レマン湖・スイス西部観光とシャモニで登山(2007年夏)

ローザンヌ・坂の多い古都の大聖堂と旧市街(2007年7月26日)

ローザンヌのノートルダム大聖堂と旧市街

ローザンヌのフロン地区へ

ホテルにチェックインして荷物を置き、ローザンヌ旧市街のフロン地区へ向かう。メトロで行きたいところだが新路線の建設中(2008年開通予定)ですべての路線を運休しているため、メトロバスに乗る。 16時40分。

フロン地区でバスを降りる。高低差のある景色が美しいが下の方は工事が行われていた。

ローザンヌ[Lausanne]中心部。重厚な素敵な建物がたくさんある。

市内にはトラムが走行している。

カメラのキャップをジュネーヴで失ったのでホテルのフロントで教えてもらったカメラ屋”Inter Discount”へ行く。
残念ながらカメラのキャップは販売されていなかったが、壊れたSDカードの補充が出来たので良かった。
その店で、木でできた牧場おもちゃをTADAが見つける。49フランが29フランと値引きされている。しかし、大きいので買わなかった。(その後Inter Discountはチェーン店なので、他の町でも何度も店を見た。店を見るたびTADAの買いたい気持ちが膨らみ、とうとうシオンの町で買った。)

ローザンヌ旧市街を歩く

何の建物か分からないが素敵な建物がたくさん建っている。

商店街が続いていてたくさんの人が往来している。

テラスでお茶を楽しんでいる。 路上と言ってもアスファルトでなく石畳の上なので雰囲気がとても良い。きっとお茶も一段と美味しいだろう。
市庁舎の建物が見えてきた。

石鹸を売っていた。とてもカラフルで可愛い。

素敵な建物と石畳が続いているので歩いていてとても楽しい。

ローザンヌ市庁舎。建物が大きいが前のパリュ広場はあまり広くないので、建物を写真に収めるのが難しい。

スイス国旗の屋根(日除け?飾り?)が面白い。

市庁舎の近くに可愛い噴水がある。

TAKUTAKUは石畳の模様を線路に見立てて、自分が機関車になり、しゅっしゅぽっぽ!しゅっしゅぽっぽと走り出す。

お決まりの水触り。

NAOMIがコンパクトカメラでTAKUTAKUを撮影中。

とても素敵な屋根の付いた木の階段があった。この階段は大聖堂と市庁舎の前を繋いでいる。
「市への階段」と言われてラ・シテ(旧市街)の住民が買い物をするために往来していた階段だ。
とても素敵なのに青い傘と椅子が邪魔だ。

TAKUTAKUは登る気満々だ。

ノートルダム大聖堂を観光

屋根つきの中世から残っている階段を登っていくとタイムスリップした気持ちになる。
階段の上にはスイスにおける最も美しい教会とうたわれるノートルダム大聖堂(カテドラル)がある。12から13世紀にかけて建てられたゴシック様式の巨大な聖堂だ。

階段の途中に交差する道があり、また階段が始まる。

階段を上りきると、正面に素晴らしいノートルダム大聖堂の入口が待っている。 彫刻が見事な大聖堂の入口がある。カテドラルは1170年から100年余りかけて建設された。

鐘楼への会談は232段。上からはアルプスとレマン湖、ローザンヌの町並みの眺めが素晴らしいらしいが、16時30分を過ぎていたので登れなかった、、、残念だ。

南側のステンドグラス、”バラ窓”がとても美しかった。

バラ窓の他にもきれいなステンドグラスがたくさんある。

教会の前からレマン湖側の眺め。

ノートルダム大聖堂の前から見た屋根付き階段。

大聖堂周辺の散策と夕食

ノートルダム大聖堂の近くを散策する。

少し離れても大聖堂はきれいだ。

サン・メール城(ヴォー州の州庁舎)
14世紀から15世紀にかけて建てられた石造りの堅牢な城館。もともとはローザンヌの司教の館だった。
司教は市内だけでも、サン・メール城、湖畔にあるウーシー城、大聖堂横の司教の館(今はローザンヌ歴史博物館)の3つの住まいを持っていたらしい。司教の力が大きかったことがよく分かる。

別の角度から見たサン・メール城(州庁舎)

何の建物か分からないが色合いが可愛い。州庁舎の近くにあるから州庁舎の別館かしら?

素敵な館と木々の緑が調和して美しい。

レマン湖に向かって坂になっているのでどこにいてもレマン湖と 山が見える。

立派な館が多い。

大聖堂のバラ窓が外から見える。

NAOMIは町歩きをとても楽しんでいる。

ルネッサンス様式のリュミーヌ館。 館内には州立美術館、歴史・考古学博物館、地質学博物館、大学図書館など5つの博物館が入っている。外から建物を見ただけだが息を呑むほど美しかった。

建物はとても大きい。

リボンヌ広場にある正義の女神の噴水。リボンヌ広場はたくさんの人で賑わっていた。

夕食のレストランを探して歩く。早く食べさせないと時差ぼけが残っている子供たちが眠ってしまう。

探していたレストラン・マノーラ(Manora)を発見する。お腹が空いていたのでめちゃめちゃ嬉しい。 19時にレストランに入る。
もっと早く子供たちに夕ご飯を食べさせたかったが遅くなってしまった。

レストラン・マノーラ(の中。好きな料理を選んで清算するスタイルだ。パスタは麺が3種類、ソースが2種類、具が10種類ほどあり、好きなものを選ぶと目の前で調理をしてくれる。
グリル料理、サラダ、フレッシュジュースなどがあった。私たちはパスタと鶏肉のグリル、ソーセージ、付け合せの温野菜、スイカジュースをいただいた。パスタはアレルギー的にも心配なさそうなものだったので追加をして3皿も食べた。
量、味、値段どれも満足のいくものだった。/p>

いつも観光をしすぎて時間が足りない私たちにとって、このタイプのレストランは夕食の時間が短く済むのが嬉しい。普通のレストランで食べると、まず料理が出てくるまで時間がかかり、食べ終わった後、清算を頼んでからがまた長いためいつもいらいらしてしまう。日本みたいにレジへ行って清算がしたい。食べ終わると20時を過ぎてしまった。少し日が弱くなったとはいえまだまだ明るい。

お腹がいっぱいになったので、満足してウシー地区へバスで戻る。NAOMIはお腹がいっぱいになって苦しく、お腹をさすっている。

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コメント(3)

hayatumu :

たぬたぬさん、TADAさんこんにちは。
掲示板への書き込みはこれで2回目なんですが、前回のがまだ承認されていないようで(もうそろそろされるかな?)、
はじめましてと言った方が良いかもしれません。
レマン湖の向こうにモンブランの美しい稜線・・何度見ても
ため息の出るほど素晴らしい光景ですね!
私たちの行く時も天気に恵まれますようにと願ってやみません。
相談があります。ジュネーブから入りモントルーで2泊し、その後スイスをぐるりと周り再びジュネーブ空港から昼の便でアウトなんですが

最終日の宿泊地たぬたぬさんTADAさんならどの街を選びますか?
モントルー滞在中にラヴォーエクスプレスとチョコレートトレインに乗車予定で他のレマン湖沿いの街に行く予定はなく
メンバーは7歳3歳の子供と77歳の母なので忙しく動き回れません。
スイスではモントルー、トゥーン、ルツェルン、サンモリッツ、ツェルマットに滞在し、ジュネーブから空路で南仏へ行きます。
空港に近いので朝ゆっくりできるジュネーブと思うのですが、行ったことのないモージュ、ニヨン、ヴヴェイも捨てがたい・・
どこで何をしたいか、ホテルの基準はどうか、などにもよるので、こういった質問は答えにくいですよね。
なのでお2人がまたここを訪れたいという場所を教えて下さい。
大きな荷物はライゲゼペックを利用し空港で引き取ろうかなと考えてます。
しかしもしもの事を考えると前日の滞在地でもらっておく方が無難かなとも。荷物紛失といった話は聞かれたことがありますか?
長々と書いてしまいましたが、是非アドバイスお願いします。

はやつむ様 再度の書き込みありがとうございます。子供の年齢が我が家と同じでうれしいです。その上お母様も一緒に旅行ができるとはとても素敵ですね。私も親を誘っているのですが一緒に来てくれません。
お尋ねの件ですが、ジュネーブもいいし、ローザンヌ[Lausanne]も捨てがたい。モルジュ[Morges]、ニヨン[Nyon]、ヴヴェイ[Vevey]たちもかわいい町です。レマン湖[Lac Leman]沿いの町はどこも素敵で暮らしたくなり、どこももう一度行きたいです。私たちは旅行前にー
ジュネーブとレマン湖地方―山と湖に囲まれた安らぎの地 (旅名人ブックス)
鈴木 光子 旅名人編集室
日経BP企画 2006-09
(たぬたぬのHPのスイス・アルプス情報源ー観光・旅行ガイドの本のコーナーで書評を書いています。)ーこの本を読んで検討しました。
荷物についてはライゲゼペックで荷物を紛失したという話は私たちは聞いたことはあありませんがあり得る話と思います。旅行の計画、旅行本番とどちらも楽しんでくださいませ。

hayatumu :

たぬたぬさんお返事有難うございます。
ご紹介くださった本、ちょうど図書館から借りてきております!どの町も良さそうですね。じっくり検討します。
ありがとうございました。