールホルン[Finsteraarhorn/4274m]についに登頂した。
記念撮影をする。記念撮影後は山頂は狭いので少し離れたところで休憩した。
眼下にはきのう渡ってきて、今日も横切るフィッシャー氷河がある。
8時22分。後続の登山者が登ってくる。 30分くらい眺めを堪能したので下り始める。
下りは、ガイドのフランクに確保してもらいながら下るので、20分くらいで頂稜部から肩まで下った。
アレッチホルン[Aletschhorn/4195m]がきれいに見える。
9時46分、フィンスターアールホルン[Finsteraarhorn/4274m]の頂上が遠くにみえる。
岩場を離れて、広い雪原をひたすら下る。
フィッシャー氷河[Fieschergletscher]が目前にみえる高度まで下ってきた。 この氷河は、氷河特急の走るゴムス[Goms]の谷まで続いている。
10時49分、フィンスターアールホルン小屋[Finsteraarhornhuette/3048m]に戻ってきた。とてもいい小屋で名残惜しいが、デポした荷物を引き取り、昼食を食べる。
明日26日の天候が、悪そうなためか、時間がまだ早いためか誰もいない。
11時47分、コンコルディア小屋[Konkordiahütte/2850m]へ向けて出発する。
12時。フィッシャー氷河[Fieschergletscher]を横切り、コンコルディアプラッツ[Konkordiaplaz]に向かう。どこでも歩けそうに見えるが、クレバスや急斜面があるため、ガイドなしではルートファインディングが困難である。
フィッシャー氷河[Fieschergletscher]を渡り終わり、フィンスターアールホルン[Finsteraarhorn/4274m]を振り返る。
13時36分。山を越え、コンコルディアプラッツ[Konkordiaplaz] がみえてきた。
14時4分、コンコルディアプラッツ[Konkordiaplaz] に到着した。コンコルディア小屋[Konkordiahütte/2850m]はどこにあるかわからない。ガイドのフランクは、ユングフラウヨッホ[Jungfraujoch/3454m]とは反対側に歩いていく。
コンコルディア小屋[Konkordiahütte/2850m]はこの長ーい鉄階段の上にある。登るのも大変だし、明日はここを下ると思うとうんざりする。
14時50分、 コンコルディア小屋[Konkordiahütte/2850m]に到着した。
悪くはない、きれいな小屋だが、フィンスターアールホルン小屋[Finsteraarhornhuette/3048m]に比べると奥地ではないので少し俗な感じがした。
コンコルディア小屋は高台にあるので眼下にアレッチ氷河[Aletschgletscher]がとてもよくみえる。
アレッチ氷河[Grosser Aletschgletscher]の南側の展望台がみえる。 まだ行ったことはないが、アレッチ氷河[Aletschgletscher]体験としては今回の山行以上のものはないだろう。
コンコルディア小屋[Konkordiahütte/2850m]の全景。崖の上にあるので離れたところからの全景写真がとれなかった。
小屋に物資を補給するためのヘリコプターがやってきた。
ヘリコプターはゴミを積んで去っていく。
19時5分。夕食中である。明日の天気は悪いと予想されているが、氷河体験のトレッキング客を中心にかなりの宿泊者があった。食事はおいしかった。
20時55分。天候が悪化し、雲が多くなってきたので夕焼けは見えなかった。おやすみなさい。
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