フィンスターアールホルン登山とスイス中部観光(2008年夏)
フィルストから山々の眺めを楽しみ、いったんグリンデルワルトに戻った。その後、山岳鉄道とロープウェイを乗り継いでミューレンへ向かった。
フィルスト[First/2171m]からの眺めも素晴らしい。ここはグリンデルワルトからゴンドラに乗るだけで簡単に行くことができる。グリンデルワルト[Grindelwald]で少しでも時間があったらゴンドラに乗ることを勧める。夕方のほうが光が良い。
フィルスト[First/2171m]からはベルナーオーバーラント[Berner Oberland]最高峰のフィンスターアールホルンは隠れていて見えない。
ブスアルプ[Bussalp/1792m]へのハイキング道が見える。フィルストからバッハアルプゼーへ行き、その後ブスアルプまで行くハイキングを4年前にしたが、とても楽しいハイキングだった。
昼時だがレストランは空いている。フィルストからの景色は夕方の方が光が良いので、人が少ないのだろうか?
ゴンドラでグリンデルワルトまで下る。
きれいなゴンドラ乗り場。
ゴンドラ乗り場の横の家の花が色とりどりで、とてもきれいだった。
ゴンドラ乗り場も花が飾ってありきれいだ。
グリンデルワルトのシンボル、ヴェッターホルン[Wetterhorn/3701m]が鎮座している。
中央の箱のようなものは、昔のロープウェイ駅の跡である。
以前宿泊した貸しアパート。スイスの窓に飾られているベゴニアは虫除けの効果もあるらしい。
昼時なので、飲食店以外はどの店も昼休だ。観光客もハイキングに出かけているのでグリンデルワルト[Grindelwald]の町はとても静かだ。明日が建国記念日なので国旗が飾られている。
現在13時9分、これからミューレン[Murren]へ向かうことにする。
午後はグリンデルワルト[Grindelwald]駅から列車でラウターブルンネン[Lauterbrunnen]へ移動し、ミューレン[Murren]へ向かうことにする。
低床で乗りやすく、とてもきれいなベルナーオーバーラント鉄道(BOB)の新型車。インターラーケン[Interlaken]とグリンデルワルトを結ぶ線路を走っている。
グリンデルワルト[Grindelwald]駅からヴェッターホルン[Wetterhorn/3701m]がきれいに見える。右のヴェンゲルン・アルプ鉄道(WAB)はここからベルナーオーバーラント鉄道(BOB)と別れてグルント[Grund]まで下っていく。
グリンデルワルトとクライネシャイデックを結ぶヴェンゲルン・アルプ鉄道(WAB)を走る登山列車。アプト式のラックレールだが、急勾配を登る登山列車とは思えない長編成だ。どの列車も山と牧草地の緑色に映えるデザインで美しい。
グリンデルワルトからラウターブルンネンへ行くには、分岐点のツヴァイリッチーネン[Zweilutschinen]駅からインターラーケン・オスト[InterlakenOst]駅の間でラウターブルンネン[Lauterbrunnen]行きの列車に乗り換える必要がある。
ツヴァイリッチーネン[Zweilutschinen]駅で待つより、シーニゲ・プラッテ鉄道(SPB)の発着駅でもある中間のヴィルダースヴィール[Wilderswil]駅で待ったほうが楽しいので、ヴィルダースヴィル駅で列車を待つ。
列車を待つ間、シーニゲ・プラッテ鉄道(SPB)の車両を見て楽しむ。座席ごとの側面に扉があるのが特徴的だ。古い客車だが、全くそれを感じさせない。
今日は窓ガラスのない開放型の客車も運行するようだ。
電気機関車も小さくて可愛い豆機関車だ。あえてレトロな古い電気機関車を使っているがとれもきれいにしている。
ヴィルダースヴィール[Wilderswil]lの駅舎。駅の周りは散策しなかった。しかし、このあたりもとても素敵らしいエリアである、と日本に帰ってから知った。次回、来るときにはこの辺りの観光もしたい。
インターラーケン[Interlaken]発の列車の前半分に乗車する。間違って後ろ半分に乗るとグリンデルワルト[Grindelwald]へ戻ってしまう。
14時30分、ラウターブルンネン[Lauterbrunnen]駅着。
ラウターブルンネン[Lauterbrunnen]の駅からは、ヴェンゲン[Wengen]周りでクライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]、ユングフラウヨッホ[Jungfraujoch/3454m]へ行くことができるので、駅は大きく、たくさんの人で賑わっている。
ラウターブルンネン[Lauterbrunnen]駅から道路を挟んで向かい側にあるロープウエイ乗り場へ向かう。以前はケーブルカーだったが地すべりのため廃線になり、ロープウエイに替わっている。少し残念だ。
ロープウエイは2006年から運行している。
大きいロープウェイは満員だ。以前ケーブルカーが走っていた線路の上をロープウエイが登る。
ミューレン[Murren]には谷から通じる道がない。ここが日本と大きく違うところだろう。日本なら無理やりでも道路を通すことだろう。
落差約300m、ヨーロッパ第2の規模のシュタウプバッハの滝[Staubbachfall]。
私はかつて、この映像をビデオで見てスイスへ行こうと決めた。
高度が上がってきたので、ラウターブルンネン[Lauterbrunnen]の村が良く見える。
ロープウエイで崖の上まで上がるとグリッチュアルプ[Grutschalp]駅がある。
標高1481mのグリッチュアルプ[Grutschalp]駅からミューレン[Murren]まではラウターブルンネン・ミューレン山岳鉄道(BLM)に乗車する。たった一両の可愛い列車だ。
運転席のすぐ後ろに陣取って車窓を楽しむ。全長は4.3km 1891年開業。1世紀も前だ。なだらかな上り勾配を列車は進む。ほぼ水平なので、ラックレールは敷かれていない。TAKUTAKUは、運転台後ろにだっこされががらしがみついている。
左の車窓からユングフラウ[Jungfrau/4158m]三山が見渡せるので、とても楽しい17分の電車の旅だ。
ミューレン[Murren]から見るアイガー[Eiger/3970m]はグリンデルワルトから見るのとは角度が違うため、雰囲気が全く違っている。私はこの角度が大好きだ。
メンヒ[Monch/4099m]
ユングフラウ[Jungfrau/4158m]。少し雲がかかっているのが気になる。天気が悪くなりませんように。
ミューレン[Murren]からの来た逆方向の列車とすれ違う。
中間駅ヴィンターエックには素敵なレストランがある。この駅で降りてミューレン[Murren]まで歩くのもとても楽しいが、今日は電車でミューレン[Murren]まで行く。
14時55分、ミューレン[Murren]到着。ワクワクする。
TAKUTAKUの大好きなポイントがたくさんあり、大喜びだ。
NAOMI写真家が活躍中。
ミューレン[Murren]駅の駅舎。日差しが強い。
雲が増えてきたので心配だ。ミューレン[Murren]の村内をゆっくり歩いてアルメントフーベル[Allmendhubel/1907m]行きのケーブルカー乗り場に向かう。
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