グリンデルワルトハイキングとレマン湖地方観光(2011年夏)

メンリッヒェンからクライネシャイデックへ(2011年7月27日)

ヴェッターホルン[Wetterhorn/3701m]にかかっていた雲が晴れた。

ロープウエイ乗り場まで来ると、雲が切れて、アイガー[Eiger/3970m]の姿がくっきりと見える。日本人ガイドがアイガーを指さし、おにぎりの形と客に説明している。言われてみればそのとおりだが、アイガー北壁を指しておにぎりとは、、、 おにぎりのイメージは、楽しいピクニックのお弁当。それに対して、アイガー北壁は人間の極限への挑戦。かけ離れている。

ゴンドラ乗り場のトイレの横に、こんなスペースを発見した。

子供達を遊具で遊ばせている間に、メンリッヒェンからの景色を楽しむ。

雲が晴れると、心も晴れる。

子供達は、とても楽しそうなので、早くハイキングに出発したいが、声をかけづらい。

9時50分、アイガーが見えているので再度予定を変更して、クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]へのハイキ ングへ出発する。

3年前と思うと子供たちがしっかり歩くようになったので、ハイキングが楽になった。

メンヒとユングフラウには雲がかかっているが、 ヴェッターホルン[Wetterhorn/3701m]とアイガー[Eiger/3970m]は 見えている。美しい。

三年前に、子供二人と私の三人で歩いたときは、まだTAKUTAKUが小さかったので、なかなか前に進まず、苦労したが、今は子供達のほうが 私より早く前に進む。

お花畑のハイキング道を進むのは楽しい。

日本人の団体ハイカーを抜かす。みなとても楽しそうだ。 幸せいっぱいの顔をしている。もちろん、私たちも幸せいっぱいだ。 みんなの喜ぶ顔を見ながらできる仕事なので、ハイキングガイドは楽しいだろうなー。

歩きやすいハイキング道だ。

アイガーにかかっていた雲が晴れ、おむすび型のアイガーが現れた。

グリンデルワルトの村とヴェッターホルン。日本でもポスターなどでよく見る景色だ。

おむすび型のアイガーに向かって南に延びていたハイキング道が西の方向へ折れるところに、ベンチが設置されている休憩に最適な場所がある。東 にヴェッターホルン、南にアイガー、西にも連なる山々が見渡せる。

雲が多いが、山が近いので山頂まで見える。

アイガーの麓を走る列車が可愛い。

ユングフラウ[Jungfrau/4158m]には雲がかかり始めた。

山だけでなく、私たちも見て!と花に呼びかけられた。

アイガー[Eiger/3970m]の角度が変わり、立体感が出てきた。

クライネ・シャイデックまではあと10分だ。

クライネ・シャイデックの手前のレストランの前に子供の遊び場がある。

どんどん雲が増している。

リフト型のブランコ。ブラーン、ブラーン

レストランの奥に展望台がある。山の砦のように見える。

展望台から見たクライネ・シャイデック。その名のとおり、小さな峠だ。

ちょうど、ヴェンゲルン・アルプ鉄道(WAB)の列車が発車した。

クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]から四方に道が延びている。

ガタン・ゴトン。

クライネ・シャイデックからは3つの方向に線路が延びている。グリンデルワルト[Grindelwald]とウェンゲン[Wengen]に向かうヴェンゲルン・アルプ鉄道(WAB)とユングフラウヨッホ[Jungfraujoch/3454m]に向かうユングフラウ鉄道(JB) 、それぞれの列車に個性があって楽しい。

約一時間半のハイキングを終え、11時15分にクライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]に到着した。 まもなくアイガー[Eiger/3970m]は雲の中に入ってしまった。他の山々の頂にも雲がかかっている。残念だ。

クライネ・シャイデックの賑わいを楽しみながらパンとサラミの食事を食べた後、アイガーグレッチャー[Eigergletscher]駅まで電車に乗り、 アイガーグレッチャー[Eigergletscher]からクライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]までハイキングをすることにする。

ユングフラウヨッホ[Jungfraujoch/3454m]へ向かう列車は満席だ。

グリンデルワルト[Grindelwald]へ向かう列車に乗客はほとんどいない。夕方はきっと混雑するだろう。

アイガー山頂が少しだけ顔を出した。

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