フィンスターアールホルン登山とスイス中部観光(2008年夏)
ルツェルンからアルト・ゴルダウ経由の登山鉄道でリギ山に行った。リギ山頂の展望台からフィーアヴァルトシュテッテ湖とルツェルンを眺めた。
朝、6時前に起きる。カペル橋の明かりはまだ灯っている。今日の天気は良さそうだ。リギ[Rigi/1750m]とピラトゥス[Pilatrus/2132m]へ行こう! リギ山はスイス最古の登山鉄道や山岳ホテルがあるなど山岳観光のパイオニアといえる。リギ鉄道(RB)1875年開通でヨーロッパで最初の登山列車だ。
この時間ににゼー橋[Seebrucke]橋を渡る車は少ない。しかし、船は動いている。
ホテルのテラスからの景色。ピラトゥス[Pilatrus/2132m]、カペル橋[Kapellbrucke]が美しい。午前6時30分にホテルを出る。
6時30分、静かな町を歩くのも楽しい。町に人影は少ない。
お掃除車が町をきれいにしている。TAKUTAKUは昨年夏の旅行以来、お掃除車が大好きだ。よくブロックでお掃除車を作って遊んでいる。
カペル橋[Kapellbrucke]の花がとても美しい。
朝、ホテルの部屋までジャージャーと大きな音が聞こえていた。何の音だろうかと不思議に思っていたが、今、なぞが解けた。大きな男の人が花に水をやっていた。
昨日から何度も見た景色だが、どの時間に見てもきれいだ。
ギュッチュホテルが朝日を浴びて輝いている。きっと素晴らしい朝焼けが見られたことだろう。
水を貰って元気いっぱいの花。
記念撮影。
午前7時。まだ、ゼー橋に車も人の姿も少ない。さあ出発しよう。
ルツェルン駅[Luzern Bahnhof]の2番線はとても遠い。駅に着いたのが発車時間ぎりぎりだったので、ホームを走らなければならなかった。
この機関車がかわいくて好きだ。しかし、どんどん新型に変わっているので、少なくなってきて残念だ。
ルツェルン交通博物館[Verkehrshaus der Schweiz]の前の駅を通り過ぎる。昨日はありがとう。
フィーアヴァルトシュテッター湖と町が美しい。
午前7時40分、アルトゴルダウ[Arth Goldau]駅に到着する。今から乗車する、リギ[Rigi/1750m]へ行く登山鉄道が上に見える。
アルトゴルダウ[Arth Goldau]駅をたくさんの列車が通過する。
ドイツの貨物列車が通過する。
とても長かった。
アルトゴルダウ[Arth Goldau]駅舎
リギ鉄道(RB)の駅。階段を登った上にホームがある。
アルトゴルダウ発のリギ鉄道(RB)の塗装は青色のグラデーションだ。わくわくしてくる。2両編成で出発する。登山鉄道としては珍しく標準軌のため列車が横長に感じられる。
ガタンゴトン。
もちろんラックレールだ。
山の下のほうの駅で乗降する客はほとんどいなかった。
青空と青い電車がマッチしている。
客車の幅が広いので、3列と2列のシートが並んでいてゆったりしている。
可愛い車両が展示されている。
あの家からの眺めは素晴らしいだろう。
途中の駅舎。小さい駅だがきちんと駅舎がある。
この駅ではハイカーがたくさん下車した。
ラックレールの付いた線路がまっすぐに延びている。
牧草地が広がる。
運転手は立って運転している。動物が出てきそうだから気が抜けない。
緑の中を線路が続く。
味のある途中の駅舎。
列車の前に荷台を付けて運んできた。途中の駅で一部をフォークリフトで降ろした。
頂上のひとつ前のリギ・シュタッフェル[Rigi Staffel]駅に何か施設があるようだ。
午前8時50分頂上到着。一緒にホテルへの荷物や郵便も到着する。
運転手と女性の車掌で荷物を台車に乗せて運んでいった。
見晴らしの良いリギ・クルム[Rigi Kulm]駅に停車している登山列車。
駅から頂上にある展望台まではすぐ近くだ。
展望台まではアスファルトで舗装されている。
展望台についた。TAKUTAKUはなぜかご機嫌斜めだが、NAOMIは頂上の石の上に座って楽しんでいる。
頂上からはツーク湖が良く見える。
今日は快晴という天気ではないので、遠景は霞んでいるが、近景が素晴らしい。
標高の高い展望台からの眺望とは違っていて、興奮する。
飛行機が着陸する少し前に、窓から見える景色と似ている。
フィーアヴァルトシュテッテ湖[Vierwaldstattersee/433m]もよく見える。
湖や牧草地、ルツェルンの町が下に広がり、まるで箱庭のように見える。近くにあるので色や形がくっきりと見え、とても楽しい。
ルツェルン[Luzern]に行って半日時間があれば、リギ[Rigi/1750m]へ行くことをお勧めする。リギはアプローチするリギ鉄道(RB)も、頂上からの景色も、とても素敵だ。この頂上はとても心が休まる。
濃い緑や薄い緑と、さまざま色が目や心を癒す。
山頂からのハイキング道がある。牧草地の中を歩き、湖が見えたりして、きっと気持ちが良いハイキングどうだろう。フィッツナウまでのコースは約8.2KM。
カシャ。
リギ[Rigi/1750m]頂上。アルプスにしては標高が低いがとても素晴らしい展望だ。3000m級の展望台に負けていない。
TAKUTAKUの機嫌がよくなり、記念撮影。
ルツェルン[Luzern]の街からも見える塔。
フィンスターアールホルン[Finsteraarhorn/4274m]が見えると書いてある。私には良く分からなかったが、NAOMIは見えた!と言っていた。
快晴だったらとてもきれいに見えたであろう。今日は遠くの山々は霞んでいて良く見えない。しかし、リギ山頂からの景色は近景がとてもきれいに見えて楽しめた。それだけでも大満足だ。
リギ[Rigi/1750m]山頂には花が少し咲いていた。
フィッツナウ[Vitznau]から登ってきた、赤い列車が停車している。
可愛い道標。
リギクルムホテル。スイスで初めてといわれる山岳ホテル。歴史のあるホテルだ。
頂上から駅への下りで、TAKUTAKUはキーンと飛行機になる。
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