フィンスターアールホルン登山とスイス中部観光(2008年夏)
グリンデルワルトから見えるアイガーは朝、とても赤く染まった。子連れでユングフラウヨッホに行き、TADAはフィンスターアールホルンヘ登山に向かい、たぬは子供たちと一緒にユングフラウ鉄道で下った。
いよいよ、今日はたぬが山から戻り、TADAがフィンスターアールホルンヘ向かう日だ。朝6時に起きると、雲ひとつない快晴であった。貸アパートのテラスから、山々が赤く染まり、光があたっていくのを眺めて楽しむ。
アイガーのミッテルレギ小屋もよくみえる。
8時30分、朝食後、準備を整えて、クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]経由でユングフラウヨッホ[Jungfraujoch/3454m]へ向かうため、グリンデルワルト駅に行く。
たくさんの人がヴェンゲルン・アルプ鉄道(WAB)の列車を待っている。
みんな争うように乗り込むが、最後尾は意外に空いている。グルント[Grund]でスイッチバックするから、実は最後尾こそがすぐに先頭になるのだ。
グリンデルワルト[Grindelwald]を発車し、急な坂を下り、すぐにグリンデルワルト・グルント駅に到着した。
ラックレールのポイントはとても面白い。
グルントにはヴェンゲルン・アルプ鉄道(WAB)の車庫がある。
運転席の後ろにへばりついて、「世界の車窓から」を実感し、運転手気分になる4歳。
ヴェンゲルン・アルプ鉄道(WAB)は単線と複線区間の両方がある。
途中にWABの電車をモチーフにした滑り台があった。「まっきいれい(WABの電車のこと)のすべりだいだ。すべりたーい」
ここまではとても楽しかったが、、、、、
クライネシャイデックに到着した。快晴のTOP OF EUROPE(ユングフラウヨッホ駅[Jungfraujoch]へ向かおうとする人がひしめいている。ここからユングフラウ鉄道(JB)へ乗り換えである。とても混んでいるが、待ち合わせの時刻もあり、乗るしかない。
まともに座席に座れず、超満員電車の入口の階段にTADAは立ち、子2人は座りこむ。
途中でアイガーヴァント駅[Eigerwand]でアイガー北壁の窓から下界を覗く。当然、子供たちは大喜びだが、TAKUが酸素不足にならないようにだっこしているので大変である。
急いで列車に戻る。
アイスメーア駅[Eismeer] からは氷河を眺めることができる。
懐かしのミッテルレギ小屋が遠くに見えた。ミッテルレギ小屋へはへはここが最寄り駅となる。道はとても険しいが、、、、
優しい家族が椅子を分けてくれたので、なんとか座れた二人。
高度順応は大丈夫か不安をかかえながら、ユングフラウヨッホ[Jungfraujoch/3454m]へ向かう。特にTAKUがおかしくなったらすぐ下ってもらおう。
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