フィンスターアールホルン登山とスイス中部観光(2008年夏)
ソロトゥルンから、スイス連邦鉄道(SBB)でビール/ビエンヌへ移動し、観光した。ここもとても素敵な旧市街があった。
11時20分にビール/ビエンヌ[Biel/Bienne]駅に到着した。ビール/ビエンヌ[Biel / Bienne]はビール湖[Bielersee/429m](ビエンヌ湖)の北端にあり、2ヶ国語併用が法律で定められた町である。13世紀にバーゼルの領主司教によって築かれた。オメガやスウォッチの本社がある。旧市街には15から18世紀の建物が残っている。
駅前のバーンホフ通り[Bahnhofstrasse]をまっすぐ進む。トロリーバスがたくさん走っている。TAKUTAKUは眠くなってきて、抱っこして欲しいが、靴にウンチが付いている。「抱っこー、してくれないよねー♪ウンチが付くからー♪」と歌を歌っている。
ニダウ通り[Niadaugasse]と交わったところに大きなバス停があり、屋根が付いたベンチがあるので、パンの昼ごはんを食べる。ここは中央広場[Zentralplatz]
重厚な建物とトロリーバスを見ながらパンを食べていると、雀が近寄ってきた。
駅前から旧市街へ向かって歩いているとロレックスのマークがとても目立つ。時計産業がさかんという感じがいかにもする。
ニダウ通り[Nidaugasse]を進み、旧市街は山手にあるので、カラフルな建物のある坂道を上る。旧市街に行くと道はブルグ通り[Burggasse]に名を変える。
ブルグ広場[Burg Platz]についた。司教の要塞があったというが今は見当たらないようだ。このあたりから旧市街の中心になる。
教区教会が見える。
ひっそりと静かだ。中世の雰囲気満点。
でも少し寂しいかも。
正義の女神の噴水。噴水の装飾が豪華だ。
カラフルな建物が多い。
騎士の噴水[Vennerbrunnen]。(1546年)
このあたりが、リンク[Ring]と呼ばれる広場。ビール/ビエンヌ[Biel / Bienne]の中心である。
カラフルな建物、豪華な装飾の噴水、優雅な看板と旧市街は華やかだ。
建物にはアーケードがある。
旧市街の外には車が走りやすい道路がある。TADAがケーブルカーを発見する。子供たちを喜ばせるために乗ることにする。
ケーブルカー乗り場に着いたところで、TAKUTAKUが「うんちー」とトイレコールをする。乗り場でトイレを探すが、ないので困った。キヨスクのような売店があるので、店の女性に「トイレはありませんか。」と聞くと「ない」とのつれない返事。困って子供の手を引いて歩き出すと、彼女が仕方がないねーという顔をしながら鍵を取り出し従業員用のトイレに連れて行ってくれる。助かったー。用を済まして、売店でチップを渡そうとするが受け取ってもらえない。申し訳ないので、イヴェルドン・レ・バンのミネラルウォーター「ALKINA YVERDON」を買う。
ケーブルカーの下の駅と教会が一緒になっているのかな?
FUNIC-BEというケーブルカー。ビール/ビエンヌ[Biel/Bienne]とLeubringen/Evilardを結んでいるようだ。真っ赤なピカピカの車両。走り始めるとすぐトンネルの中に入る。TAKUTAKUはお山に登るの?と期待している。
荷物を載せる場所がある。
上のLeubringen/Evilard駅に到着する。住宅街だった。このケーブルカーはきっと通勤用なんだろう。山に上ると期待していたTAKUTAKUはがっかりしている。
下りの車両も空いている。上の駅の駅員さんは私たちを見ると、満面の笑みでパンフレットは持っているか?と何種類も持ってきて絵葉書までくれる。そして、今日は天気が悪いが昨日はアルプスがきれいに見えたと話をしてくれる。きっと、観光客が珍しいのだろう。ありがたく絵葉書などをいただく。
最前部にかぶりつく子供たち。
13時30分、ビール/ビエンヌ[Biel/Bienne]に戻る。TADAとしてはもう少し旧市街が見たいところだがTAKUTAKUは眠たくてふらふらになっているので、バスでビール/ビエンヌ[Biel/Bienne]駅に戻ることにする。
バス停の案内板には次のバスが何分後に到着するかの案内表示がある。
バスに乗って席に座った次の瞬間にはTAKUTAKUは眠っていた。
バスの車窓から、もう少し見たかった旧市街を見る。
13時45分にビール/ビエンヌ[Biel/Bienne]駅に戻る。
子供たちが大好きな2階建て列車に乗ってベルン[Bern]経由でインターラーケン[Interlaken]に戻る。TAKUTAKUは眠ったままだ。
ベルナーオーバーラント鉄道(BOB)の以前の色の電車が停車していた。まだ走っているのかしら?
13時35分。インターラーケン[Interlaken]でベルナーオーバーラント鉄道(BOB)のグリンデルワルト行きに乗り換える。
ブリューニック線はいつ見ても可愛い。スイス連邦鉄道(SBB)から分離され、ルツェルン-シュタンス-エンゲルベルク鉄道(LSE)と合併して発足した中央鉄道(ZB)に移管されている。
車内に飾ってあるインターラーケン[Interlaken]の紋章。
インターラーケン[Interlaken]空港には掩体(えんたい)壕(戦時に空襲を受けた際、航空機を隠すための壕)がたくさんある。
ヴィルダースヴィル駅の車庫にシーニゲプラッテ鉄道(SPB)の客車が停車している。
シーニゲ・プラッテ鉄道(SPB)のラックレールと手動ポイント。
シーニゲ・プラッテ鉄道(SPB)の雪かきスカートを履いた機関車が可愛い。
子供たちも車窓を楽しむ。
踏み切りが開くのを待つ車の横を通り過ぎる。
列車が長いので、線路がカーブしている所では自分が乗っている車体が良く見える。列車はシュヴァルツ・リュチネン川[Schwarze Lutschine]の流れに沿って走る。
グリンデルワルト[Grindelwald]に近づくと、牧草地をクライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]へ登っていくヴェンゲルン・アルプ鉄道(WAB)鉄道の黄色と緑の列車が見え、楽しい。車両のカラーが風景と調和している。
バス停にグリンデルワルトバスが停車している。ポストバスではなく村が運営しているようだ。
16時40分、グリンデルワルトスポーツセンター内にあるガイド組合に到着。明日からのガイド登山の打ち合わせをする。前回は日本語が堪能なデボラさんにお世話になったが、ツェルマット[Zermatt]へ行ってしまったと噂に聞いている。今日はさわやかな青年が応対してくれる。日曜日は17時までしかガイド組合が開いていないので不便だ。
NAOMIはおもちゃコーナーで楽しむ。TAKUTAKUはママから離れない。
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