グリンデルワルトハイキングとレマン湖地方観光(2011年夏)

ライヒェンバッハ滝とポストバスで峠越え(2011年7月23日)

アーレシュルフト渓谷を楽しんだ後、アーレ川沿いの道を歩き、シャーロック・ホームズ終焉の地ライヒェンバッハの滝へ向かう。

アーレ川に架かる橋。

アーレシュルフト西駅で、アーレシュルフト観光を終えた人が列車を待っている。

アーレシュルフト西駅を右手に見て、さらに西へ向かう。左手には民家が建っている。

花の咲いた牧草地の横の道路を歩く。黄、紫、白、、色とりどりの花々が可憐に咲いている。

左手前方から、滝のゴーゴーという水の音が聞こえる。

ライヒェンバッハの滝が見える。

ただ、歩いているだけだが、とても気分がよい。

ケーブルカー乗り場を示す道標がある。

アーレシュルフトの西側出口から、徒歩約20分でケーブルカー乗り場に到着する。

この鉄道は1899年(明治32年)6月1日に開通した。 現在は、5月中旬から10月初めまでは9:00~11:45と13:15~17:45、6月から月までは9:00~18:00に15分間隔で営業 している。

可愛い木製ケーブルカーに乗れるので興奮している。1998年に開業当時の写真を元に忠実に車両を再現したという。

ケーブルカーが急勾配をグングン上る。下の景色の見晴らしがよい。視界を遮るものがなく気持ちがよい。

鉄道距離714m、高度差244m。

下りには誰も乗車していない。

下に川が流れている。

どんどん気分が高揚してくる。

走行時間7分で頂上駅に到着する。

ライヘンバッハの滝。落差は120メートル。

爆音を轟かせているので、話す声が聞こえない。大声を張り上げないと話が出来ない。

飛沫がかかるのでカッパが役に立つ。

滝の上に上る道が続いているので、坂を上る。

上るにつれて、滝を見る角度が変わる。

小説家コナン・ドイルがシャーロック・ホームズの終焉の地に選んだだけのことはある。迫力満点の滝だ。ここでシャーロック・ホームズと彼の宿敵で あるモリアーティ教授が闘った。

滝の上の方まで来た。

ハスリ谷を見下ろす。

滝から少し離れて歩く。 楽しい山道だ。

滝の真上に来た。足元から、大量の水が流れ落ちるので、吸い込まれそうだ。

怖い。 上から滝を見ると下から見上げるより、高度差が大きく感じられる。

子供たちも興奮している。

さらに上る。

滝上にあるレストランの敷地で鶏が飼われている。

山道を上った先には、可愛いレストランがある。道路へ出るとマイリンゲンとグリンデルワルトを結ぶポストバスのバス停に着く。(14時50 分)

レストラン前のバス停でバスを待つ。40分も待った。こんなに待つなら何か飲めば良かった。

おー、やっとバスが来た。きれいな黄色のポストバスだ。

10年前から通りたいと思い続けていた、グローセシャイデックの峠越えの道でグリンデルワルトへ戻る。 15時32分、Zwirigiのバス停から2分遅れポストバスに乗車する。

子供たちは一番前の席に陣取る。

ラッパの音を響かせながらバスは進む。

自転車で峠を越える人もいる。

道幅が狭いので。譲り合わないとすれ違いが出来ない。私では通行できないだろう。

突然、氷河が目の前に現れた。カメラを構えると、バスの速度が落ちた。初めは偶然スピードダウンしたと思ったが、カメラを構えるたびに、ゆっ くりにしてくれた。なんて親切な運転手さんなのだろう。 しかし、天気が悪い上、ガラス越しに写真を撮っているのでうまく撮れなかった。

川沿いを歩くハイカー。楽しそうだ。

大きなホテルが見えてきた。

天気は悪いが素晴らしい眺めだ。

シュヴァルツワルドアルプに15時56分に到着し、16時03分発のグリンデルワルトバスに乗り換える。(CHF38.4)

次のバスも一番前に乗れそうだ。

牧草地の中をバスは進む。

もぐもぐもぐ。

右に左にカーブしながら、バスは高度を上げグローセシャイデックに近づく。その名の通り大きな峠だ。

フロントガラスが大きく、景色が見やすい。

16時20分、グローセシャイデックに到着する。とても寒い。

出発までに時間があるが、寒いので車内で待つ。 ここまでサイクリングをしてきた人が乗車してきた。(なぜ、峠の上からバスに乗るかを尋ねれば良かった。)

グローセシャイデックからは下りだ。ラッパの音を響かせながらバスは進む。

グローセシャイデック近くでは様々な色の花が咲いている。

グリンデルワルトの村が眼下に広がる。素晴らしい眺めだ。

前方に牛発見。道路上に展開中だ。

徐々に距離が縮まる。

どうなるのだろうとわくわくしてたら、牛飼いが慌てることなくゆっくり と牛を小屋に向けて歩かせ、道路は通行可能になった。

逆方向のバスとすれ違う。

グリンデルワルトに近づく。

16時53分(時刻表より2分早い)にグリンデルワルトのバスターミナルに到着する。ガイド組合へ急ぐ。 ガイド組合のお姉さんが、「雪が深いので今は登山が出来ない。火曜日に再度ガイド組合に来て」と言う。 天気予報が貼られている。しばらく天気は悪そうだ。

ガイド組合の前の公園で子供たちを遊ばせておき、TADAと二人でコープで買い物をする。 コープの棚に並んでいる商品が少なく感じる。サンモリッツ[St.Moritz]やツェルマット[Zermatt]に比べて貸し別荘の数が少ない のだろうか。

17時28分、 オリーブオイル、塩、水、プチトマト、サラダ菜、にんじん、ソーセージ、マスタードなどを買う。(66.25CHF)

グリンデルワルトでの滞在先の貸しアパートへ向かう。

3年ぶりに訪れた別荘では、オーナーの赤ちゃんが大きくなっていて、弟が誕生していた。 我が家の子供たちも成長したなーと改めて感じる。

うどん、ソーセージ、サラダ(菜っ葉、プチトマト)、にんじんのオリーブ油焼の夕食を食べる。

天気が悪くアイガーが見えない。せっかくアイガービューの宿なのに、残念だ。 食事後、TADAが再度COOPで水、ウィンナー、アイスクリームなど16.25CHFを購入する。(19時)

この別荘には鍋などの調理道具がたっぷり備わっていて調理しやすい。しかし、包丁だけは小さくて使いづらい。他の別荘でも、いままで包丁が大き かったことはない。どうしてだろう。安全のためかな? TADA20時20分、TAKUTAKU20時30分、たぬとNAOMI21時就寝。

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