フィンスターアールホルン登山とスイス中部観光(2008年夏)

バーン・トレフ(スイス連邦鉄道・鉄道歴史センター)(2008年8月 1日)

インターラーケンにあるスイスの鉄道名所のジオラマを見て鉄道の歴史を学ぶことのできるバーン・トレフ(スイス連邦鉄道・鉄道歴史センター)に行った。

インターラーケンへ

今日はグリンデルワルト[Grindelwald]滞在最終日、張り切って観光するぞ!しかし天気は芳しくない。
インターラーケン・ヴェスト[Interlaken West]にあるスイス連邦鉄道の鉄道歴史センターへ行くつもりだ。

ツヴァイリッチーネン[Zweilutschinen]駅に到着すると、後ろからラウターブルンネン[Lauterbrunnen]から来た列車が静かに近づく。

そしてーガッチャンと連結する。毎回下車して楽しむ。連結したら慌てて車内に戻る。

10時にインターラーケン・オスト[InterlakenOst]駅に到着する。

インターラーケン・オスト[InterlakenOst]からインターラーケン・ヴェスト[Interlaken West]までは一駅だがドイツの新幹線であるICEに乗車する。何度乗ってもドキドキする。
運転席が高いところにある。

まだ、食堂車は営業していない。

もっとICEに乗っていたいが、一駅で下車し鉄道歴史センターへ向かう。
改札がないので、どこからでも駅の外へ出られる(というより、駅の外とか中という境がない。)ので快適だ。

大きなミグロ[MIGROS]がある。

ICEが発車した。

インターラーケン・ヴェスト[Interlaken West]駅から、線路脇の道路を南に5分ほど歩いた場所に鉄道歴史センターがある。
外見は大したことがない。

鉄道模型鑑賞

ルツェルン交通博物館[Verkehrshaus der Schweiz]に比べて全然期待していないが、とりあえず入場する。

入場して、びっくり!!息を呑む。多数のスイスの鉄道名所の巨大ジオラマが並んでいる。

子供用の券を入れると、券にスタンプを押す機械。

鉄道模型にじっと見とれてしまい。時を忘れる。

石橋の上を電車が通過すると興奮する。実際にある風景を再現して作られているので一段とワクワクする。

部屋の右から左へぐる~りと長距離を列車が走り抜ける。

日本語の表示があるのがうれしい。

奥の部屋には外国の景色がある。これはオランダ。チューリップ畑も見える。

昔の鉄道の映像が流れていた。1階だけでもこんなに充実している。もう、これだけで大満足だ。時間も予定よりオーバーしている。しかし、2階への案内の表示があるので行ってみる。

鉄道模型運転

2階はなんと、子供たちが模型を運転(操縦)できるコーナーだった。

自由に操縦できる列車は一つではない。ここにも、あそこにも、、、日本だったら長蛇の列だろうが、空いているので幸せだ。

夢中になる二人。

台の高さが子供にぴったり合っている。

電車の大好きなTAKUTAKUにとっては天国のような場所だ。いつまで操縦しても飽きず、離れようとしない。しかし、奥にもまだまだ操縦できる列車が走っているので、TAKUTAKUを説得して次へ進む。

このコーナーは人形が乗っている電車を走らせる。本物志向のTAKUTAKUには不評だ。

彼らも顔に、鉄道大好き!と書いてあった。

空いているから、思う存分楽しめる。

ほら、こんなに空いている。日本では考えられない。

こんなに立派な鉄道模型を自分で動かすことが出来るなんて、、、、しあわせだ。

この鉄道はハンドルをくるくる回すことによって進む。

どれもこれも精緻だ。

時間が無くなったのでほとんど見なかったが、写真やポスターの展示もある。

パンタグラフの展示

このコーナーは、
1、券売機で飲み物の券を購入する。
2、貨物列車に飲み物券を積載する。
3、飲み物ができあがると列車が飲み物を運ぶ。
4、鉄道のシートに座った客が飲み物を受け取り飲む。
というシステムだ。
三両目の貨車が飲み物を運ぶ。
後で知ったが、日本でも注文をすると、列車が寿司を運ぶ100円寿司の店があるそうだ。

飲み物を運ぶ列車はとても可愛かった。今は何も運んでいない。

3編成も自由に動かすことが出来る。

グッズを買って退場

1階に下りる。鉄道模型の列車はジオラマのところだけでなく、部屋の隅から隅、上を見上げても走っている。

人が増えてきた。

ギフトショップ。SBBの列車のペーパークラフトなどを購入した。

鉄道歴史センターを出ると、既に12時になっていた。当初1時間くらい滞在する予定だったが遅くなってしまった。とても充実した内容なので鉄道が好きな人は一日でも楽しむことができる。(注意:鉄道歴史センターは2008年10月で閉館したとのことでとても残念である。インターラーケンではなく、他の都市でもかまわないので是非再建してもらいたい。)

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