フィンスターアールホルン登山とスイス中部観光(2008年夏)

メンリッヒェンからクライネ・シャイデックへハイキング(2008年7月25日)

グリンデルワルトとヴェッターホルン

たぬと子供2人のお留守番組は、メンリッヒェンからクライネ・シャイデックまでハイキングをした。

メンリッヒェン展望台へ

たぬは5時に起床、子供たちは7時に起床する。今日も快晴。TADAのフィンスターアールホルン登山も成功するだろう。私たちは以前から歩きたかったが縁がなかった、メンリッヒェンからクライネシャイデックへのハイキングに出かけることにする。
その前に、昨日の夕ご飯が簡単だったので、朝ごはんをしっかりと食べさせる。私は朝一番で逆さアイガーを見に行きたかったが(バスは7時50分に発車する)間に合わなかった。
8時47分の電車でグルント[Grund]へ行き、メンリッヒェン[Mannlichen/2343m]へ向かうゴンドラに乗る。

子供たちはハイテンションだ。

今日もお目当ての黄色に乗る。(9時15分)
メンリッヒェンバーンのゴンドラはヨーロッパ最長で30分ほどかかる。

ユングフラウ

ユングフラウ[Jungfrau/4158m]に少し雲がかかっている。

10時少し前にメンリッヒェン[Mannlichen/2343m]に着く。まだ、人影は少ない。

今日も一通り遊ぶつもりらしい。

子供たちに遊具を一通り遊ばせる。

メンリッヒェンからクライネ・シャイデックへハイキング

10時15分、メンリッヒェン[Mannlichen/2343m]からクライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]へのハイキングへ出発だ。

登山中に作ってしまった靴擦れが痛い。しかし、景色が素晴らしいので我慢できる。

メンリッヒェン[Mannlichen/2343m]からクライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]へのハイキング道はとても歩きやすく、また、花が咲き乱れていてとても楽しい。

この道なら安心して子供も歩くことができる。

子供たちは咲いている花に興味を持った。

メンリッヒェン

TAKUTAKUのリュックにお菓子(芋けんぴ)を入れてきたら、食べたい食べたいとうるさい。歩き始めて30分も経っていないが、休憩をする。
ベンチに座り、メンリッヒェン頂上を振りかえると、パラグライダーが飛び立つところだ。
「私たちはお菓子を食べて待っているから、ママはパラグライダーで飛んできたら?」とNAOMIが言う。

なんて美しいのだろう。

オレンジ色のタンポポ。

ハイキング道はアイガー北壁を正面にして続く。

日陰に雪が残っていた。

子供たちは雪遊びを楽しむ。

景色の良いところにベンチと簡易トイレがある。丁度トイレに行きたかったので助かった。
景色の良いベンチに座って、おにぎりとブロッコリー、バナナのお弁当を食べる。

食べ終わると子供たちは石でケルン作りを始める。

できたー。石で家のようなものを作る。

クライネシャイデック-グリンデルワルトの線路が見えてきたからTAKUTAKUの士気が上がるだろうか?そろそろ、こどもたちには疲れ(飽き)が見えてきた。

私にとっては景色は素晴らしし、花もきれいで気分は最高だ。

アイガー頂上の雪原が良く見えて、懐かしい。今日は登っている人がいるかしら?頑張ってねー。

クライネシャイデックに近づく。ラウバーホルンからの眺めも素晴らしいだろう、しかし子供たちにこれ以上のハイキングは無理だろう。

一度、食べてみたいレストランの横を、今日も通過する。レストランには遊具があり、子供たちも入りたそうだ。

砂場を発見し、しばらく遊ぶ。

きれいな綿毛。まんまるだ。

水を見ると触らずにはいられないNAOMI。

アイガー北壁の下へ電車が向かう。

ウェンゲンそして再びメンリッヒェンへ

13時50分にクライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]に到着した。約4時間の長いハイキングだった。コースタイムの倍以上だ。しかし、リュックサックを背負ったTAKUTAKUはコースを歩ききった。よく頑張ったね。このコースは文句の付けようのないコースだ、スイスのハイキングコースはどこも素晴らしいが、ここも、お勧めだ。グリンデルワルトに半日以上滞在するなら、歩くべし。今日もソーセージとレシュティを食べる。

ユングフラウにかかった雲も晴れ一段と素晴らしい天気になった。

クライネシャイデックからの景色を楽しんだ後は、ヴェンゲンへ電車で向かう。

ヴェンゲン[Wengen]で下車する。新型低床車両だ。車掌が洋ナシにかぶりついて食べていた。子供たちにはそれが印象的だったようで、「車掌さんは何食べていたの?私(僕)も食べたい。」と何度も言っている。

ヴェンゲン[Wengen]駅。
ヴェンゲンも谷の反対側にあるミューレン[Murren]と同じくカーフリーの町だ。しかし、雰囲気は正反対だ。ミューレンは素朴な雰囲気だがヴェンゲンには高級感が漂う。スイスの町はそれぞれ個性があって楽しい。

電車の色が鮮やかだ。

ヴェンゲン[Wengen]からはロープウェーでメンリッヒェン[Mannlichen/2343m]へ戻る。ヴェンゲンからメンリッヒェンにかけての崖はいつ見ても恐ろしい。

ロープウェーが下りてきた。

客は少なく、私たちの他、日本人3人と外国人2人だけだった。

またまた、メンリッヒェンに到着する。昨日の夕方から三回目だ。

花が咲いて、緑に黄色が勝っている。

TAKUTAKUは飛行機になって駆けていく。そしてまた遊具で遊ぶ。

下りのゴンドラで、子供たちは絶叫!電車と違って他のお客がいないからいいよ。と言っていたが、他のゴンドラまで聞こえていたかもしれない。もし、そうだったらごめんなさい。

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