コズミック稜を登る（2007年7月30日）

コズミック稜の岩登り

楽しく登っているところをガイドがとってくれた。

エギーユ・ド・ミディから出発してコズミック山稜を登る

朝8時に、ガイドの携帯に電話をして、今日コズミック山稜に登れるかどうかの確認をする。ちょうど電話をしたときにガイドがエギーユ・ド・ミディの展望台に天気の確認の電話をしていたので、日本人の奥様が電話に出た。
確認したところ良い天気との事だったので登れることになった。よかった。朝食後に待ち合わせのエギーユ・ド・ミディへのロープウェー乗り場へ向かう。
5年ぶりにエギーユ・ド・ミディへのロープウェーに乗る。5年前ははじめてのアルプス登山だったので緊張しながら乗って、とても混雑していたのでつぶされて倒れそうだったなーと懐かしく思い出した。

登山者の中に混じってクランポンを装着し、ガイドとアンザイレンをして最初の雪稜を下り始める。5年前のことがとても懐かしい。ガイドのジョエルは後で送ると約束した写真は送ってくれなかったが親切だったなー。懐かしいなー。10時に出発する。雲は多いが良い天気だ。

雪稜を下り始めると、前を歩く人の腰が引けてしまっていて、ゆっくりしか進まない。５年前ガイドのジョエルは横から抜かすよう指示したが、ガイドは何も言わないのでゆっくりゆっくりと下る。

懐かしい氷河上のトレッキングをしてコズミック山稜の登り口まで行く。

カメラで景色を撮影していたらガイドがたぬたぬを撮ってくれた。そのまま、彼が最後までカメラを持ち続け時々撮影してくれた。

ガイドの日本語は、「ちょうだいロープ」とカタコトだ。ニュアンスが違っていることが多く、正直言ってあれくらいなら英語を話してほしいと感じる。しかし、英語は一応話せるが、あまり得意でないようだ。スイスのガイドで英語が話せない人はいないが、フランスのガイドは英語が話せないガイドもいるそうだ。

登っているときにガイドに「GOOD」と褒められて気分良く登る。
休憩のときに岩登りは好きか？と聞かれ好きだと答える。その他にも岩登り用のシューズも持っているかとか聞かれたり、岩登りが上手だと褒め、たぬたぬの自尊心を満足させてくれた。
私って岩登りが上手になったのかしら？と思ってしまった。しかし、この後グランド･ジョラスへ行ってその自信はボコボコニなる。

氷河の上を歩いている人が豆粒のようだ。高度がある。
岩は少し大きいところもあるが、足を掛けたり、持つところがたくさんあるのでとても楽しく登ることができる。

格好の良いグランドジョラス。

グランドジョラスの前の雲を指差して、あそこに雲があるからグランドジョラスでは今強風が吹いていると教えてくれる。

エギーユ・ド・ミディの展望台が見える。

11時を過ぎているのでとても日が強い。

とても楽しい。

岩を登ったり、雪の上を歩いたり、高度順応と登山の予行練習としてはとても良いと思う。

ここは足を掛けるところまでが長く、体の小さい私には大変だった。

岩の割れ目の中を登る。とても楽しい。

コズミック山稜はロープウエーで登るだけで手ごろに楽しい岩登りが出来るので、お勧めだと思う。

天気が良いし、岩登りも楽しくって気分は最高！

とても楽しかったが最後ののぼりだ。 13時30分。とても楽しい3時間30分だった。

今回依頼したガイド

モンブラン

グランド・ジョラスさん待っててください。

エギーユ・ド・ミディの展望台の一つに到着する。今日の山登りは終了！楽しかった。 ガイドは登山中に「明日はグランド・ジョラス[les Grand Jorasses/4208m]の小屋へ行き、あさってグランド・ジョラスに登頂する予定だ。しかし、グランド・ジョラス登山はコンディションがデリケートで、気温が高いと危なくて登れない。」と何度も言っていた。

ガイドとの打ち合わせ

下りのロープウェーの中でガイドが「明日のことはヤス（神田さん)に通訳してもらって話がしたいからスネルスポーツへ行こう。」と言う。ロープウエーを降りるとガイドはエギーユ・ド・ミディの気温の予報が書いてある紙を念入りにチェックしている。

エギーユ・ド・ミディへのロープウェーの駐車場からガイドの車に乗って14時半ごろスネルスポーツへ行が、ヤスは不在だったので15時に再度待ち合わせをすることにする。私はTADAを呼びに一度宿に戻る。

ガイドとヤスと私たちの話し合いの中で、ガイドは「グランド・ジョラスはコンディションがデリケートだ。明日、山小屋へ行くが状況が悪いと登れない、引き返す。」としつこく繰り返す。そこへ日本人ガイドの長岡さんが自転車で店の前を通る。ガイドが彼を呼び止めてしばらく話を聞いている。その後、「じゃあ、明日行きましょう。」と言う。長岡さんが数日前にお客とグランドジョラスに登ったと聞いて気が変わったようだ。