グリンデルワルトハイキングとレマン湖地方観光(2011年夏)

アイガーグレッチャーからクライネシャイデックへ(2011年7月27日)

クライネ・シャイデックからユングフラウ鉄道(JB)に乗ってアイガーグレッチャー[Eigergletscher]駅に向かう。この列車は パンタグラフが二つ並んでいる。

列車はほぼ満席だ。

12時10分、クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]」に向けて歩き始める。 アイガーグレッチャー駅で、槙有恒さんが寄付して今は移築されている旧アイガー・ミッテルレギ小屋の場所を日本人のハイキングガイドに尋ねたら、 とても親切に教えてくれた。 昨年までは アイガーグレッチャー駅より上のところに設置してあったが、今年、下に引っ越したということを、ハイキング道の途中にある小屋を指差して説明して くれた。 しかし、我らは違う小屋と間違えて話を聞いていた。 小屋に立ち寄って、中に入ろうと思っても、入り口に鍵がかかっている。窓から覗くと中に建築資材が置いてある。

アイガーは雲の中だが、アイガーを背にして歩くので気にならない。

花がたくさん咲いている。

氷河の白と雲の白が混ざりあっている。

3年前工事中だったところに、大きな湖が出来ている。

お花畑のハイキングが楽しい。 電車とお花を楽しみながら歩く。

これだ、これが旧アイガー・ミッテルレギ小屋だ。

ミッテルレギ小屋と書いてある。

今も使われているかのように展示されている。

中には入れないので、外から眺める。

小屋の前に置いてあるザックは展示物なのだろうか、それとも誰かの忘れ物なのだろうか?疑問だ。

花の咲く草原の中を歩くのが気持ちがよい。

雲が多いが、その分草花が元気だと思うと楽しみが増す。

黄色い花がたくさん咲いているので、草が黄緑色に見える。

天気が良ければ人造湖には逆さアイガーが写るだろう。 アイガーを映すためにあんな大きな湖を作ったのだろうか。 それとも、貯水池なのだろうか。 雪解け水が豊富な場所だから、貯水池は不要だろう。

湖畔にある教会のような建物には、アイガー北壁の登頂ルートの展示があった。

北壁の模型が設置されており、ボタンを押すと登頂ルート点灯する仕掛けだ。 アイガー好きなわれらには楽しい展示だ。 しかし、立ち寄る人は少なかった。

カメラが天井にくっついている。

暑い日には、裸足になってベンチに座って、山を楽しむといいのだろうが、今日は寒いし山が見えない。

エメラルドグリーンの湖面が美しい。

木の柱には、景色を眺めるための覗き穴が空いていた。

古い塗装のユングフラウ鉄道(JB)が通る。

13時30分、クライネ・シャイデック[Kleine Scheidegg/2061m]に到着する。

1時間20分のハイキングだった。

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